【ネタバレ】ワールドトリガー 236話「鳩原 未来」あらすじ、ネタバレ

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ジャンプSQ 2023年10月号に掲載されているワールドトリガー 236話のネタバレ、感想です。

 

前回の記事はこちらです。各チーム、4日目時点のスコアを見て感情が交差します。

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二宮は鳩原が近界(ネイバーフット)へ密航した経緯を話す

鳩原が姿を消す前の話

鳩原未来が姿を消す少し前に場面は移り、二宮がボーダー上層部に抗議しています。二宮隊が遠征から外された理由を聞かせてください、と二宮は城戸達に質問しています。

© 葦原大介 ワールドトリガー 236話より

 

二宮隊は選抜試験の合格ラインはクリアしたようですが、鳩原が人を撃てず、このまま遠征に組み込めば遠征先で自分の身を守れない、というのが二宮隊を遠征から外した理由のようです。鬼怒田は二宮に個人で申請すれば問題なく通る、と言いますが、二宮は遠征に行く目的があるのは鳩原で、二宮個人で申請しても意味がないと鬼怒田に言います。そして、遠征にはオペレーターやエンジニアなど非戦闘員も参加していて、自分の身を守れない人間は他にもいるのに、なぜ鳩原だけ問題になるのか納得のいく説明をください、と二宮はさらに質問します。

© 葦原大介 ワールドトリガー 236話より

 

城戸は、遠征部隊の人数は限られていて非戦闘員が『2人』いるチームがあると、他のクルーへの負担が大きくなる、と理由を二宮に話します。すると、非戦闘員が2人いても、鳩原が人を撃てなくても、他のチームに面倒をかけないことを証明する、と二宮は断言します。

© 葦原大介 ワールドトリガー 236話より

 

そして、二宮隊がA級1位を獲ったら、遠征への参加を認めてください、二宮は城戸達に言います。城戸は、今ここで確約は出来ないが、もしそうなったら『検討』しようと二宮に言います。

© 葦原大介 ワールドトリガー 236話より

 

そして、城戸は二宮に下がるように言い、二宮は部屋を退出します。部屋を出た二宮に出水が話しかけると、二宮は弾撃ちを自分に教えるように出水に迫ります。射撃の技術を教えるように二宮は言い直しますが、出水は一応競争相手だと言い、二宮の提案を断ります。

© 葦原大介 ワールドトリガー 236話より

出水に頭を下げる二宮

そもそもシューターランクは二宮の方が上だと出水は言い、お互いこっそり腕磨いてランク戦で技くらべしましょ、と出水はその場を去ろうとします。しかし二宮は他の隊員も見ている中で頭を下げて再度、出水にお願いします。

© 葦原大介 ワールドトリガー 236話より

 

その後、二宮隊が集まった場で二宮は今シーズンの遠征が無しになった事を説明します。鳩原は、自分のせいで遠征から外れた事を謝りますが、犬飼は、別に謝ることないんじゃない?と、言い氷見も同意します。辻はA級1位を獲ったら、本当に選抜を考えてもらえるのか?と、疑問を口にし、氷見は『検討する』としか言われていないので、言質としては弱いよね、と指摘します。二宮はA級1位になれば、少なくとも『他の隊員の負担になる』という理由は潰せるので、1位を獲ったらもう一度上に掛け合う、と言います。

© 葦原大介 ワールドトリガー 236話より

 

鳩原は、それでもダメだったら、またみんなに苦労かけてしまう、と気にしますが、犬飼は、A級1位は二宮隊のもともとの目標でやることは変わらない、と鳩原に言います。あんまり重く考えないでいいんじゃないの?と、犬飼が言うと、辻と氷見もその意見に同意します。

© 葦原大介 ワールドトリガー 236話より

二宮隊5人で遠征を目指す事に同意した鳩原だが…

二宮が、この5人で遠征に行く、いいな?鳩原、と言うと、鳩原も笑顔になり、はい……!と返事をします。

© 葦原大介 ワールドトリガー 236話より

遠征を外された理由を、鳩原に聞いた絵馬は…

その後、鳩原は絵馬に二宮隊が遠征から外された事を携帯で報告します。鳩原から、人を撃てないと遠征に行くのは難しい、と聞いて、絵馬は当真が良くて鳩原が駄目なのは意味が分からないと愚痴を言います。鳩原は二宮隊のみんなに申し訳がない、と電話で言いますが、この時の絵馬は深刻に考えていなかったようで、きっとそのうち上層部も鳩原先輩の腕を認めるよ、いつか人も撃てるようになるかもしれないし、と言って鳩原を励まします。

© 葦原大介 ワールドトリガー 236話より

自分を蔑む鳩原、そして密航へ

しかし、一生人を撃てないと思う……、と鳩原は言うと、あたしはやっぱりダメなやつなんだ……、と鳩原は自分を蔑み、絵馬に謝ります。この後、少しして鳩原は姿を消します。

© 葦原大介 ワールドトリガー 236話より

 

鳩原が姿を消した事で、二宮は上層部に呼び出されます。二宮が余計に責任を感じないように、氷見達は深刻な雰囲気にならないように示し合わせます。城戸から、表向きには組織の機密に関する重要規律違反により鳩原隊員を懲戒解雇とだけ発表することになった、と二宮は言われます。

© 葦原大介 ワールドトリガー 236話より

 

そして、二宮隊のB級への降格と2期の昇格停止処分を科せられますが、二宮は反論せずに処分を受け入れます。一方、真相を知らない絵馬は二宮隊と鳩原の処分の通知を見て驚きます。

© 葦原大介 ワールドトリガー 236話より

 

北添と仁礼も、鳩原と連絡が取れずに心配しています。影浦は、鳩原は選抜試験に落ちたからヤケになったんじゃねーのか?と、推測しますが、選抜試験は通っていたのに上層部が……、と絵馬は上層部に怒りをぶつけます。そして、自分がもっと話をちゃんと聞いてたら……!と、絵馬はちゃんと聞かなかった事を後悔して自分を責めます。

© 葦原大介 ワールドトリガー 236話より

 

自分を責める絵馬を見た仁礼は、鳩原ともう一度ちゃんと話さないと、とつぶやきます。鳩原の実家は他県に引っ越していて、さらに鳩原は実家とは疎遠なようなので連絡先が不明だと、仁礼は分かると、こっちから呼びかけてくかぁ?と、仁礼は絵馬に言います。絵馬はどうやって?と、言いますが、嵐山隊のようにテレビで呼びかけよう、と仁礼は絵馬にアイデアを出します。

© 葦原大介 ワールドトリガー 236話より

絵馬が鳩原にテレビを通して呼びかける事に

絵馬本人が呼びかければ、鳩原も連絡してくるだろう、と仁礼は言い、な!やってみよーぜユズル!と、絵馬を誘います。絵馬もやる気を出し、影浦隊が広報部隊をやる、といった形で根付にお願いします。

© 葦原大介 ワールドトリガー 236話より

影浦の根付へのアッパー事件の全容

影浦隊から頼みを聞いた根付は指令と本部長の裁可も必要と言い、ひとまず検討すると返事をします。影浦隊が広報部隊をやるうえで鳩原の事をどういう風に言ったかは不明ですが、根付は鳩原の件に絡むと気付いているようです。形の上では検討すると根付は言っていますが、内心は最初から却下するつもりでその感情を影浦は察知します。

© 葦原大介 ワールドトリガー 236話より

 

その場凌ぎでぬか喜びさせんじゃねーよ、と影浦は言い、根付が検討すると言っている、と言おうとするのを遮り、あんたの『憐れみ』が刺さるんだよ、と影浦は根付を睨みながらつぶやきます。

© 葦原大介 ワールドトリガー 236話より

 

そして、影浦は根付にアッパーをかまします。影浦のアッパーはキレイに決まり、根付が宙を舞います。その場に偶然居合わせた柿崎が弁明してくれたようで、何とか影浦はクビにならずにすみます。しかし、影浦隊もB級への降格と2期の昇格停止処分を科せられます。

© 葦原大介 ワールドトリガー 236話より

 

仁礼は影浦に反省するように言いますが、鳩原の件は振出しに戻ってしまいます。どうするか話していると、絵馬は鳩原の事はもういいと言います。オレはもう納得したから、と絵馬は言い、気を遣わせてごめん、と絵馬は影浦達に謝ります。

© 葦原大介 ワールドトリガー 236話より

 

そして、場面は再び二宮と絵馬が2人部屋で話している所へと戻ります。鳩原が近界(ネイバーフット)にいると知り、絵馬は驚愕しますが、さらに基地からトリガーを持ち出しボーダー外の人間と組んで密航したと知り、絵馬はさらに驚きます。二宮は『密航』を選んだ理由は理解できるが、鳩原が二宮隊や絵馬に何も言わずに、なぜ部外者を仲間に選んで姿を消したのか、納得していませんでした。

© 葦原大介 ワールドトリガー 236話より

 

絵馬の言う通り二宮のやり方に問題があって、鳩原を追い詰めていたかもしれないという可能性を二宮も理解していますが、その理由では理解は出来ても、納得できないようです。鳩原の口から理由を聞きたい、これが俺の遠征の目的だ、と二宮は自分の想いを絵馬に伝えます。

© 葦原大介 ワールドトリガー 236話より

まとめ

236話では、鳩原が姿を消した経緯が二宮の口から絵馬に伝えられます。そして、二宮が出水に頭を下げて射撃の技術を教えてもらうことになった経緯や、影浦の根付に対するアッパー事件に関する全容も今回で明らかになりました。影浦はサイドエフェクトで根付の感情を読み取り、嘘を言っている事に気付いたとはいえ容赦ありませんね。警察沙汰になってもおかしくないほどの暴力事件です。

二宮が遠征を目指す理由も今回、明らかになりました。確かに、この5人で遠征に行く、いいな?鳩原、と二宮が言った時、鳩原も納得して、はいと返事をしているように見えました。しかし、実際にはその後に雨取麟児らボーダー外の仲間と密航していて、二宮が納得できない、鳩原の口から理由を聞きたいというのも理解できます。この辺も鳩原には何か事情がありそうですが、今後の話の展開で明らかになると思います。

 

次回、鳩原失踪の真相を絵馬に話した二宮は、自力で試験を突破するように念を押します。

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