ジャンプSQ 2022年12月号に掲載されているワールドトリガー 227話のネタバレ、感想です。
前回の記事はこちらです。やる気を取り戻した香取は、三雲にどうなったら烏丸とのデートが条件達成するか、条件を詰めようとします。
三雲の訊きたい情報とは?
『最初の一撃』を重視したほうがいい、という三雲の意見
諏訪7番隊と古寺6番隊がネタ共有することになり、三雲は古寺に戦闘シミュの各試合の『最初の戦闘』がどういう感じだったかを訊こうとします。古寺は複雑な話になりそうなのでスピーカーにしてみんなに聞かせる状態にし、三雲もスピーカー状態にします。
© 葦原大介 ワールドトリガー 227話より
『最初の戦闘』とは『試合の中で最初にユニットがぶつかったターン』の事のようで、三雲は、『最初の戦闘』でほとんど勝敗が決まってるんじゃないかと思っている、と自分の考えを6番隊に話します。
© 葦原大介 ワールドトリガー 227話より
昨日出た特別課題の『B級ランク戦が三つ巴になってる理由を考えろ』と言う内容で、考えた理由の1つが『1チーム対1チームだと人数が多いほうが有利すぎるから』でした。そこから三雲は最初の戦闘で2人 人数負けした場合、次のターンで『2人少ない状態で始まる』と、よほど陣形が有利を取っていない限り、どんどん不利が大きくなっているだろう、と考えたようです。この三雲の考えに6番隊の古寺や奥寺も納得し、賛同します。
© 葦原大介 ワールドトリガー 227話より
古寺から、かなり納得できる意見だし、6番隊のスコアもそれを裏付けてると思うよ、と言ってもらい、三雲は安心し、少し自信がつきました、と答えます。これに対して古寺は、これはたぶん得してるのは6番隊のほうだな……、と頭の中で考え、他に訊きたいことは?出来る限り答えるよ、と古寺はデバイスを通して7番隊のメンバーに言います。
© 葦原大介 ワールドトリガー 227話より
対戦相手の能力データ
すると宇井が、んじゃ訊いとこ、と対戦相手の能力データで虫食いになっている所を開示し合おうと言います。全部のチームは大変ですが、上位チームの二宮隊と水上隊の能力データは共有したほうが捗ると思う、という事になり宇井と六田はお互いのデータを送り合います。さらに香取が持っている万能適正スキルの情報も交換します。適正系スキルはどれも微妙だと香取は言い、万能適正スキルも雑魚スキルだと、香取は断言します。
© 葦原大介 ワールドトリガー 227話より
さらに隠岐が、古寺6番隊ってトリオン少ない人多い気 するけど、どうやって勝ってるん?と、六番隊に意見を聞きます。古寺は、この質問はおそらく三雲の弱点を補うための質問……、と考え一瞬躊躇しますが、木虎は、教えた方が水上隊や二宮隊の黒星を増やしてくれる確率が上がります、と密かに古寺に意見し、トリオンが低い場合の戦い方を7番隊に教える流れになります。
© 葦原大介 ワールドトリガー 227話より
6番隊は射撃トリガーより刃(ブレード)トリガーの方が、トリオンが低くても威力が出る事を知っていて、それを古寺は7番隊に教えます。三雲の場合ならシールドよりレイガストで守った方が、防御力が高くなるようです。やってみないと分かりませんが、三雲が狙われてもすぐやられてしまい囮として機能していない、と言っていた問題も解決しそうです。
© 葦原大介 ワールドトリガー 227話より
1番隊からも共闘の申し出が
6番隊とネタ共有した後、今度は歌川から諏訪に連絡が入っていきます。歌川からも戦闘シミュで共闘しませんか?と、申し出が来ます。この提案を1番隊でしたのは空閑だったようで、空閑は三雲と組んだ方が勝てる、と考えて提案したようです。1番隊ともデータを共有し、最後に三雲の最後のネタを聞くことになります。
© 葦原大介 ワールドトリガー 227話より
三雲の最後のネタとは、諏訪7番隊が他のチームと違って隊長が3人いることでした。諏訪隊の諏訪、香取隊の香取、玉狛第2の三雲、の隊長3人がいるという事ですが、三雲は順を追って最後のネタの説明をしていきます。三雲の考えでは、『最初の戦闘が一番重要』ですが、最初の戦闘でダメージ勝ちするには連携がきれいに決まるかどうかに大きく左右され、それについての1つの正解は水上隊が既に出している、と三雲は考えを話します。
© 葦原大介 ワールドトリガー 227話より
つまり、『1人で連携を全部組む』という事ですが、それはユニットが毎日増えていくからムリって話になったじゃん、と香取は反論します。それに対して三雲は、隊長3人で手分けすればできると思う、と言います。
© 葦原大介 ワールドトリガー 227話より
それを聞き諏訪が、諏訪7番隊の中に、諏訪隊の諏訪、香取隊の香取、玉狛第2の三雲で3つの『ミニ水上隊』を作る、という三雲の結論を代弁します。
© 葦原大介 ワールドトリガー 227話より
水上ほどじゃなくても、他のチームよりは複雑で正確な連携部隊が3つ組める、と三雲は改めて言い、その話で7番隊はまとまります。スナイパーは香取隊と諏訪隊にはいないので、その役割は隠岐にお願いすることになります。7番隊の4日目の方針は決まり、明日に向けて今夜はガッツリと準備をすることになります。
© 葦原大介 ワールドトリガー 227話より
水上がついに戦闘シミュの存在を明かす
そして閉鎖環境試験4日目の朝となり、水上が戦闘シミュの説明を見ている場面になります。説明を見ると、予想通り戦闘シミュで操作するユニットはさらに増えています。基本ユニットは各5体で20体は毎試合全員出撃で、ヘルプユニットは毎試合4体を選択して出撃することになります。これを見た水上は9番隊のメンバーに話があると言い、戦闘シミュ演習の存在を明かそうとします。
© 葦原大介 ワールドトリガー 227話より
まとめ
6番隊と7番隊のネタ共有ですが、最初は古寺は諏訪に強引に話を進められただけでしたが、三雲の『最初の戦闘が一番重要』という考えにはかなり納得したようで、得をしたのは6番隊のほうだな、と考えるようになり途中から積極的に情報を提供していきます。最終的にお互いの能力データ交換など色々と行いっています。さらに1番隊とも戦闘シミュで共闘を来ない、7番隊は4日目に向けての準備をガッツリと行うことが出来ました。
そして水上の9番隊ですが、さすがに一人では操作できるユニットではなくなったので、メンバー全員に隠している事をとうとう明かすようです。どのような結果になるでしょうか?
次回、水上が隠していた戦闘シミュの事を聞き、照屋は水上に抗議します。
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