週刊少年ジャンプに掲載されている、呪術廻戦 第253話のネタバレ、感想です。
前回の記事はこちらです。真希が釈魂刀で斬った部位は傷の直り治りが遅く、宿儺に確実にダメージを与えていきます。
宿儺の黒閃が炸裂
今週は連載6周年突破表紙&巻頭カラーです。
© 週刊少年ジャンプ 2024年15号より
こちらが巻頭カラーです。
© 芥見下々 呪術廻戦 253話より
最強の一級術師は誰?
最強の一級術師は誰?という質問に、冥冥は日下部の名前を挙げて、七海と五条も条件付きながら日下部を挙げます。歴戦の術師達は日下部を評価していますが、日下部は、俺と宇佐美以外の誰か、と答え自分ではないと言いたそうです。ちなみに、ここで出た宇佐美という名前ですが、現状この名前のキャラは出ていないはずなので、誰の名前なのか不明です。
© 芥見下々 呪術廻戦 253話より
突然の回想シーンを終えて、場面は真希と宿儺の戦闘に戻ります。宿儺は斬撃を放ちますが、真希は斬撃をよけると釈魂刀で宿儺を斬りつけます。宿儺は釈魂刀を受け止めますが、先ほど宿儺が飛ばした斬撃がビルに当たり、ビルが真希と宿儺の場所へ崩れてきます。
© 芥見下々 呪術廻戦 253話より
しかし、二人は難なく崩れてきたビルを避けて戦闘を続行、宿儺は自動車を真希に向かって投げて、真希が自動車を避けている隙に真希に斬撃を飛ばします。真希は釈魂刀で斬撃を受け止めますが、吹っ飛ばされてしまいビルに激突します。
© 芥見下々 呪術廻戦 253話より
猪野の背後からの奇襲は失敗
真希はビルに激突し、さらにビルの中まで吹き飛ばされますが、そこに宿儺が先回りにして真希の背後に回り込み、真希にゼロ距離で斬撃を加えます。真希の体に触って発動しているので、宿儺は「捌」を使ったように見えますが、宿儺がビルの中に入ってくるのを待ち構えていたのか、猪野が背後から奇襲をしようとします。猪野は「来訪瑞獣(らいほうずいじゅう)」で宿儺を攻撃しようとしますが、宿儺に斬撃を飛ばされてあっさりと攻撃を防がれてしまいます。猪野は斬撃を体にくらってしまい、さらに宿儺に蹴りを入れられてビルの外に吹っ飛ばされます。
© 芥見下々 呪術廻戦 253話より
あっさりと猪野を倒した宿儺ですが、猪野が第246話では持っていた大鉈の呪具を今は持っていないことに気付きます。その大鉈の呪具は、宿儺がいる階のさらに1階上にいる日下部が持っていました。日下部は大鉈の呪具で1階上から、宿儺を奇襲しようとしていました。
© 芥見下々 呪術廻戦 253話より
日下部の呪具での奇襲も失敗
しかし、宿儺は日下部にも気づいていたのか、日下部の大鉈の呪具での攻撃を防ぐと、日下部を壁に押しやります。そこに再び真希が参戦、宿儺を攻撃し、日下部は軽傷で助かります。
© 芥見下々 呪術廻戦 253話より
真希に攻撃され、今度は宿儺が吹っ飛ばされ、壁に叩きつけられます。立ち上がる宿儺に、真希は高速で移動しつつ、さらに追撃しようとします。
© 芥見下々 呪術廻戦 253話より
真希は乙骨が助かってもこのまま戦いが長引けば次の問題が生じると考え、宿儺をここで倒しておこうと考えます。一方、五条悟の死後、鹿紫雲一、日車寛見、乙骨憂太、それぞれが逸品の呪術の才能で宿儺をもてなしました。しかし、宿儺の食指を最も動かしたのは、先ほどの三人ではなく呪術を捨て去った天与呪縛の禪院真希でした。この現実に、宿儺は高揚していて好戦的になってきます。
© 芥見下々 呪術廻戦 253話より
攻撃してくる真希の顔を掴むと、真希をビルの外へと押し出します。そして好戦的になった宿儺は真希を追いかけて、追撃を仕掛けます。真希を、小僧のような半端者ではない全てを削ぎ落した真の虚無、と宿儺は表現し、真希に語りかけます。
© 芥見下々 呪術廻戦 253話より
呪術は所詮皮や肉でしかなく!!その体こそが骨と髄であるというわけか!!と、興奮した宿儺は真希に一方的に語ると、真希の存在自体が術師を否定していると言い放ちます。
© 芥見下々 呪術廻戦 253話より
反転術式での治癒を中断
宿儺はいつの間にか反転術式での治癒を中断していて、真希を斬撃の術式でなく打撃で攻撃します。さらに好戦的になった宿儺は、呪術と肉体、どちらが力として磨き上げるに値するのか、この戦いで決まると一方的に決めつけます。そして、初めてだ、俺に使命を背負わせた奴は、と宿儺は言うと拳に呪力を込めて打撃を放ちます。
© 芥見下々 呪術廻戦 253話より
宿儺が放った打撃は黒閃となり、真希は黒閃をくらい吹っ飛ばされます。真希が生きているのか生死は不明ですが、宿儺の黒閃をくらった以上、生きていたとしても一旦戦線離脱の可能性が高いです。
© 芥見下々 呪術廻戦 253話より
その光景をビルの中から見ているのが、現状唯一戦えそうな日下部です。虎杖は反転術式による治癒中で、脹相も虎杖の事が心配なので戦闘に参加できないでしょう。二人とも一時的に戦線離脱状態で、冥冥は出てこねぇだろうな~!!クソッタレ!!と、日下部は心の中でつぶやきます。つまり今は日下部しか戦えそうにありませんが、完全に勝ち目がないならさっさと撤退できたのに………!!と、日下部は心の中でつぶやき戦いたくなさそうです。しかしこれだけ宿儺にダメージを与えていますし、日下部も、ここまで来たらやるしかねぇよな?と、考えます。
© 芥見下々 呪術廻戦 253話より
次の相手は日下部?
日下部は宿儺を見下ろしながら、やるのか…………??俺が宿儺を………!?と、覚悟を決めたような、決めていないような状況で今回は終了です。
© 芥見下々 呪術廻戦 253話より
まとめ
第253話では、宿儺は呪術を捨て去った天与呪縛の禪院真希に対して好戦的になり、反転術式による治療を中断してまで、真正面から戦いを挑みます。宿儺が反転術式による治療を中断したのは、攻撃に集中する為なのか?それとも黒閃を決めるのに反転術式が邪魔だったのか?はっきりしませんが、戦いの中で真希に対して黒閃を決めます。前回、裏梅がまだ宿儺は本気を出していないと言っていましたが、おそらく宿儺は真希に対して本気を出し、その結果黒閃が出たのでしょう。宿儺が黒閃を決めたという事は、宿儺はゾーンに入った状態となり連続で黒閃を出せる可能性も高いので、宿儺がさらに手に負えない状態になったと思われます。
この状況で戦えそうなのは日下部だけになってしまいましたが、五条を始め歴戦の術師が最強の一級術師は日下部と認めているので、宿儺と戦えるだけの実力はあると思います。日下部が宿儺に対してどんな戦いをするのか、次回の展開が今から気になります。
次回、日下部は覚悟を決めて、シン・陰流 簡易領域を展開、居合で宿儺を攻撃します。
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