【ネタバレ】ワールドトリガー 238話「遠征選抜試験㉞」あらすじ、ネタバレ

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ジャンプSQ 2023年12月号に掲載されているワールドトリガー 238話のネタバレ、感想です。

 

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歌川隊は早速、作戦決定

早速、トリオン兵を作成

とりあえず適当に作ってみた方が、ソフトの確認もできるという事で各々、トリオン兵を専用ソフト「トリオン兵つくーる」を使って適当に作ってみることにします。

© 葦原大介 ワールドトリガー 238話より

 

最初に本体設定で、大きさ、足のタイプを決めます。大きさは1~5の値を設定し、足のタイプは2足、4足(獣)、4足(虫)、6足(虫)、飛行から選びます。次に装甲と装飾で、装甲は1~10の値を設定します。最初はグロテスクな外見になりますが、装甲の値を設定すると、なんとなく見慣れた感じになります。

© 葦原大介 ワールドトリガー 238話より

 

装飾は装飾ボタンを押すと、外見をいじれるようです。切り分けたり、部分的に消したり、付け足したりできるようです。見た目をいじれるのである程度、装甲に割り振ったポイントをごまかせそうです。次に『能力値』を設定しますが、これは性能に直結するようです。行動力、攻撃、防御、回避、援護、技術にポイントを割り振れます。最低値は1なので、ある程度好きな値を割り振れそうですが、後であまりにも勝手に割り振るとエラーになることが判明します。

© 葦原大介 ワールドトリガー 238話より

 

三雲は行動力10で他の能力値は3になるトリオン兵をとりあえず作ってみようとしますが、エラーになってしまいます。作成コストに上限があって、コストオーバーになると作成出来なくなるようです。

© 葦原大介 ワールドトリガー 238話より

作成コストは作る人間のトリオン量によって違う

三雲の作成コストは600ですが、隠岐の作成コストは1200と表示されていて、香取は1080、宇井は600、諏訪は1080と表示されています。どうやら作る人間のトリオン量で、コスト上限が決まっているようです。三雲はトリオン量が低いので、作成コストも600と低かったようです。

© 葦原大介 ワールドトリガー 238話より

 

トリオン量によって作成コストが決まると分かり、二宮隊のようにトリオン量が多い隊員ばかりの所は、強いトリオン兵を使えて、諏訪7番隊は量産型のトリオン兵しか使えないってこと?と、叫びます。確かに雨取が作ったトリオン兵はかなり強そうで、香取は、やっぱクソゲーだわ!と、叫びます。しかし、『部隊(チーム)コスト』というのがあり12,000と表示されていて、この値が1試合で使えるユニットのコスト総数を表しているようです。つまり、強いトリオン兵は作成コストが高いので出撃できる数も少なくなり、弱いトリオン兵なら出撃できる数は多くできそうです。

© 葦原大介 ワールドトリガー 238話より

 

続いて『センサー』関係の設定をします。トリオンセンサーはレーダーの探知範囲に影響、光学センサーは武器の射程範囲と視界に影響、音響センサーは武器の射程範囲と音響探知に影響するそうです。光学センサーと音響センサーは、戦闘シミュの扇形のやつになるようです。射程が長い武器を採用するなら、センサーにある程度値を割り振る必要があるようです。センサーで得た探知情報は、全ユニットで共有されるので、レーダーに関してはレーダー専門のユニットを作って任せれば良さそうです。

© 葦原大介 ワールドトリガー 238話より

 

最後が『武装とスキル』です。ブレード、シールド、アステロイド、メテオラ、スナイパーと、武器は戦闘シミュで使っていたのとそこまで変わらないようです。弾数を増やすのもコストがかかるので、あれもこれも増やすとコストオーバーになってしまいます。戦闘シミュで使っていた連携メインの戦術も、『援護』の数値を増やさないと連携が発動しないので難しそうです。

© 葦原大介 ワールドトリガー 238話より

 

スキルもバッグワームにカメレオン、ブレード防御の受け太刀、ブースト系はグラスホッパー関係と、普通のスキルが中心のようです。変わっているの『ジャミング』と『急所攻撃』で、『ジャミング』は使うと周りの味方が敵のレーダーに映らなくなるスキルのようです。『急所攻撃』は発動するとベイルアウトするスキルのようですが、レベルMAXまで注ぎ込んでも発動率は10%が限界のようです。香取は『急所攻撃』を、コスパが悪いお祈りスキルと断言します。

© 葦原大介 ワールドトリガー 238話より

レーダー専門のユニット作成完了

色々試している間に、宇井がレーダー専門のトリオン兵の作成を完了しました。市民も親しみやすい、ねこ型ロボの外見にしています。作成コストは184と激安で、トリオンセンサーを15に設定している以外、武器も持っていません。清々しいまでにレーダー以外切り捨てています。

© 葦原大介 ワールドトリガー 238話より

 

三雲は「シールドガンナー1」というトリオン兵を作ろうとしていますが、コストの制限が厳しく苦戦しています。そこに特殊戦闘シミュレーション演習のルールが到着します。諏訪7番隊はルールのチェックを始めます。

© 葦原大介 ワールドトリガー 238話より

歌川1番隊の様子は?

場面は歌川1番隊に移り、歌川1番隊もちょうど特殊シミュのルールを確認していました。MAPや操作方法は昨日までの戦闘シミュと同じですが、特殊シミュで使うユニットはトリオン兵のみです。やはり1試合で出撃できるユニット数は、全チーム共通で作成コスト12,000までになるようです。また、作成コストがそのまま『得点』になるようです。戦闘シミュではユニットが強くても弱くても1体倒すと1点でしたが、特殊シミュでは強いトリオン兵を倒すと、作成コストが高いので得点も高くなります。二宮隊が作った強いトリオン兵は、得点は1,000点以上ありそうです。

© 葦原大介 ワールドトリガー 238話より

 

歌川が、方針を決めたいとこだが…、と言いますが、漆間が、相手がどんなユニット作るかわかんねーんだから作戦の立てようがねーだろ、と言い、戦術のパターンが無限すぎて予想できないよね……、と志岐も同意します。チームの方針決めに悩んでいると、巴が空閑の意見を聞いてみたいと言います。空閑の意見は課題や戦闘シミュでも参考になったようで漆間も同意しますが、空閑はニホンジンがトリオン兵にやたら詳しかったら怪しいのでは、と自分がネイバーとばれるかもと悩みます。すると、玉狛は遠征にも行っているし、宇佐美先輩もいるからトリオン兵にも詳しそうだな、と歌川が助け船を出します。

© 葦原大介 ワールドトリガー 238話より

 

空閑も歌川の助け舟に乗っかり、宇佐美に教えてもらったという形にして、自分の考えを話し始めます。空閑は、基本的には役割がはっきりしたトリオン兵の方が、『ねだんの割に性能がいい』という感じなる、と言います。数を出す場合は性能を控えめにして、連携前提で使うのが普通だと空閑は言いますが、今回は連携には『援護』のコストがかかるので性能的にもねだん的にも微妙だと思う、と空閑は意見を言います。

© 葦原大介 ワールドトリガー 238話より

『対策』はしなくていい

さらに漆間に言われて、空閑は対策の案も出します。空閑は対策に関して、しなくていいと思うんだよなあ、と言います。ここで、巴に試合が始まってレーダーに敵が12体映っていた場合の、1体のコストがどれくらいかという問題を出します。単純に考えれば、チームコストが12,000なので、1体1,000ぐらいとなる、と巴は答えます。20体くらい映っていたら?と、空閑に続けて質問されて、その場合は1体600前後、と巴は答えます。しかし漆間が、コストが超安いダミーユニットを混ぜれば、もっと強いユニットも数が出せる可能性を指摘します。

© 葦原大介 ワールドトリガー 238話より

 

結局、レーダー上の情報だけだとユニットの強さは測りにくい、と歌川は言い、1回ユニットをぶつけるまで何も分からないってことになる、と漆間は言います。空閑は漆間に同意し、今回は『考えない』のがいいと思う、と空閑は意見を言います。正確には『相手には考えさせて』『こっちは考えない』ということだと空閑は言いなおします。

© 葦原大介 ワールドトリガー 238話より

空閑の作戦案とは?

対策にはある程度情報が必要になるが、今回くらい情報が少ないとまともな対策は難しいし、対応型のトリオン兵はおねだんも高くなる、こっちもあっちも対策が難しいなら守りよりも攻めに特化しほうが勝ちやすい、と空閑は言います。しっかり火力が出る攻撃パターンを1個作って、どのチームが相手でも最短で速攻、という作戦が楽で勝率も結構高くなる、と空閑は予想します。

© 葦原大介 ワールドトリガー 238話より

 

全員空閑の作戦に納得しますが、『考えさせる』ってどういうことだよ?と、漆間が質問します。この質問に空閑は、相手が迷うポイントをこっちで増やすんだよ、と答えます。漆間がさっき言っていたコストが超安いダミーユニットを混ぜるような、いろんな可能性を意識させるような事をすればいいと空閑は言います。

© 葦原大介 ワールドトリガー 238話より

 

『強そうに見えて弱い』や、『安そうに見えて高い』、のように見た目が全部バラバラなだけでも、相手の意識を割かせられそう、と巴と志岐が言います。空閑は、そうそうそういうやつ、と巴と志岐の考えに同意すると、相手の意識があちこち散るほどこっちの速攻は通りやすくなる、と言います。

© 葦原大介 ワールドトリガー 238話より

 

さらにどこのチームも昨日までの戦闘シミュの経験があるから、『対策しない』って決めてない限り、目に入る情報は無視できないと思うよ、と空閑が意見を言うと、歌川が速攻戦術用のユニット作りと、相手を惑わせるアイデアを詰めていこう、と歌川隊の方針を決定します。メンバー全員、空閑の意見と歌川の方針決定に賛成し、早速作業に取り掛かります。

© 葦原大介 ワールドトリガー 238話より

まとめ

238話では、特別課題その④のトリオン兵の作成を各チームが開始します。

諏訪7番隊は、専用ソフト「トリオン兵つくーる」でとりあえずトリオン兵を作ってみますが、作成コストの制限に三雲は苦戦しています。

一方、歌川1番隊は空閑の意見を取り入れて、速攻戦術で主導権を握り、さらに相手を惑わせるポイントを増やす作戦でいくことに決定します。歌川1番隊は「対策はしない」と割り切った考え方で行きましたが、他のチームはどのような作戦を取るのでしょうか?

 

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