ジャンプSQ 2020年9月号に掲載されているワールドトリガー 198話のネタバレ、感想です。
前回の記事はこちらです。香取隊は香取、1人となってしまいます。
B級中位最終戦、決着
諏訪隊の狙いは香取
若村を落とした諏訪隊は2人で固まって移動し、那須隊は離れた状態をキープしています。1人になってしまった香取は諏訪隊の近くの位置に状態です。
© 葦原大介 ワールドトリガー 198話より
諏訪隊が香取か那須隊、どっちを狙うかで展開が変わってきますが、日浦はかなり低い位置にいるので諏訪隊が低い位置の日浦を狙いに行くと、那須の射撃で上を取られる形になってしまいます。
© 葦原大介 ワールドトリガー 198話より
諏訪隊は上を片付けるのを優先したようで、1人になった香取を2人で狙いに行きます。それに対して香取は正面から迎え撃ち、スパイダーをいくつも展開します。
© 葦原大介 ワールドトリガー 198話より
諏訪隊にとって香取がスパイダーを使うのは想定外だったようで、香取の攻撃を防御していると香取はさらに諏訪隊の足元に新たにスパイダーを起動し、諏訪隊の足を止めます。そして香取は諏訪に一撃を加えてトリオン供給機関を破損させます。
© 葦原大介 ワールドトリガー 198話より
堤が何とか香取の片足にダメージを与えて、諏訪は落とされる直前に堤の足のスパイダーを破壊し、香取に2人とも落とされる事態は回避します。ネタが割れて諏訪隊へはもう奇襲が通じないと判断し、香取は那須隊に狙いを変更します。
© 葦原大介 ワールドトリガー 198話より
香取は那須隊を狙う
香取はまず那須の方に向かい、那須は日浦の狙撃の援護がもらえる地点で向ける動きを見せます。堤も三つ巴の中で点を取ろうとしますが、那須は香取だけでなく堤の動きも、ちゃんと見ています。
© 葦原大介 ワールドトリガー 198話より
香取は那須の弾幕を抜けますが、那須の弾幕はもう一度戻って来て香取の背後を襲います。那須の弾を受けて怯んだ香取に那須はもう一発、当てようとしますが香取のスパイダーが起動して那須の足を止めます。
© 葦原大介 ワールドトリガー 198話より
香取は諏訪に続き、那須のトリオン供給機関も破損させてベイルアウトに追い込みます。
© 葦原大介 ワールドトリガー 198話より
堤は那須と戦った直後の香取を獲ろうとしますが、香取はグラスホッパーで堤の弾を避けて、香取は堤も落とそうとします。しかし、ここは堤が香取の動きを読んでいて香取にダメージを与えて、ベイルアウトさせます。
© 葦原大介 ワールドトリガー 198話より
堤はすぐに日浦の狙撃を警戒しつつ、那須が残したバイパーにも備えますが、那須はさらに置き弾も残していて、このままでは堤の防御の手が一つ足りません。ここで堤は固定シールドを使用し、集中シールドと合わせて那須と日浦の攻撃に備えます。
© 葦原大介 ワールドトリガー 198話より
那須のバイパーと日浦の射撃が堤に襲いかかり、さらに那須のバイパーが起き弾に当たり爆発します。
© 葦原大介 ワールドトリガー 198話より
堤の固定シールドと集中シールドで、攻撃は全て防げたように見えましたが、日浦の狙撃は堤の体に命中しており、急所ではありませんがトリオン露出過多となりベイルアウトとなってしまいます。
© 葦原大介 ワールドトリガー 198話より
日浦、号泣
これで試合終了となり、日浦は最後まで生存となり那須隊に生存点が加算されます。那須隊の勝利に、那須や熊谷、志岐も大喜びで日浦の名前を呼んでいます。
© 葦原大介 ワールドトリガー 198話より
日浦もこの結果に感極まって、号泣しています。那須隊は総合7点で初のB級上位入りが確定、香取隊は11位、諏訪隊は12位となりました。
© 葦原大介 ワールドトリガー 198話より
まとめ
B級中位最終戦は諏訪隊が試合を優位に進めていましたが、最後は那須隊が生存点を獲得し、初のB級上位入りを果たしました。
かなり苦しかった香取ですが、玉狛第2のイメージが強いスパイダーを使ってくるのは皆にとって想定外だったようです。諏訪隊長、那須隊長をベイルアウトに追い込んで、香取が最後、意地を見せたのはさすがでした。
次回、今期の全ての試合が終了し、それぞれの試合後の様子が描かれています。
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