【ネタバレ】ワールドトリガー 235話「遠征選抜試験㉜」あらすじ、ネタバレ

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ジャンプSQ 2023年8月号に掲載されているワールドトリガー 235話のネタバレ、感想です。

 

前回の記事はこちらです。水上隊は上位4チームに絞って対策を行う事にします。

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絵馬が鳩原の事で、本心を二宮にぶつける

諏訪7番隊の4日目のスコアに全員大満足

諏訪が見せてくれた4日目のスコアでは、諏訪7番隊は総合3位となっていて、メンバーから喜びの声が上がります。さらに諏訪が次のページを見るように言い、次のページを見るとそこには4日目単日の順位が記載されていました。

© 葦原大介 ワールドトリガー 235話より

 

4日目 単日で見ると、諏訪7番隊は1位でメンバー全員が気分いいと、大満足です。三雲が二宮隊と水上隊が苦戦していることを指摘すると、古寺がマジで包囲網敷いたのかもな、と諏訪が答えます。しかしその言葉を聞いた香取は、諏訪さんがけしかけたんじゃん、とツッコみます。

© 葦原大介 ワールドトリガー 235話より

若村11番隊は最下位を回避

一方、若村11番隊は4日目 単日で最下位でない事に驚いていました。二宮隊や水上隊は若村11番隊隊よりも戦闘シミュで勝ち星をあげていたので、課題点も含めた点数が若村11番隊隊よりも低い事に驚いています。細井はその理由を、諏訪隊から教えてもらった映像問題で質問文をカメラで撮る方法で獲得した点数のおかげで200点くらい得している事と、共通課題より分担課題の方が難しいので点数を稼ぐペースが遅くなっている事を挙げます。水上隊とかは既に共通課題が終わっていそうなので、課題で点数を稼ぐことが出来ず、結果的に若村11番隊は最下位を回避できたようです。色々と他所の事情が絡んでいるにせよ、昨日までのいい結果だ!と、若村はメンバーを励まし、明日は今日よりさらに上げていこう!と、全員に気合を入れます。

© 葦原大介 ワールドトリガー 235話より

柿崎3番隊は別役と影浦が落ち込み中

柿崎3番隊は4日目のスコアが総合10位とドベ2となってしまったので、別役と影浦が落ち込んでいました。別役は特別課題もなかったし、上層部に嫌われている、と勝手に思い込んでへこんでいました。影浦は、自分が課題でチームの足を引っ張っている、と言い落ち込んでいます。柿崎は戦闘試験 重視でメンバーを選んだから、デスクワークまで完璧にこなせとは言わない、と二人を励ましますが、それでも二人は落ち込んだままです。

© 葦原大介 ワールドトリガー 235話より

 

柿崎は別役に、太一はアイデアマンだから絶対役に立つタイミングが来る……って来馬先輩が言ってたし、とフォローし、藤丸も来馬先輩の期待をおめーが現実にするんだよ!と、別役に発破をかけます。影浦には犬飼が、頭脳労働はこっちに任せて、その分バトルで挽回すればいいんじゃないの?と、フォローしますが、影浦は馬鹿にされたの思ったのか、犬飼に噛みつきます。どうも影浦には思う所があるようで、ウチはもうバトルだけで食ってくわけにゃいかねーんだよ……、とつぶやきます。柿崎は重苦しい雰囲気を察して、一息つこうと言い、メシを作る事になり影浦の話は一旦終わります。

© 葦原大介 ワールドトリガー 235話より

水上は古寺6番隊のスコアに違和感を覚える

水上は224話の最後でも描かれていましたが、4日目のスコアを見て何か疑問を感じます。今に何か気になることでもあったのか?と、聞かれて、水上は流そうとしますが、メンバー全員からじっと見られて、水上は疑問に思った事を説明します。

© 葦原大介 ワールドトリガー 235話より

 

水上の予想では2位との点差は800点くらいに縮まると予想していましたが、実際は1071点差でした。予想よりも点差は水上隊に有利なのですが、古寺隊は4勝していて水上の予想では古寺隊は『3勝以下』で計算していたので、水上隊のリードが予想より広がっているのはおかしいということになり、そこに水上は疑問を感じていました。

© 葦原大介 ワールドトリガー 235話より

 

古寺隊が戦闘シミュ対策に時間を費やした分他の課題が進まなかった可能性や、照屋にA級評価がいっぱい入って点数を稼いだ可能性などをメンバーが言い、水上もその可能性もありうると答えます。水上は頭の中で、考え過ぎかもしれないが、この違和感は覚えておこう、と考えます。

© 葦原大介 ワールドトリガー 235話より

 

一方、古寺6番隊は戦闘シミュ3日間トータルで水上隊より点を稼げたのが大きい、と弧でえらが言い、本気で1位を狙おうとしています。そして、明日からはある程度分担課題を打ち込んでいかないと、スコアが不自然になる、と古寺は意味深な事を言います。奥寺も、じゃあ『仕事時間』中に解いた分は打ち込んでいくか?と、言っているので、何か裏で秘密の作戦を行っているようです。奥寺と木虎の意見を聞き、メインの作戦は継続しつつ、明日も獲れる所はしっかり獲っている方針でいきましょう、と古寺が言って打ち合わせを終えます。

© 葦原大介 ワールドトリガー 235話より

古寺6番隊は『分担課題』を早起きして解き、解答を貯めていた

モニタールームで古寺6番隊の様子を見ていた三輪と米屋が、古寺隊が逆転できる可能性について会話をしています。三輪は、古寺隊が日中にカメラで撮った『分担課題』を朝早起きして解き、それを最終日まで貯めておいて、最後にまとめて打ち込む作戦を実行しているので、逆転できる可能性はある、と言及しています。同じ三輪隊の月見蓮は、古寺は三輪隊にいる時より肝が据わって見える、責任がかかる立場の方が力を発揮するタイプだったようね、と古寺を評価しています。奈良坂も、古寺はいずれ自分のチームを持つことになる、と古寺を評価しています。

© 葦原大介 ワールドトリガー 235話より

 

二宮8番隊は、4日目を早めに切り上げて就寝する事にします。今日は雨取がカプセルの日で、カプセルで頭をぶつけた東が、雨取に起きる時に頭をぶつけないように気を付けろよ、と声を掛けています。絵馬が部屋を出ていく間際、雨取は絵馬に、明日はもっとがんばるからね、おやすみなさい、と声を掛けます。急に雨取から声を掛けられ戸惑いながらも、絵馬はお休みと返事をします。

© 葦原大介 ワールドトリガー 235話より

二宮に思っていた事をハッキリ言う絵馬

今日は二宮と絵馬が2人部屋のようですが、絵馬は二宮の『圧』がイヤなようで、居心地の悪さを感じていました。そこに二宮から今日は特別課題がなかったが、明日はどうなるか分からないから気を抜くなよ、と絵馬に注意が入ります。それをプレッシャーと感じた絵馬は、二宮の言い方は相手の気持ちを考えていない、だから今日雨取も困っていた、ともっと気を遣ってじゃべった方がいいと二宮に言い返します。さらに、別にこれは隊長と隊員とかの話でなく、1人の人間としての『客観的な意見』なんだけど、と絵馬は二宮に注文を付けます。

© 葦原大介 ワールドトリガー 235話より

 

それを聞いた二宮は深いため息をつくと、そういうことを考えていたんなら何でその場で言わなかった?お前自身が雨取をフォローすればよかっただろ、と絵馬に自分の考えを言います。そして、今日雨取の余裕が無くなってたのは俺だけのせいでない、と二宮は言います。自分が狙われて負けが込んでいる時に、友達がしかめっ面で黙り込んでたら、誰だって焦る、と二宮は絵馬に言います。

© 葦原大介 ワールドトリガー 235話より

 

絵馬は言い返そうとしますが、さっき雨取がもっとがんばると言っていた事を思い出し、二宮に言い返せなくなります。さらに、二宮は雨取の事は別にいいとしても、問題はお前だ、と言い、1人の人間として『客観的な意見』を注文通り言葉を尽くして、表情も乗せてしゃべってやる、と二宮は言い絵馬にダメ出しをします。

© 葦原大介 ワールドトリガー 235話より

絵馬に厳しいダメ出しをする二宮

絵馬に狙撃の才能だけで遠征に行くつもりか?と、二宮は聞き、今日のように雨取のピンチに「誰か何とかしろ」みたいな目で二宮の方をちらちら見る事しか出来ないような奴に、遠征選抜の席が用意されると本気で思ってんのか?と、二宮は厳しい事を言います。

© 葦原大介 ワールドトリガー 235話より

 

さらに雨取が「自分の役目は自分で果たしたい」と言っていた事を引き合いに出し、絵馬にお前の役目は何だ?と、問いかけます。戦闘で狙撃を当てることだけか?他にやるべきことは見つけらんないのか?と、強烈なダメ出しをし、もっと自分の役目を考えるように言います。いつまで『一番後輩』のポジションに甘えてるつもりだ、とも言い、それが通用するのは鳩原と影浦隊だけだってことを自覚するように、二宮は言いますが、鳩原の名前が出た事で絵馬は感情を抑えられなくなります。

© 葦原大介 ワールドトリガー 235話より

 

今はっきりわかった!鳩原がボーダーを辞めた理由が!と、絵馬は言うと、二宮が上の立場から正論で鳩原を圧し潰して辞めさせた、と絵馬は本心を二宮にぶつけます。鳩原は近界(ネイバーフット)に連れ去られた弟を探そうと遠征を目指していましたが、絵馬は二宮のせいで鳩原は遠征を諦めた、とさらに本心を二宮にぶつけます。

© 葦原大介 ワールドトリガー 235話より

ついに鳩原の真相を告げる二宮

しかし、あいつはまだ何も諦めていない、と二宮は言い、鳩原が近界(ネイバーフット)にいる事実を絵馬に告げます。予想していなかった事実に、ただ驚愕する絵馬です。

© 葦原大介 ワールドトリガー 235話より

まとめ

閉鎖環境試験 4日目で総合3位になった諏訪7番隊は、4日目 単日で見ても1位だったのでメンバー全員が喜び、チームの士気も上がります。他のチームも4日目の結果を見て、それぞれ一喜一憂しています。古寺6番隊は、『分担課題』を朝早起きして解き、それを最終日まで貯めておくという作戦で、水上隊を逆転し1位を狙っています。古寺隊の『分担課題』の問題を日中にカメラで撮っておくという発想は、三雲が映像問題でカメラを使った方法と似ています。多分この方法を思いついたのは古寺だと推測しますが、三雲と古寺は考えが似ている所があるようです。

そして、二宮8番隊ですが二宮が絵馬にダメ出しをする話の流れで、鳩原の真相が絵馬に告げられます。205話で二宮が自分の臨時部隊に絵馬を入れた時、鳩原絡みの話が進展しそうと予想していましたが、やはり鳩原の話が出てきました。

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絵馬は鳩原が人を撃てなかったので上層部に干されてボーダーを辞めた、と思っています。ですのでこの事実には驚くと思いますが、絵馬は二宮にどんな反応をするでしょうか?注目です。

 

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次回、二宮の口から、鳩原がいなくなる少し前の出来事が語られるようです。

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