ジャンプSQ 2020年12月号に掲載されているワールドトリガー 203話のネタバレ、感想です。今月も葦原先生の首の調子が安定しないようで1話のみとなります。葦原先生、お体大事にしてください。
© ジャンプSQ 2020年12月号より
前回の記事はこちらです。ガロプラとの交渉結果の行方は?
遠征選抜試験 説明会開催
自転車の練習
遠征選抜試験を前に、玉狛第二の隊員は集まって空閑の自転車の練習を見ています。以前に比べると、乗りこなしていますがスピードはまだ、よたよたとしたレベルです。
© 葦原大介 ワールドトリガー 203話より
ヒュースは、移動のためにわざわざこんなバランスの悪い乗り物に乗る必要があるか?と疑問を口にします。車輪が前後二つしかないから、オレから見れば曲芸に近いと言っています。こっちの世界は地面がかなり平らだから、自転車に乗れると便利だ、トリオンも食わないし、と空閑がヒュースに説明します。
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そして小南も乗れると空閑から聞き、ムッ……ときたヒュースは自分で乗ってみる気になります。しかし空閑と同じくネイバーは、最初からは乗れないようです。
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選抜試験の日程判明、とアンケート
そこに宇佐美から、選抜試験の日程がでたと聞かされます。内容は、3/13に試験の全体説明会、3/16に隊長面接、3/17から第1試験実施、3/24から第2試験実施とあります。次の月曜から1週間の『第一試験』、そのあとすぐに2日間の『第二試験』だそうです。さらに説明会前に、参加者アンケートがあります。①遠征への参加を希望するか、希望する、チームでなら希望する、希望しないの3つから②自分の隊以外で一緒に遠征に行きたい人は誰か、5人まで③逆に一緒に行きたくない人は誰か、2人まで、の3つです。
© 葦原大介 ワールドトリガー 203話より
リストには嵐山や佐鳥など名前がない人もいます。三雲は一人目に木虎を選びます。空閑は、緑川、影浦、北添、村上、当真の5人を選びます。理由は仲いいから、という分かりやすいものです。ヒュースは東、村上、犬飼、水上を選びます。さらに、オペレーターですが、東隊の人見と鈴鳴第一の今を選びます。ヒュースは相手をした時の厄介さ、で選んでいます。6人になってしまいましたが、一応理由の欄に書いておくそうです。一緒に行きたくない人は『ニガテな人』から選ぶようです。
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雨取は絵馬を選びますが、師匠の木崎や仲の良い夏目、那須隊の先輩たちがいないので、他は無理に選ばないようです。三雲は、木虎、菊地原、出水、東を選んだあと、最後の1人で悩みますが、二宮を選んで送信します。話の中では語られていませんが三雲の遠征に行きたくない人の名前に、香取の名前が見えます、三雲は苦手なのでしょう。
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遠征選抜試験説明会、当日
そして遠征選抜試験、当日ですがA級、玉狛第二と二宮隊ぐらいが参加者かと思っていましたが、B級中位以上とA級何人かが集まっており、思ったより大人数です。
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そして、ボーダー本部指令の城戸から試験の説明が行われます。今回の遠征選抜試験が決まりネイバーフットへ進発すると、本部基地の人員が大幅に減りランク戦や昇格戦が今までのように行われなくなるそうです。そこで、今後のボーダーの主力となるB級中位以上の隊員の適正と能力を測っておきたいようです。
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また次回の遠征は乗組員を従来より大幅に増員する予定のため、遠征選抜への参加資格を得ていない部隊からも個人で幾人か遠征隊員を選ぶ可能性がある、と城戸は全員に説明します。これは以前、木戸が三雲達に説明した内容です。最終的に遠征に参加するかは本人次第のようですが、断っても選抜試験に通ったという実績と評価は消えることはないそうです。
© 葦原大介 ワールドトリガー 203話より
続いて、試験内容の説明です。第1試験は閉鎖環境試験で、遠征艇内の設備の操作を覚えつつ、長期遠征への適性を審査します。1週間ぶっ通しで閉鎖環境試験をするという事でしょうか。そして第2試験は最長36時間の長時間戦闘試験で、遠征先での戦闘を想定したものだそうです。詳しい条件は第2試験の直前に通達されます。
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部隊の隊員をシャッフル
今回の試験の結果は今後の評価のベースになるので、4日後の試験には余程の事情がない限りは参加してもらいたい、と忍田本部長から付け加えられます。
そして最後にということで、今回の選抜試験は部隊の隊員をシャッフルして行うそうです。今から忍田本部長が指定した11人がリーダーとなり、隊長1人、オペレーター1人、隊員3人の5人編成を11部隊作るそうです。そして、忍田本部長から11人の『臨時隊長』が発表されます。
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まとめ
いよいよ始まる遠征選抜試験ですが、いつもの部隊ではなく臨時の隊長と部隊を作って、そのチームで選抜試験を行うそうです。事前に行ったアンケートが影響しそうですね。①遠征への参加を希望するか、はチームでなら希望するが影響しそうですし、一緒に遠征に行きたい人、一緒に遠征に行きたくない人も影響しそうです。素直に考えれば、本人の希望通りに行きたい人と同じ部隊なれるよう、また一緒に行きたくない人とは同じ部隊にならないよう、考慮されそうですが、はたしてどのような部隊編成になるのか。雨取などは、空閑や三雲、絵馬以外のあまり知らない人とチームを組むと、控えめな性格のため苦労しそうです。臨時隊長の指定基準も気になりますし、次回以降も楽しみです。
次回、遠征選抜試験のチーム分けで11人の臨時隊長、オペレーターが指名されます。
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2021年1月9日(土)から放送される、アニメ「 ワールドトリガー 」2ndシーズンの記事です。
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