週刊少年ジャンプで連載中の呪術廻戦の29巻 -活死(いきしに)- の感想、ネタバレです。
29巻は、第255話から第263話まで掲載されています。
前巻、28巻のあらすじ、ネタバレはこちらの記事です。
目次
29巻
29巻の表紙は、両面宿儺です。
© 芥見下々 呪術廻戦 29巻より
第255話 人外魔境新宿決戦㉗
ミゲルとラルゥが新宿決戦に参戦、ラルゥは術式「心身掌握(ハートキャッチ)」を使って作り出した仮想の手で宿儺の体を掴むと壁に押し付けます。宿儺は仮想の手をすぐに破壊し脱出しますが、今度はミゲルが術式「祈祷の歌(ハクナ・ラーナ)」で身体能力を強化、宿儺にダメージを与えます。さらに脹相、虎杖、真希も戦いに復帰、全員で宿儺を攻撃し追い詰めます。
© 芥見下々 呪術廻戦 29巻より
第256話 人外魔境新宿決戦㉘
全員で宿儺を攻撃し追い詰めたかに見えましたが、宿儺はラルゥに2度目の黒閃をきめて、失った呪力を徐々に取り戻していきます。虎杖達は宿儺が反転術式の出力を取り戻す前に仕留めようとさらに攻撃しますが、宿儺は黒閃を何度もきめてさらに調子を上げていきます。ミゲルはラルゥにもう手に負えない、撤退しようと言いますが、ラルゥはまだやり残したことがあると言い、宿儺が見える場所へと向かいます。
© 芥見下々 呪術廻戦 29巻より
第257話 人外魔境新宿決戦㉙
虎杖は宿儺に黒閃をきめたことによって潜在能力が解放され、ゾーンに入ったような覚醒状態になります。宿儺の受肉体として刻まれた術式「御廚子」も使用できるようになり、虎杖は御廚子の斬撃を使いつつ、宿儺を攻撃し黒閃を何度もきめます。さらに猪野が来訪瑞獣の四番「竜」で宿儺を攻撃して援護、虎杖は最終的に7度の黒閃を宿儺に打ち込みます。
© 芥見下々 呪術廻戦 29巻より
第258話 人外魔境新宿決戦㉚
虎杖は伏黒恵と両面宿儺の魂の境界に7度の黒閃を打ち込み、これにより宿儺は反転術式復活の契機を逃します。しかし黒閃によって力を取り戻した宿儺は掌印を変更し、「無量空処」の影響のない脳の部位での術式と結界術の運用で、領域展開「伏魔御廚子」を再び使用します。しかし不完全な領域の為、虎杖達は耐えきれば勝ち目はあると考え、シン・陰流「簡易領域」で「伏魔御廚子」の斬撃に迎撃し耐えきろうとします。
© 芥見下々 呪術廻戦 29巻より
第259話 人外魔境新宿決戦㉛
宿儺は「伏魔御廚子」の斬撃で領域内の建物等を粉塵化させて、さらに術式の拡張で領域内の粉塵化した物質に爆発性の呪力を帯びさせて、「竈(カミノ)」「開(フーガ)」の炎の術式を放ちます。宿儺の領域内は爆轟遷移、刹那の高温、衝撃波、減圧と超加圧で焦土と化し、虎杖と脹相も炎に巻き込まれますが、脹相は体を張って虎杖を助けます。
© 芥見下々 呪術廻戦 29巻より
脹相は死の間際に弟の壊相、血塗と再会します。脹相は壊相、血塗に謝りますが、二人から最近謝ってばかりだと注意されます。最後の言葉はさ……、と二人に促され脹相は、ありがとう悠仁、俺の弟になってくれて、と虎杖に感謝の言葉を送ります。
© 芥見下々 呪術廻戦 29巻より
第260話 人外魔境新宿決戦㉜
脹相が死に、さらに焦土と化した風景を見た虎杖は仲間が全滅したと思い、覚悟が根底から揺さぶられますが合流した東堂葵の言葉を信じ、再び宿儺に立ち向かいます。宿儺は領域展開後の術式使用が困難な状態で、虎杖と東堂はこの絶好のチャンスを逃すまいと東堂の術式「不義遊戯」改で宿儺と虎杖と東堂の位置をルーレットのように次々と入れ替え、入れ替わりに合わせて虎杖はパンチを、東堂は蹴りを宿儺に浴びせます。宿儺は「不義遊戯」改の入れ替わりに翻弄され、自分のペースを乱されます。
© 芥見下々 呪術廻戦 29巻より
第261話 人外魔境新宿決戦㉝
宿儺は虎杖に心臓を潰されそうになりますが、心臓への攻撃を無視して領域展開を再び使用しようとします。そこに現れたのは、羂索の肉体を渡る術式を模倣(コピー)し、五条悟の肉体を操る乙骨でした。乙骨は新宿決戦前に五条悟が負けて死亡した場合に、五条悟の肉体を操って乙骨が宿儺と戦う作戦を皆に説明しますが、真希や秤から反対されます。
© 芥見下々 呪術廻戦 29巻より
第262話 人外魔境新宿決戦㉞
五条乙骨は「無量空処」を展開し、宿儺も「伏魔御廚子」を展開します。五条乙骨は「伏魔御廚子」を維持することが不可能なダメージを、3分以内に宿儺に与えようと考え、宿儺も3分を待たずして「無量空処」を破壊し、領域を広げ今度こそ皆殺しにしようと考えます。しかし五条乙骨は無下限呪術を使いこなせず、宿儺に苦戦します。
© 芥見下々 呪術廻戦 29巻より
第263話 人外魔境新宿決戦㉟
狗巻の呪言をボイスレコーダーで再生し宿儺の動きを止めた五条乙骨は、虚式「茈」を宿儺に当てる事に成功します。しかし、五条乙骨は慣れない術式の奥義「茈」の威力を上手く制御出来なかったようで、自分の領域結界ごと破壊してしまいます。さらにその直後、五条乙骨は領域展開直後の術式使用が困難な状態に陥り、羂索の術式が焼き切れ五条乙骨は肉体を動かせなくなってしまいます。動けなくなった五条乙骨に気を取られ、隙を見せた東堂を宿儺は見逃さず、宿儺は東堂に黒閃をきめます。
© 芥見下々 呪術廻戦 29巻より
おまけ 魂が同じなのは虎杖パパでなく爺ちゃん
第257話で、羂索が番った相手は宿儺の片割れの生まれ変わりと魂が同じとみた、と宿儺は言ったいましたが、正確には魂が同じなのは虎杖パパでなく虎杖のじいちゃんだそうです。言われてみれば虎杖の爺ちゃんは、少し宿儺に似ている?かな…。
© 芥見下々 呪術廻戦 29巻より
まとめ
第29巻では、ミゲルとラルゥが新宿決戦に参戦、脹相、虎杖、真希も戦いに復帰し、全員で宿儺を攻撃し、宿儺を追い詰めます。しかし、宿儺もラルゥに2度目の黒閃をきめて失った呪力を徐々に取り戻し、その後も宿儺は何度か黒閃をきめ調子を上げていきます。しかし、ラルゥの術式の助けによって宿儺の隙をついた虎杖は宿儺に黒閃をきめて、覚醒状態となり最終的に黒閃を7度決めます。その後は宿儺が「竈(カミノ)」「開(フーガ)」の炎の術式を使用し脹相が死亡しますが、東堂葵が参戦、さらに羂索の術式で五条悟の肉体に渡った乙骨も再度参戦、宿儺を追い詰めます。そして、虎杖が伏黒恵と両面宿儺の魂の境界に何度も黒閃や「解」を打ち込んだことで、宿儺は口から伏黒恵に飲ませた呪物・宿儺の指らしき物を吐き出してしまいます。この場面では指を再び飲み込んで肉体を維持しますが、このまま魂の境界に打撃を喰らい続ければ宿儺は肉体を維持できず負けてしまいます。
そして宿儺も限界が近い状態で、来栖が参戦し「邪去侮の梯子」を宿儺に放ちます。「邪去侮の梯子」で宿儺と伏黒の魂を切り離せるか、第30巻で宿儺戦も決着がつきそうです。そして、第30巻で呪術廻戦も完結です。どんな最終回になるか、注目です。
最終巻、30巻のあらすじ、ネタバレはこちらの記事です。
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