ジャンプSQ 2021年12月号に掲載されているワールドトリガー 215話のネタバレ、感想です。
前回の記事はこちらです。諏訪7番隊では、戦闘シミュレーション試験のルールを確認していきます。
1試合目は水上9番隊と対戦
練習試合でやられてしまった香取は、次やったらアタシが勝つから、ともう1回練習試合をやろうと催促します。しかし、諏訪は今日の課題が進まなくなると、午前中は課題に集中し、昼1時から戦闘シミュに備えて練習再開するように、全員に指示します。
© 葦原大介 ワールドトリガー 215話より
歌川1番隊
諏訪7番隊を採点していた太刀川や出水は、諏訪7番隊が課題を始めてしまい、することがなくなってしまいます。橘高 羽矢に聞いて、担当以外のチームを見ることができると知り、歌川1番隊の様子を見ます。歌川1番隊では、歌川が空閑に戦闘シミュのルールを説明しています。空閑は日本語が苦手という事で文章を説明してあげていますが、漆間が空閑にあきれています。しかし空閑は戦闘シミュレーション演習の説明をしてもらい手応えを感じたのか、こういうの得意だと思う、と漆間に言います。
© 葦原大介 ワールドトリガー 215話より
二宮8番隊
二宮8番隊ではオペレーターの加賀美倫が、全員に捜査の説明をし終えたところのようです。二宮は雨取と絵馬に、戦力的に負ける要素がない、と自信を見せます。そして二人に、いちいち細かい指示は出さない、状況を見て自分で考えて動け、お前たちの経験値を見せてみろ、と言いますが、絵馬は心の中でえらそうに……、と二宮に反発します。
© 葦原大介 ワールドトリガー 215話より
東から『ヘルプユニット』を1人選べるかどうするか?と、二宮は聞かれます。編成的にアタッカーが欲しいと東は言い、加賀美倫も太刀川でいいんじゃない?と、言います。しかし、太刀川はだめだ、俺のチームに太刀川いらない、と二宮は太刀川をヘルプユニットに加えることを拒否し、風間をヘルプユニットに加えます。それを見ていた太刀川は、二宮に減点を加えて、出水から呆れられてしまいます。
© 葦原大介 ワールドトリガー 215話より
若村11番隊
カナダ育ちという設定で日本語が読めないヒュースは、オペレーターの細井真織にルール説明の文章を読んでもらおうとしますが、選択した部分のテキストを読み上げる音声がヘッドセットから聞こえてきます。読み上げ機能があり、トリオンを使った音声で聞こえるようでヒュースでも聞き取れます。音声入力機能もあるのでは?と、若村は言い、もしあったら細井真織が楽になると、全員で機能を調べ始めます。
© 葦原大介 ワールドトリガー 215話より
諏訪7番隊
諏訪7番隊では、戦闘シミュレーション演習の練習試合を再開していますが、香取は思ったようにユニットが動かないようで、はぁ~!?なに このクソゲー!!と、思いっきり激怒しています。攻撃や防御など行動には、それぞれ決まった待ち時間があるようですが、そのたびにユニットの動きが止まることに香取はイライラしているようです。他にも防御にも待ち時間があるようで、隠岐は弾トリガーで囲んで撃ちまくったら、強い相手も足止めできるのでは?と、意見を言います。
© 葦原大介 ワールドトリガー 215話より
さらに三雲は、攻撃や防御にも行動力を使うので、最初に動きを全部設定しても、途中で戦闘が起きたら後半は行動力不足で実行されない場合は多いことも指摘します。なので、やりたい動きはターンの前半に設定し、後半は次のターンに備える感じがいいのかな?と、意見を言います。
© 葦原大介 ワールドトリガー 215話より
香取は、ルールの設定や、無駄に複雑なソフトの作りに大いに不満があるようで、素人がゲーム作るとこうなんのよね……、と大きなため息をつきます。ゲームじゃなくてテストなのでは……?と、三雲は心の中でツッコミますが、いきなり覚えるにはややこしいルールだよな、と諏訪は言うと、三雲にどう思うか質問します。
© 葦原大介 ワールドトリガー 215話より
三雲は、昨日の流れ的に、隊員の処理能力を測ってるんじゃないでしょうか、と意見を言います。遠征中でも新しいことを急いで覚える必要もあるから、と三雲が続けて言うと、隠岐は納得しますが、香取は大人連中に好かれそうな考え方ね、とトゲのある言い方をして三雲に絡みます。14時になると今日の対戦順が届き、1試合目は水上9番隊との対戦だと判明します。
© 葦原大介 ワールドトリガー 215話より
水上9番隊
その水上9番隊ですが、共通課題に取り組んでいるようですが、明日の昼には共通課題が終わりそうなペースのようです。照屋が、思ったより楽……というか肩透かし感がありますね、と余裕があるような発言をしています。樫尾は、まだ手付かずの分担課題が難しいのでは?と、言うと、照屋が分担課題を見てみようかな、と言います。水上はその会話には参加せず、悪いけど 俺 今からちょっと集中するから、なるべく話しかけんといてや、と全員に言います。照屋は水上の課題があんまり進んでいないのかと心配しますが、水上のノートパソコンの画面では、戦闘シミュレーション演習が始まろうとしていました。
© 葦原大介 ワールドトリガー 215話より
水上一人で戦闘シミュに参加
水上9番隊のユニットの操縦者は全員が水上と表示されていて、水上一人で戦闘シミュレーション演習に参加するようです。しかも水上9番隊の隊員の様子から、水上以外は戦闘シミュレーション演習の事を知らないようです。
© 葦原大介 ワールドトリガー 215話より
まとめ
207話で水上は戦闘シミュレーション課題のルールの文章を丸々削除して、テキストを共有していましたが、それ以降もどうやら水上は戦闘シミュレーション課題の事を、隊員に伝えてなかったようです。
水上の狙いは、隊員には共通課題と分担課題に集中させて得点を稼いで、戦闘シミュレーション演習は水上一人で対応する、という大胆なものだと思われます。戦闘シミュレーション演習のルールなら、最初の150秒間以内に全てのユニットの動きを設定すれば、全員でユニットを操作する必要はないように見えるので、この方法でも戦闘シミュレーション演習は出来なくはなさそうですが…。戦闘シミュレーション演習を黙っていたことを、照屋辺りが知ったら、大変なことになりそうな気がしますが大丈夫でしょうか?
照屋は水上9番隊の中では、個人的に不穏な感じがしていました…。207話で最初に各チームの隊長が、自分の選んだ臨時部隊のコンセプトを隊員に説明する場面です。頭のいいやつを集めたら めっちゃ楽できると思って選んだ、閉鎖環境試験だけでがっつり差をつけて 給料ボーナス月15万を狙っている、と水上は説明すると、荒船と樫尾は笑顔で返事をしています。しかし、照屋だけは真顔…。
© 葦原大介 ワールドトリガー 207話より
さらに照屋は、戦闘試験は自信がないってことですか?と、水上に質問というか、かみつくというか…。照屋の不穏な感じが、ただの思い過ごしであればいいのですが、迅の言っていたスコアに差がつき始めたら、チームワークが試される展開になるのでしょうか?
© 葦原大介 ワールドトリガー 207話より
次回、諏訪7番隊の第1試合、開始です。
最新刊23巻を購入される方は、こちらから。
ワールドトリガー 24巻は、2021年12月3日にジャンプSQ 2022年1月特大号と同時発売予定です。
アニメ ワールドトリガー 3rdシーズンの放送が開始されました。3rdシーズンの内容を予想しています。
発売中のコミック23巻のネタバレ、感想も書いています。
コメント