【ネタバレ】ワールドトリガー 239話「遠征選抜試験㉟」あらすじ、ネタバレ

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ジャンプSQ 2024年3月号に掲載されているワールドトリガー 239話のネタバレ、感想です。

 

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各チームも様々なトリオン兵を作成

ジャンプSQ 2024年3月号の表紙はワールドトリガーです。

© ジャンプSQ 2024年3月号より

2番隊の辻のトリオン兵

王子2番隊の辻のトリオン兵は、見た目を恐竜っぽくしています。生駒は遊び心があっていいと言っていますが、これは三門市の市民の印象を考えて事のようです。三門市の市民にとってネイバーのトリオン兵は印象が悪いので、ボーダーのトリオン兵はネイバーのトリオン兵とは見た目に差をつけて、印象を良くしようという考えです。

© 葦原大介 ワールドトリガー 239話より

 

見た目がネイバーのトリオン兵と全然違えば、それだけ『味方』としても分かりやすいという事ですが、辻が作っているトリオン兵の中身自体は普通の射撃タイプのようです。生駒はそんな話を聞き、自分が作っていたう〇この見た目のトリオン兵が悲しくなったようで、皆には見せないようにします。王子は肩に『装備』するトリオン兵を作っていますが、今回は『戦闘シミュに向けたトリオン兵を作れ』という指令なので、戦闘シミュでは使えなさそうです。仁礼も『戦闘シミュに向けたトリオン兵を作れ』という指令だから今日のシミュでは使えないとツッコみますが、もちろんシミュ用のトリオン兵も作るよ、と王子は答えます。

© 葦原大介 ワールドトリガー 239話より

 

『戦闘シミュに向けたトリオン兵を作れ』という指令はある意味運営側の配慮だと王子は言い、将来的には辻が考えたようにボーダー独自のデザインやアイデアが求められるようになるはずで、王子はそっちを考えるのが面白いから、デザインやアイデア優先のトリオン兵も作成しているようです。他にも背中に装備して空を飛ぶ空中起動用トリオン兵も作成していますが、生駒はそういうのを見てさらに自分のう〇この見た目のトリオン兵が恥ずかしくなってきます。

© 葦原大介 ワールドトリガー 239話より

 

来馬5番隊の弓場は、トリオン兵の作成でかなり頭を悩ませているようで、来馬が弓場を心配して声を掛けています。小佐野は飛行用のトリオン兵を作りたいようですが、説明がよく分からないと小荒井に助けを求めます。

© 葦原大介 ワールドトリガー 239話より

来馬5番隊の小佐野は飛行ユニットを作成

飛行用のユニットは、足のタイプ『2足、4足(獣)、4足(虫)、6足(虫)、飛行』の中から『飛行』を選べばいいのですが、説明が色々あってややこしそうです。小荒井は、文字で見るとややこしいっすけど、『飛んでる』ってイメージそのまんまっすよ、と小佐野にアドバイスします。高い所を飛んでいればお互い攻撃が届きにくく、相手が高い所に昇って距離が近くなれば、その分届きやすくなるというイメージのようです。さらに飛行用のユニットは射程が短い相手にはかなり強く、射程が短い相手には弱いようで、他の脚と違って行動力や回避にマイナスが付くので、攻撃か守りか行動力か、どれかは捨てるユニットになってしまいそうです。

© 葦原大介 ワールドトリガー 239話より

 

小荒井のアドバイスを聞き小佐野は攻撃は出来なくていいと、空飛ぶレーダーマンとしてのトリオン兵を作成する事にします。さらに飛行ユニット対策としては、狙撃ユニットが何体かいた方が安心で、狙撃ユニットでなくても射程が長いシューターユニットでも代用できそうです。中距離だと狙撃ユニットよりシューターユニットの方が強いぐらいのようですが、そんな説明を聞いていて弓場はさらに悩んでしまい、小荒井に助けを求めます。

© 葦原大介 ワールドトリガー 239話より

柿崎3番隊の太一はトリオン兵作成で創作意欲に火が点く

柿崎3番隊の別役太一は、戦闘用でなく戦地の救護活動用のトリオン兵を作成しています。車両が通れない瓦礫道を乗り越えて、逃げ遅れた人たちを助ける想定のトリオン兵です。他にもスナイパーの騎乗用トリオン兵も作成していて、足が速いアタッカーに食いつかれた時、スナイパーがこのトリオン兵に乗って距離を離すことを想定しているようです。

© 葦原大介 ワールドトリガー 239話より

 

どれも戦闘用でなく、特殊シミュではトリオン兵しか使えないのでどうやって敵を倒すっつーんだ、と藤丸が別役にツッコみます。しかし別役はシミュ用とは別腹だと言い、トリオン兵はネイバーフットだと、戦闘メカっぽいが『輸送車両』的な存在でもあると思うと言い、兵器利用される前のそういう本質的な『何かを運ぶ』という性能から発想を広げたいと、トリオン兵を作った理由を説明します。

© 葦原大介 ワールドトリガー 239話より

 

別役は一昨日の特別課題でもB級ランク戦でモールモッドを使いたいと書いていて、その事は237話でも上層部や武富の会話で触れられていました。

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そして今回、トリオン兵を作れると分かって、別役の創作意欲に火が点いたようです。影浦は別役の作るトリオン兵を面白いと感じたのか、そのままやってみろ、と別役に言います。柿崎もバトル用じゃないトリオン兵を面白いかもな、と評価しますが、藤丸があきれてため息をつきます。

© 葦原大介 ワールドトリガー 239話より

 

柿崎は藤丸の言いたい事も分かるとしつつ、別役のアイデアは特殊シミュには使えなくても、特別課題の解答としてはいい線言っていると思う、と藤丸に言います。勝ち星が計算しにくい特殊シミュとは別に、特別課題で手堅く点を取るのも悪くないと柿崎は言い、藤丸と犬飼も納得します。柿崎は別役にバトル用のトリオン兵も1体は作るように指示をし、別役も、了解っす!と答えます。

© 葦原大介 ワールドトリガー 239話より

 

水上9番隊の照屋と樫尾が作るトリオン兵は万能志向に偏っていて、今回は尖った駒で攻め倒す方が強そうだけど……、と水上は悩んでいました。そこに荒船が、今日は何か作戦は無いのか?無いなら全部好き勝手に作っちまうぞ?と、質問をしてきます。水上は、特殊シミュはやれることが多すぎて、どこから手を付けていいか分からないと答えます。将棋に例えて、お互いに見た事もない駒を使って戦う感じで、しかも見た目と性能が一致しているとも限らない、と水上は言い、正直まだどんな勝負になるか想像つかないとつぶやきます。

© 葦原大介 ワールドトリガー 239話より

水上9番隊は樫尾と照屋のアイデアを採用

水上のつぶやきを聞き、樫尾と照屋はデザインにも手を加えられるなら、見た目で性能を誤認させてくる可能性に気付きます。狙撃型や飛行型以外は見た目で分からないので、ぶつけてみるまで分からないという話になりますが、それはお互い同じ条件でしょ、と今は言います。だとすると相手の出方を待つよりこちらのギミックを押し付ける方が勝算が高いかもしれない、と樫尾が言い、対応する側でなくダマす側にまわるってことね!と、照屋も樫尾の意見に賛成します。荒船と今も樫尾の意見に賛成し、樫尾と照屋のアイデアで特殊シミュ対策を進める事になります。

© 葦原大介 ワールドトリガー 239話より

 

水上9番隊の様子を見ていたモニタールームの綾辻は、今日の水上先輩はふつうにリーダーしてるね、と言います。昨日の戦闘シミュではワンマンで進めていたので違和感があるようですが、片桐は昨日の戦闘シミュは『負け越しが前提』だったからリーダー主導で仕切っていたんじゃないかなと推測します。逆に今日は隊員主導で作戦を立てて、水上は『みんなの手柄』にしたんだろう、と片桐は推測します。

© 葦原大介 ワールドトリガー 239話より

 

水上が何も分からないと言いつつ、要点はしっかり指摘し樫尾と照屋に遠回しにヒントを与えているように見えたので、水上もちゃんと考えていると思うと片桐は言います。さらに樫尾と照屋は自分で考えたいタイプだから、二人の性格に合わせて遠回しにヒントを与えたのでは、と片桐は言います。片桐の話を聞き、綾辻は片桐も普段そういうとこを気遣ってるんだ?と聞きますが、片桐は、そうでもないかな、と謙遜します。

© 葦原大介 ワールドトリガー 239話より

若村11番隊の半崎のアイデアは引き分け狙い

若村11番隊の半崎は、今日の特殊シミュはルール上、狙って引き分けに出来ると言います。ルールでは倒した敵のコストがそのままポイントになり、2,000ポイント差がつかなければ引き分けになると書かれています。さらに1人最低1体は自作のユニットを出撃させる必要があるので、コストが超安いユニットを全員で作成し、5体だけ出して合計コストを2,000より低くすれば相手の得点は2,000ポイントにいかず、2,000ポイント差がつかないので引き分けになるというアイデアです。

© 葦原大介 ワールドトリガー 239話より

 

このアイデアは若村隊が1ポイントも獲れなくても、ルール的には引き分けにしかならないのですが、それじゃあ試合にならなくないか?と、笹森が心配します。しかし、ルール上は全滅したら負けなどは書かれておらず、この裏技を使えば特殊戦闘シミュを負けなしで切り抜けられる…………!?と、若村は閃きます。

© 葦原大介 ワールドトリガー 239話より

 

しかし、勝ち点の配分忘れたん?と、細井からツッコみが入りヒュースも同調します。仮に10試合全部引き分けだと200点で、2勝8敗と同じスコアとなり目標が低すぎると細井に言われてしまいます。しかも、引き分けなので相手チームにも同じ20点が入り、他チームとの差が縮まらないとヒュースに指摘されます。ここでふんばって勝ちを増やさないとあかんやろ、と細井にツッコまれ、引き分け狙いを一瞬本気で考えた若村は意気消沈します。

© 葦原大介 ワールドトリガー 239話より

 

引き分け狙いでは目標が低すぎるとツッコまれ、楽できるかと思ったと残念がる半崎ですが、義人の発想自体は面白いと思う、とヒュースは言います。昨日までで一度も勝てていないチームに対しては、相性が悪いと割り切って引き分けを狙うのも戦術の内だろう、とヒュースは言い、あるいは下位のチームで連携して、上位のチームに引き分け狙いを仕掛けるなら成果は多少上がるかもしれない、とヒュースは意見します。

© 葦原大介 ワールドトリガー 239話より

 

しかし、若村は他所と組むのは採用できないと断言します。戦闘シミュで強いチームに的をかけて狙うなら昨日のスコアで1位の諏訪7番隊は外せませんが、そうなると諏訪7番隊の邪魔をすることになります。若村としては、諏訪や三雲、隠岐、香取は若村隊メンバーのチームメイトだし、昨日課題で助けてもらった恩もあるので、仇で返すわけにはいかないと言います。

© 葦原大介 ワールドトリガー 239話より

若村にダメ出しする天羽

笹森と半崎も、総合1位の水上隊には荒船もいるし、荒船隊の人達がこのくらいで困ってるとこは想像できない、と言います。しかし、モニタールームの天羽は、腰が引けてるよ、と若村に厳しい指摘をします。

© 葦原大介 ワールドトリガー 239話より

 

香取が若村隊に助け舟を出したのは最下位を抜け出して欲しいからで、ここでガツガツ行けないなら香取の援護がムダになるじゃん、と天羽は言いますがその言葉を聞いた一条は、義理堅いのは若村のいい所だし、笹森もその方がやりやすそう、と反論します。

© 葦原大介 ワールドトリガー 239話より

 

しかし一条の反論に天羽は、義理堅いのはいいんだけど「義理を優先したから負けても仕方ない」…みたいなことを考えてそうで嫌なんだよ、麓郎さんってそういうとこあるし……、と言います。これに嵐山は、今回の若村は違うんじゃないか?と、指摘します。月見は、また重い判断を避ける癖が出たように見えるわ、と言いますが、そういう心理も無くはないだろうけど……、今回はちょっと違う気がするよ、と嵐山は言います。

© 葦原大介 ワールドトリガー 239話より

ヒュースの作戦は飛行型トリオン兵を攻撃に使う事

若村隊が話し合っている場面に戻り、若村は引き分け狙いは最後の手段として、勝ち星を増やす方法はないかとメンバーに聞きます。細井がヒュースに、何か作戦ないの?と聞くと、当然ある、とヒュースは答えます。一番単純なのは飛行型トリオン兵を攻撃に使うことだ、飛行型トリオン兵は射程が短いトリオン兵なら一方的に倒せる、とヒュースは言いますが、ヒュースの作戦を聞き、どこのチームも飛行型対策として射程長いやつ入れるだろうし、対策漏れを期待すんのは勝算低いっしょ、と半崎は反論します。

© 葦原大介 ワールドトリガー 239話より

 

さらに飛行型を『攻撃』に使うと、コスト的に『守り』は弱くなり、飛行型は建物に隠れて移動も出来ないので、高い所に狙撃型を置かれて近づけないのでは?と、細井はヒュースに言います。すると、トリオン兵の相性的にはそうだが、オレのトリオン量なら飛行型でも火力と耐久を両立でき、明確に分が悪いのは狙撃型の大群ぐらいだろう、とヒュースは言います。さらに、ほとんどの人間は相手の手が読めない場合、なるべく受けを広く取ろうとするだろうから、狙撃型ばかり大量に使うチームは少ない、とヒュースは予想し、細井もヒュースの作戦に賛成します。

© 葦原大介 ワールドトリガー 239話より

 

若村は、その作戦を使うなら勝ち点が高い明日の方がいいんじゃないか?と、言い、今日その作戦を使ったら、明日には狙撃型で対策されて……、と言いかけますが、ヒュースはそれでいいと言います。相手が明日、狙撃型の数を増やしてくるのが読めていれば、こっちはさらにその対策をかぶせられる、とヒュースは対策されやすい飛行型をあえて今日使う理由を説明します。相手の手が読めないなら、相手の手を誘導すればいいってことか……!と、若村も納得し、若村隊はヒュースの案を採用し、この作戦を軸に全員で他のユニットも作っていきます。

© 葦原大介 ワールドトリガー 239話より

三輪は諏訪7番隊が勝つと予想

モニタールームの米屋は、玉狛組は戦い慣れしてる感じあるなー、と言い、短期決戦の戦い方を知っている、と三輪も評価します。三輪は、他のチームが新しいルールやシステムと格闘している間に、歌川隊、北添隊、水上隊、若村隊は敵の心理を攻略しにかかってる、と言います。三輪は歌川隊など4チームを評価しますが、それでもたぶん今日勝つのは……、諏訪7番隊だろうな、と諏訪7番隊が勝つと予想します。

© 葦原大介 ワールドトリガー 239話より

まとめ

239話では、各チームは様々な考えのもと、色々なトリオン兵を作成していき、その様子が描かれています。

各チーム色々なトリオン兵を作成してきますが、その中でも王子や小佐野、別役はバトル用以外のトリオン兵を作成しています。特に王子や別役は、特殊シミュ用のトリオン兵を作るという本来の趣旨から外れて、バトル用以外のトリオン兵を考える事に楽しさを見付けています。柿崎は特殊シミュとしては使えなくても、特別課題の解答にはなると考えていますが、果たしてポイントに繋がるでしょうか?

そして、北添隊はまだ具体的な様子は描かれていませんが、歌川隊、北添隊、水上隊、若村隊が敵の心理を考慮した作戦を立てていて、三輪も評価しています。それでも三輪は諏訪7番隊が勝つと予想していますが、その理由はどこにあるのか?次回の展開も気になります。

 

次回、審査のためにモニタールームに向かう加古隊ですが、加古隊の喜多川真衣は、おやつが必要、おやつが不可欠、と言って動こうとしません。そこに現れたのは…。

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