【ネタバレ】逃げ上手の若君 第5巻 問答1334 のネタバレ、感想

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週刊少年ジャンプで連載中の逃げ上手の若君の第5巻 問答1334 の感想、ネタバレです。

第5巻は、第35話から第43話まで掲載されています。

逃げ上手の若君は、歴史上で実在した人物・北条時行の生涯を描く歴史漫画です。2023年3月20日にはTVアニメ化も発表されていて、今注目されている作品です。以下のポストから、アニメ公式ホームページにいけます。

 

前巻、4巻のあらすじ、ネタバレはこちらの記事です。

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5巻の表紙は、小笠原貞宗です。

© 松井優征 逃げ上手の若君 5巻より

第35問答1334

小笠原貞宗に本格的に北条一族ではないかと怪しまれ、北条時行は守護館に呼び出され一対一の論戦を挑まれます。貞宗は次々と時行に問いの言葉を射ち込み返答を見極めようとしますが、時行は貞宗の言葉を即座に射ち返して話を逸らします。問いに対して流暢に言葉を返す時行に、貞宗は新三郎を呼んで更に動揺を誘おうとします。

© 松井優征 逃げ上手の若君 5巻より

第36女傑1334

新三郎の追及は難なく躱した時行ですが、今度は補佐役・市河を呼び貞宗と市河の二人で至近距離から時行が嘘を言っていないか見極めようとします。時行のピンチを察した逃若党の便女・亜也子は機転を利かせて、楽器を奏でて田楽を舞い踊り時行のピンチを救います。時行は亜也子に助けられたことで心の平静さを取り戻し、貞宗は時行が嘘を言っているか問い詰めることを断念します。

© 松井優征 逃げ上手の若君 5巻より

 

貞宗の追及を躱した時行と亜也子ですが、館からの帰り際に貞宗の評価を落とされて激怒した新三郎に襲われてしまいます。時行の身を守ろうとする亜也子は、授かった肉体を活かして力任せに新三郎を投げ飛ばします。そして、亜也子はとどめに新三郎の首をポロリさせようとしますが、さすがに時行に止められてしまいます。

© 松井優征 逃げ上手の若君 5巻より

第37改革1334

後醍醐天皇の改革政治「建武の新政」は、一年も立たないうちに綻び始めていて民の期待は急速に失望へと変わり始めていました。足利家執事・高師直は不満が渦巻く天皇の新政を利用しようと考えていました。また、足利尊氏最大の抵抗勢力、護良親王は謀反の罪をでっち上げられ帝の命によって捕縛され、尊氏の手によって鎌倉の牢に送られる事になります。

© 松井優征 逃げ上手の若君 5巻より

第38信濃動乱1335

1335年3月、後醍醐天皇は、各地に残った親北条勢力を討伐せよ、という一斉攻撃の綸旨を発します。国司・守護の連合軍は、信濃最北部の常岩宗家、北部の保科・四宮、中央部の犬甘知光の3つの抵抗勢力を一斉攻撃しようとし、北信濃で天下を取り戻す前哨戦が始まります。時行と逃若党は、この3つの抵抗力がいる戦場を駆け回り、報告や指示を伝える役目を担います。

© 松井優征 逃げ上手の若君 5巻より

第39鷹1335

諏訪頼重直属の郎党「諏訪神党三大将」も3つの戦場に極秘の援軍として向かっていて、中軍大将の海野幸康も中央部の犬甘がいる戦場で小笠原軍を寄せ付けない活躍を見せます。海野幸康は女への欲を全て断ち、その欲を筋肉と闘争心に変換することで戦場では修羅のごとき力を発揮し、敵を何人も蹴散らしていました。

© 松井優征 逃げ上手の若君 5巻より

第40三大将1335

「中」の根津・保科・四宮の戦場、「南」の海野・犬飼の戦場は、すぐに国司・守護の連合軍に落とされることはないと知った時行は、「北」の望月・常岩の戦場に伝令に向かいますが、既に「北」の砦は落とされ敗けていました。望月・常岩も戦死したかと思われましたが、砦に立てこもって防御しようとしても市河相手には持たないと望月・常岩は早々に判断し、砦を捨てて兵を無傷のまま山に潜んでいました。

© 松井優征 逃げ上手の若君 5巻より

第41覆面1335

大将を配置転換し戦力を「中」の戦場に集めて、一気に保科党が勝負を決める作戦を立てて時行は作戦を伝えに「中」へと伝令に走ります。しかし、貞宗は敵の作戦を読んでいて、本体の騎馬100騎を「中」の戦場の援軍に配置します。さらに貞宗は100騎を使って伝令として「中」の戦場に向かっていた時行も捕らえようとしますが、そこに諏訪頼重(信濃仮面)が極秘の援軍として現れます。

© 松井優征 逃げ上手の若君 5巻より

第42神輿1335

伝令役として「中」の戦場に辿り着いた時行は保科党に作戦を伝え、「中」の戦場では国司軍相手に決戦が始まります。貞宗の援軍・100騎も大乱戦の中では決定力とならず、形勢は保科党に有利でしたが、国司・清原信濃守が自ら考案した戦闘神輿で戦場出てきたことで形勢は一気に混沌としてきます。

© 松井優征 逃げ上手の若君 5巻より

第43軍略1335

保科党を一時的に翻弄した国司・清原信濃守も、弱点を突かれると保科・四宮にあっけなく捕らわれてしまいます。国司軍を撃破した事で北信濃の動乱は諏訪神党の勝利かと思われましたが、瘴奸が裏山から四宮本陣を奇襲した事で「中」の戦場は一気に形勢は逆転し、保科・四宮軍は敗走を始めます。

© 松井優征 逃げ上手の若君 5巻より

おまけ 望月家家訓

望月家の家訓、怪力の持ち主の重信・亜也子の家らしい家訓です。が、しかし「一・アバラは折って強くするべし」辺りから、過激で豪快な家訓になっています。「敵の生き胆」って書いてありますが…、食べるんでしょうか…?

© 松井優征 逃げ上手の若君 5巻より

まとめ

5巻では、貞宗に北条一族でないかと疑われ貞宗と論戦を交わす様子が描かれています。また、天下を取り戻す戦い・中先代の乱の前哨戦である北信濃の動乱が勃発します。

後醍醐天皇が各地に残った親北条勢力を討伐するように綸旨を出したことで、北信濃の動乱が勃発し、国司・守護連合軍が信濃の北条勢力を一斉攻撃します。時行の役割は伝令役として3つの戦場を駆け回り、報告や指示を伝えます。情報を諏訪神党内で確実に共有するため、時行は絶対に捕まってはいけないのですが、貞宗に作戦を読まれて捕まりそうになります。このピンチは諏訪頼重が時行の捕まる未来を予知し戦場に駆けつけた事で、何とかピンチを脱します。この後、国司を捕らえて諏訪神党の勝利と思われましたが、突如現れた因縁の瘴奸の軍略で一気に形勢を逆転させられてしまいます。このまま負け戦となってしまいそうですが、時行はこの戦いで諏訪神党の結束を高めることは出来そうで、結果的には次の大きな戦へと繋がる前哨戦になりそうです。

 

次巻、6巻のあらすじ、ネタバレはこちらの記事です。

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