進撃の巨人 27巻には107話から第110話まで掲載されています。
前巻26巻のあらすじ、ネタバレはこちらの記事です。
27巻の収録内容
© 諫山創 進撃の巨人 27巻より
107話 来客
106話の3年前の回想から場面は変わって、再び現代のパラディ島です。エレンは調査兵団に拘束され、地下の牢獄に閉じ込められています。ここでハンジは以前と同様、エレンが独り言を話している事を執拗に質問しますが、以前のエレンは思春期特有のかっこつけで気まずい思いをしましたが、現在のエレンは普通にハンジに返事しています。
© 諫山創 進撃の巨人 27巻より
さらに場面変わって、2年前やっと完成したパラディ島の港に、外国の要人としてヒィズル国のキヨミ・アズマビトが訪れています。ヒストリアや調査兵団、反マーレ義勇兵とで、キヨミ・アズマビトを歓迎しますが、そこでミカサがヒィズル国の主の末裔だとキヨミ・アズマビトから知らされます。
© 諫山創 進撃の巨人 27巻より
108話 正論
ピクシス指令はジーク・イェーガーと反マーレ派義勇兵を拘束し、ジークは巨大樹の森でリヴァイの部隊に、義勇兵はそれぞれの地域で軟禁します。ピクシス指令や憲兵団はジークが何か思惑を隠していると疑っていて、万が一「始祖の巨人」の力を使われた場合、ユミルの民=エルディア人の記憶をジークの好きなように改ざんされてしまう事を危惧しています。
© 諫山創 進撃の巨人 27巻より
本来の提案ではジークが島に到着と同時に、ヒストリアを巨人化しジークを喰わせるつもりでした。しかし現在ヒストリアは妊娠しており巨人化するとお腹の赤ちゃんは死んでしまい、ヒストリア自身にも妊娠中の巨人化は命の危険があります。
© 諫山創 進撃の巨人 27巻より
109話 導く者
マーレ軍がパラディ島の奇襲を計画していた頃、ガビとファルコはサシャの父親やカヤがいるブラウス厩舎に正体を隠して何日か住まわせてもらう事にします。ファルコは逃走するためと納得していますが、ガビはパラディ島の悪魔と一緒に生活することが許せず反抗的な態度をとってしまいます。
© 諫山創 進撃の巨人 27巻より
一方、反マーレ義勇兵が調査兵団に拘束された、エレンを地下牢に閉じ込められた、という情報が一般市民に流れてしまい混乱が生じてしまいます。その情報を流したのは、フロックと調査兵団の新兵たちで、彼らはエレンを解放し「地鳴らし」の力を手に入れるよう主張します。
© 諫山創 進撃の巨人 27巻より
110話 偽り者
ピクシス指令の命令でジークを巨大樹の森に拘束しているリヴァイは、ラガコ村で何が起きたかジークに、ラガコ村での出来事を話させています。ジークの骨髄液を含んだガスをガス兵器としてラガコ村に散布し、少しでもそのガスを吸ったユミルの民はジークの命令で、ジークの命令通り動く巨人となります。ラガコ村の住民はそうやって、巨人化させられジークはその巨人を使って威力偵察を行っていたようです。
© 諫山創 進撃の巨人 27巻より
場面変わって、ピクシス指令と尋問されているイェレナですが、イェレナは突然エレンに会っていたことを白状し始めます。イェレナはエレンに会ったのはパラディ島の人々が結論を先送りし続け動かないことに焦り、なんとか兵団を動かす必要があった為だと言います。
© 諫山創 進撃の巨人 27巻より
おまけ 進撃のスクールカースト – ゲスミンだ 気を付けろ!!
コミックのおまけマンガ、進撃のスクールカーストです。ヒストリアがありもしない噂話をながしエレンを集団でリンチしていたという話が広まり、ヒストリアとその取り巻きは周囲から孤立していきます。しかしエレンは、ヒストリアを庇って嘘を言ってヒストリアを救います。しかしその考えはゲスミンが裏からアドバイスしていました。
© 諫山創 進撃の巨人 27巻より
まとめ
レベリオ襲撃作戦で、味方に犠牲者は出したもののマーレ軍に対して勝利した調査兵団ですが、勝手にレベリオ襲撃を行ったエレンやジーク、反マーレ義勇兵を信じられません。それぞれを別の場所に監禁して、行動の自由を奪ったつもりでしたが、エレンを開放すべきという調査兵団の一部が、ザックレー総統を暗殺しエレンを地下牢から脱出させてしまいます。
28巻のあらすじ、ネタバレはこちらの記事です。
27巻、コミックの購入はこちらからどうぞ。
コメント