マガジンで連載中のランウェイで笑って、の4巻が発売されました。
今回は第23着目から第31着目まで掲載されています。
前巻3巻のあらすじ、ネタバレはこちらの記事です。
目次
4巻
© 猪ノ谷言葉 ランウェイで笑って 4巻より
23着目 コンプレックス
今回は服飾芸華大学のファッションショーの一次予選に関するエピソードが中心です。
育人は柳田のブランドのスタッフに加わった長谷川心と一緒に帰宅します。途中、駅で別れますが育人は、女の子を一人にさせられないと心が乗る電車が来るまで、育人は一緒に待つと言います。その一緒に待っている時間で、育人は心がモデルだけなくデザイナーを目指すようになった理由を質問します。
© 猪ノ谷言葉 ランウェイで笑って 4巻より
24着目 わがままなこと
服飾芸華大学のファッションショーの説明を聞いた帰り道、心が誰かに絡まれてしつこくされている場面に出くわします。育人は心を助けようと間に割って入りますが、絡んでいた人物はモデルをやっている心が所属している会社のマネージャーでした。マネージャーは部外者の育人を無視して、心に今月中に服飾芸華大学を辞めてモデルに専念するように言います。
© 猪ノ谷言葉 ランウェイで笑って 4巻より
25着目 心の支え
このままデザイナーを続けるべきか、モデルに専念するべきか迷っていた心に、育人は服飾芸華大学のファッションショーに一緒に参加しようと誘います。心の部屋でデザイナーを目指しているのが本気だと感じた育人は、心の本気と実力をマネージャーに見せつけて黙らせればいいと考えます。しかし、臆病な性格の心は強気に出れず服飾芸華大学のファッションショー出場に踏み切れません。そんな時、柳田のブランドの仕事中にミスをしてしまい、柳田からクビを宣告されます。
© 猪ノ谷言葉 ランウェイで笑って 4巻より
26着目 弱虫の決意
柳田から強い口調でクビを言い渡され、帰るように言われた心は自分の基本的なミスにもショックを受け帰ろうとしますが、育人は帰ってはダメだと心の腕を掴んで呼び止めます。育人と心は一緒に、柳田に謝罪して心のミスを許してもらおうとしますが、頑固な柳田が聞くはずもなく育人の頭を叩きながら拒否します。
© 猪ノ谷言葉 ランウェイで笑って 4巻より
さらに安易に土下座をして誠意を見せる心に、安直な思考だと遠慮なく厳しい言葉を言いますが、育人は下っ端が誠意を見せられる方法なんてほとんどない、少なくともこの土下座は安くないと柳田の考えを真っ向から否定します。
© 猪ノ谷言葉 ランウェイで笑って 4巻より
27着目 アイデンティティー
少し前向きになった心と一緒に服飾芸華大学のファッションショーの予選の開始当日になり、二人で頑張ろうと服飾芸華大学の教室に入ります。しかし、そこには東京コレクションにいた学生スタッフに再開します。彼女は木崎香瑠という名前で服飾芸華大学服装科2年生ですが、東京コレクションで尊敬する柳田のコレクションを台無しにした(と思い込んでいる)育人を目の敵にします。
© 猪ノ谷言葉 ランウェイで笑って 4巻より
28着目 其々(それぞれ)の流儀
一次予選で作る服のテーマ、モデルのセイラに似合うオシャレな服の作成に、育人は素材選びから苦戦します。お金がない育人は課題の為の予算が他の人より半分なため、素材を買いそろえることが難しく悩んでいると、東京コレクション当日、過労で倒れてそのまま退職してしまった森山と再会します。
© 猪ノ谷言葉 ランウェイで笑って 4巻より
29着目 お宅訪問
森山の協力もあり素材の布は何とかなりましたが、肝心のモデルのセイラに似合うオシャレな服のイメージが上手くうかばず、セイラを良く知る千雪にセイラの事を詳しく教えてもらおうと連絡します。事情を知った千雪はセイラが出ている番組の録画映像を見せると、自宅に呼びます。そこで千雪のモデルとして努力する姿から、今回のテーマにあうイメージを思いつきます。
© 猪ノ谷言葉 ランウェイで笑って 4巻より
30着目 等価交換
一次予選で作る服の作成にとりかかる育人ですが、妹のいち花の世話、受験で忙しいほのかと部活で忙しい葵たちが担当する家事の肩代わりと、服の作成だけでなく他にも仕事が色々あり、なかなか服飾芸華大学のファッションショーに集中できません。
© 猪ノ谷言葉 ランウェイで笑って 4巻より
31着目 コンセプト
服飾芸華大学のファッションショーの一次予選も審査会へと進み、それぞれが作成した作品の審査に入ります。その審査員に学園長や講師だけなく、一次予選参加者の当人までが審査に参加する形式をとります。一次予選のライバルが審査員とあって、ライバルの作品を褒めるはずもなく作品の粗を見つけて、難癖をつけるようになり辛辣な言葉が飛び交います。
© 猪ノ谷言葉 ランウェイで笑って 4巻より
まとめ
高校生ながら育人は服飾芸華大学のファッションショーに参加させてもらい、一次予選に取り組みます。相変わらず母や妹のために自分を犠牲にして、苦労を自分から請け負い自分の事を後回しする育人に、妹のほのかは不満に思いますが、千雪の協力などもあり服飾芸華大学のファッションショー、一次予選の作品を完成させます。次巻では、いよいよ育人の作品がお披露目されます。
次巻、5巻のネタバレ、感想はこちらからどうぞ。
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