更新遅くなりました。週刊少年ジャンプで連載中のカグラバチ 第106話のネタバレ、感想です。
前回の記事はこちらです。

剣聖と向き合うチヒロ
国重への質問
チヒロがまだ子供の頃、父親の国重に、“剣聖”ってどんな人なの?と、質問した事がありました。返ってきた答えは、…そこに書いてある通りさ、というものでしたが、チヒロが知りたかったのは剣聖の人柄などでした。しかし、チヒロはその質問はそれっきりでやめてしまいます。
© 外薗健 カグラバチ 106話より
一方、市民を避難させている柴ですが、市民の数が多いようでさすがに息が上がっています。そして、柴は剣聖の気配を感じ、………嘘やろ、とつぶやきます。
前回、剣聖にいつの間にか近付かれたチヒロは、速すぎる…!!と、剣聖の速度に驚きます。
© 外薗健 カグラバチ 106話より
剣聖はチヒロのお母さんの弟
さらに前回、剣聖はチヒロの名前を知っていましたが、剣聖は神奈備本部最下層の地下牢獄に収容されている間も真打の付近は朧気に知覚していたようで、チヒロが父親といた事も知っていました。そして、剣聖はチヒロにいきなり体重を聞き、70キロとチヒロが答えると、チヒロが赤ちゃんの頃は3,860グラムだったと語り始めます。チヒロがリアクションに困っていると、チヒロのよだれ掛けは俺が買った、と言い、自分は叔父さんで君のお母さんの弟だと言います。
© 外薗健 カグラバチ 106話より
そして、チヒロになぜお父さんは妖刀を封印したかを聞き、チヒロは蠱という過ちを犯したから、と答えます。蠱が和平後の虐殺、それに子供を巻き込んだとチヒロは言いますが、…“義兄さんの教え”か…、と剣聖はつぶやきます。剣聖は小国の子供達は侵略者と同じ血が流れ、同じ教育を受けていた、だから俺は“全ての敵”を殺したんだ、とチヒロに言います。しかし、あれに関しては多様な考えがあって然るべきだと剣聖は言い、それはいいとして淵天を見てなんのために打ったんだ?と、剣聖はさらに質問するとチヒロは、……妖刀を破壊するためだ、と答えます。
© 外薗健 カグラバチ 106話より
それを聞き、剣聖はそうかとだけ返事をします。チヒロは父親がなんで剣聖が親戚だと教えてくれなかったか、不満でしたが今は知らなくてよかったと納得していました。面識の記憶がない虐殺者が自分の近しい存在である事の嫌悪感や、その男が馴れ馴れしく接してくることの不快感を知らなくてよかったとチヒロは思ったようですが、さらに今はそんな細かい事はどうでもいいようです。チヒロは剣聖の殺気に恐怖を感じていました。剣聖はさらに質問を重ねて、蠱毒を過ちというが、妖刀を封印した末の今の世の有様は正解か?と質問し、チヒロはいやと答えるしかありませんでした。そして、剣聖は妖刀には使命がある、悪を滅し弱者を救わなければならない、とチヒロに言います。
© 外薗健 カグラバチ 106話より
ハクリも殺しのターゲットに
俺は使命を全うする、と剣聖は言うと、漣…、当主と同じ力を持った残党が本部にいる、奴も殺す、楽座市を取り仕切る一族は根絶やしにする、とハクリを殺すと言い出します。
© 外薗健 カグラバチ 106話より
ハクリを殺すと剣聖が言い出し、チヒロは剣聖に反論しようとしますが剣聖は構わずに、障壁となる者も勿論殺す、一人も取り溢さない、悪人は皆殺しだ、と続けて言います。
© 外薗健 カグラバチ 106話より
そこに蝶でビルごと両断された座村が戻ってきます。雀で傷を治したようですが、蝶で両断された傷は深かったようで、雀を持ってしても治りが遅かったようです。
© 外薗健 カグラバチ 106話より
不死鳥の力でも剣聖の刃は座村の命に届くようで、剣聖は座村に警告しますが、座村も引こうとしません。二人は再び刀を抜いて剣聖に挑みます。
© 外薗健 カグラバチ 106話より
座村は居合白禊流で剣聖を斬ろうとしますが、剣聖と座村の剣のスピードは互角のようで座村の刃は弾かれてしまいます。
© 外薗健 カグラバチ 106話より
剣聖は居合白禊流を習っていなかったようですが、それは白廻逸夫のことが嫌いだから百渓流をやらなかっただけで、やればすぐに習得できる腕前で剣聖の剣術の腕も随一のようです。
© 外薗健 カグラバチ 106話より
さらに抜刀された勾罪がもたらす能力は三つに限らず、ここからが妖刀真打「勾罪」の神髄と気を改めます。
© 外薗健 カグラバチ 106話より
座村は、奴の思想は行き過ぎだ…!!止めねえと……また“蠱”のような悲劇が起こる、とチヒロに言いますが、剣聖はチヒロにやめておけと忠告します。
© 外薗健 カグラバチ 106話より
しかし、チヒロはやめておかないとつぶやき、六平国重が妖刀を封印した理由、妖刀の破壊を望んだ理由の剣聖と向き合おうとします。
© 外薗健 カグラバチ 106話より
淵天を握るのなら向き合わなければならない、と心の中でつぶやき、俺も使命を全うする……!!と、剣聖に叫びます。
© 外薗健 カグラバチ 106話より
まとめ
第106話では、剣聖がチヒロのお母さんの弟である事が確定し、さらに剣聖は地下牢獄に収容されている間も真打の付近を知覚していたことが判明します。それで国重やチヒロの事をずっと知っていたようで、チヒロのよだれ掛けを買ったのも自分だとチヒロに言います。馴れ馴れしい剣聖にチヒロは嫌悪感を抱きますが、その後剣聖は悪を滅し弱者を救わなければならないという妖刀の使命を全うすると言います。そして、漣家のハクリや漣家の一族を根絶やしにすると言い、障壁となる者も無論殺すと言います。
剣聖のヤバイ思想は健在で、問答無用でハクリを殺すとチヒロに言いきっているので、ハクリはチヒロの友人と言っても聞く耳は持ちそうにありません。座村が生きて健在なのは良かったですが、圧倒的な力を持つ剣聖に二人で挑んで勝てるでしょうか?厳しい気がします。
次回は、2026年1月5日(月曜)発売予定の週刊少年ジャンプ 2026年6・7合併号に掲載予定です。
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