ジャンプSQ 2020年1月号に掲載されているワールドトリガー 189話のあらすじと感想です。
前回の記事はこちらです。敵に囲まれたヒュースは、何とか脱出を図ります。
ヒュース、緊急脱出(ベイルアウト)
トリオン漏出甚大の警告が
ヒュースにトリオン露出甚大の警告が出て、戦闘体に亀裂が入ります。解説席でもヒュースが落とされるのは、時間の問題といった雰囲気になってきます。
© 葦原大介 ワールドトリガー 189話より
二宮隊の二宮と辻は玉狛第2の三人と外岡を警戒して、バッグワームを着けて隠れて行動し始めます。一方、二宮と辻がレーダーから消えたことで、のんびりしていられないと生駒隊は始めヒュースの包囲の陣が、徐々に狭まっていきます。
© 葦原大介 ワールドトリガー 189話より
弓場隊はヒュースを動かして生駒隊を狙わせ、隙を作ろうとしますが、ヒュースはエスクードを起動し車を動かし、弓場と帯島に当てます。いきなり別角度から車をぶつけられ、弓場隊は連携を崩されます。
© 葦原大介 ワールドトリガー 189話より
「隠し玉」バイパー
弓場隊の連携は崩れますが、犬飼がヒュースへのプレッシャーを強めて、ヒュースの包囲の陣を崩そうとしません。そこに生駒が再び生駒旋空で攻撃しようとします。
© 葦原大介 ワールドトリガー 189話より
ヒュースは生駒旋空を防ごうと、アステロイドで攻撃しますが生駒旋空はフェイクで、生駒は両防御(フルガード)を行います。
© 葦原大介 ワールドトリガー 189話より
恐らくトリオンを消費させる狙いだと思いますが、ヒュースはそれも読んでいて、ここで「隠し玉」のバイパー使用し、生駒に攻撃を当てます。
© 葦原大介 ワールドトリガー 189話より
生駒の戦闘体が活動限界を迎えますが、すぐに南沢に指示を出しヒュースを攻撃させます。しかし、ヒュースの放ったバイパーは南沢の攻撃も想定していて、南沢の所に戻ってくる弾道が設定されてます。南沢にもバイパーが当たったかと思われましたが、水上がヒュースのバイパーをガードし、攻撃を防ぎます。
© 葦原大介 ワールドトリガー 189話より
結局、南沢に攻撃されヒュースの戦闘体も活動限界を迎え、生駒とヒュースが続けて緊急脱出します。そこに弓場隊の帯島が、南沢を攻撃します。
© 葦原大介 ワールドトリガー 189話より
各チームの得点は
そして弓場は水上の方を攻撃します。犬飼も水上を攻撃した為、挟まれた形となった水上は緊急脱出となります。これは弓場の攻撃が致命傷となったようで弓場の得点となり、玉狛第2はヒュースが生駒を、生駒隊は南沢がヒュースを、弓場隊は弓場が水上をそれぞれ落とした形となり、各チームが1点を獲得します。
© 葦原大介 ワールドトリガー 189話より
ヒュースが落とされた事を知った雨取は、ROUND4の時もうまく狙撃を当てられなかった事を思い出し、自分が上手くやれなかったからだと責任を感じます。
© 葦原大介 ワールドトリガー 189話より
そこにヒュースから雨取に通信が入り、訓練通り撃たせてやれなくて悪い、オレは死んだとヒュースに言われます。実際の戦場では空閑や三雲が死ぬ場合もあるとヒュースに言われた事を思い出し、更に思いつめてしまいます。しかし、ヒュースから空閑と三雲を自分の代わりに頼むと言われ、雨取の表情が変わります。
© 葦原大介 ワールドトリガー 189話より
まとめ
6人に囲まれていたので仕方ないですが、ヒュースは大方の予想通り落とされてしまいました。しかし、エスクードで車を飛ばして弓場隊を崩し、さらに「隠し玉」のバイパーで、きっちり生駒を落として1点を獲る辺りはさすがヒュースです。水上にガードされていなければ、もう1点も取れていました。
そして182話で普通の弾も撃つと宣言した雨取ですが、ヒュースに空閑と三雲を託されたことで何か変わることが出来るか、次回以降の展開に注目です。
次回、一気に戦局が動き始め、さらに何人か緊急脱出させられます。
テレビアニメ の新シーズンとなる第2期が制作されることが決定しました。詳しい内容は、以下の記事にまとめました。
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