【ネタバレ】ワールドトリガー 243話「遠征選抜試験㊴」あらすじ、ネタバレ

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ジャンプSQ 2024年8月号に掲載されているワールドトリガー 243話のネタバレ、感想です。

 

前回の記事はこちらです。ヒュースは三雲の作戦を推測し、若村隊のメンバーに伝えます。

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若村隊は4位と大健闘

5日目の順位表、発表

若村の所に5日目の順位が届き、若村11番隊は気になっている特殊シミュの順位表から確認することにします。

© 葦原大介 ワールドトリガー 243話より

 

結果、若村隊は特殊シミュの順位は4位と判明します。上には諏訪7番隊、歌川1番隊、北添4番隊がいます。戦闘シミュ1日目、2日目で圧倒的だった水上9番隊や二宮8番隊より上なので、若村隊は全員喜んでいます。若村自身も、作戦次第でこのチームでも勝てると自信を持ちます。

© 葦原大介 ワールドトリガー 243話より

 

特殊シミュがこの順位ならと総合順位にも期待しますが、そこまで甘くはなく総合順位は最下位のままでした。ただ10位との差は、

  • 4日目終了時点では10位 柿崎3番隊6,408ポイント、11位 若村11番隊5,811ポイントと597ポイント差
  • 5日目終了時点では10位 柿崎3番隊7,702ポイント、11位 若村11番隊7,267ポイントと435ポイント差

で差は縮まっていて、半崎は昨日までの成績を悔やみます。

© 葦原大介 ワールドトリガー 243話より

 

若村も最初から今日みたいにやれていたらと後悔しますが、過ぎたこと言ってもしゃーないわ、と細井は全員を励まし、あと二日で行けるとこまで行くだけと若村隊に気合を入れます。一方、モニタールームで見ているA級草壁隊の草壁と佐伯は若村を評価し、若村はもっと喜んでいいと言っています。その後話題は諏訪隊の戦術に移りますが、ヒュースの予想で大体あっていたそうで、他には『追跡移動』を味方に使って操作を楽にするなどの細かい工夫もあったようです。しかし、基本的にはヒュースの予想通り三雲のアイデアで、ランク戦で二宮に勝ったのはまぐれじゃなかったわけだ、と佐伯は三雲のアイデアに感心します。

© 葦原大介 ワールドトリガー 243話より

諏訪7番隊は5日目トップ

一方、諏訪隊の様子ですが諏訪隊は5日目の成績が単日、特殊シミュ、両方とも1位で、総合順位も第235話で明らかになっていた4日目の3位から今回2位に上がっています。

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隠岐が三雲の戦術を褒めていますが、三雲もみんなのアイデアに色々助けてもらったと謙遜しています。ちなみに、ジャミングのアイデアは隠岐が発案者で、「ジャミねこ」というジャミング専用ユニットを作ったのは宇井だったようです。

© 葦原大介 ワールドトリガー 243話より

 

香取発案のトリオン兵はボツられたようですが、香取は勝てれば何でもいい、と笑っています。香取にとっては烏丸との目的(デート)に近付ければいいようで、割り切った香取は強いぞぉ……!と、宇井がつぶやいています。また、諏訪が若村隊の成績にも触れていて、若村隊も勝って一気に順位を4位に上げている事を話題にしています。若村隊の飛行型がやばかったというのは諏訪隊でも気付いていたようで、三雲は早めに落として正解だったと言っています。

© 葦原大介 ワールドトリガー 243話より

 

香取は、できるんなら最初からやれって話よね麓郎は!、と若村の事をけちょんけちょんに言っていますが、内心は香取隊の仲間が勝ってご機嫌のようで、しばらくは大丈夫そうだな、と諏訪は宇井に密かに話しています。

© 葦原大介 ワールドトリガー 243話より

レプリカを思い出す三雲

諏訪隊がやられたのは結局、歌川隊、北添隊、二宮隊の3チームだけで、あとは来馬5番隊以外には全て勝っています。諏訪隊は歌川隊、北添隊、二宮隊との戦いを振り返り、歌川隊が一番きつかったと戦いを振り返っています。さらに二宮隊の雨取が作った高性能ユニットの話に話題が行くと、三雲は雨取の高性能ユニットからレプリカの事を思い出します。レプリカの事を思い出した三雲は一瞬感慨に浸りますが、諏訪に声を掛けられると、少し気持ちを引き締めただけです、と三雲は答え、再び閉鎖環境試験に頭を集中されます。

© 葦原大介 ワールドトリガー 243話より

歌川隊は単日では3

一方、歌川隊の様子ですが空閑も二宮隊との試合を思い出していたようで、漆間から、なにニヤニヤしてんだ?と、ツッコまれています。もしかしたら、空閑も三雲と同じく雨取の高性能ユニットからレプリカの事を思い出していたのかもしれません。歌川隊の5日目の成績が単日で3位、特殊シミュで2位と好調で、総合順位も8位から6位に上がっています。さらに二宮隊の大物ユニットの見た目に話題は移り、たぶん加賀美先輩のデザインだね……、と志岐が推測しています。

© 葦原大介 ワールドトリガー 243話より

 

全体の迫力では歌川隊も負けてなかったと空閑は言い、志岐がいろいろなトリオン兵を作ってくれたからと理由を言います。空閑は中身が見えているトリオン兵が好きだと言い、巴はピラミッドが好きだと言うと、志岐は照れながらも嬉しそうな反応を見せます。その様子をモニタールームで見ていたA級加古隊の黒江は、歌川隊は特殊シミュでは勝っているけど、トリオン兵作りに時間使いすぎだと思うと意見を言います。分担課題の進みが全チームで最下位のようで、志岐には課題をやってもらうべきだったんじゃない?と、黒江は言いますが、A級草壁隊の緑川は志岐がみんなと喋れるようになっていると反論します。

© 葦原大介 ワールドトリガー 243話より

 

緑川は黒江に、もっと『先(みらい)』を見ましょうよ、双葉さん、と言いますが、うざ……、と黒江に言い返されてしまいます。閉鎖環境試験を捨てる気が無いなら、バランスよくやったほうがいいに決まっていると黒江は言い返し、村上10番隊は時間作って分担課題を進めていると言います。

© 葦原大介 ワールドトリガー 243話より

村上隊は単日、特殊シミュで9

その村上隊の様子ですが、5日目の成績が単日、特殊シミュ、両方で9位とイマイチで総合順位は4位から5位に落ちています。特殊シミュで勝てなかった事を悔やむ熊谷は、夕食を作りながらいまだにへこんでいました。隊員は頭もいいし村上のサイドエフェクトもあるし、このチームならもっと勝てるはずだと熊谷がぼやいていると、急に氷見と蔵内が会話に乱入してきて熊谷がびっくりします。

© 葦原大介 ワールドトリガー 243話より

 

村上も会話に入ってきて、おれのサイドエフェクトはそこまで万能じゃないと言い、学習能力と今回のような発想力勝負は別の話だと村上は言います。このチームは奇策で一発勝負より、積み重ねで強さを発揮すると村上は冷静に分析しますが、熊谷はあと2日戦闘シミュが続けば積み重ねの強さを持つチームなので、対策が進んで絶対うちがもっと勝ててたのに~!と、悔しがります。氷見と蔵内はそういうルールだから、と諦めていますが、堤は明日を『4日目』くらいのつもりでやるのはどうだ?と、提案します。

© 葦原大介 ワールドトリガー 243話より

 

明日はどこも今日の試合を踏まえてくるので、今日を踏まえて『2日目』を予想、『2日目』を踏まえて『3日目』を予想、『3日目』を踏まえて『4日目』を予想、のように先回りして対策をしようと堤は言います。かなり労力が必要となりそうですが、村上も蔵内も氷見も乗り気で、今日やられた戦術やトリオン兵関係などを書き出して徹底的に対策を行う事になります。熊谷も夕食を急いで作るからと言い、村上はゆっくりでいいと答えます。この様子をモニタールームで見ていた草壁と佐伯は、未来の対策総当たりのようなやり方に驚きます。

© 葦原大介 ワールドトリガー 243話より

 

その後、草壁と佐伯の会話は隊長のタイプの差が大きいと言う話に移ると、面白そうな話だと風間と冬島が会話に参加してきます。風間に詳しく聞かせろと言われた草壁は、今日の特殊シミュは『このアイデアをメインに据えて戦う』と隊長が決めて、方向性を揃えたチームが勝っているように見えます、と自分の意見を言います。諏訪隊だと三雲案を採用し、それをパワーアップするアイデアをさらに隊員から募る、という形だと草壁は補足します。

© 葦原大介 ワールドトリガー 243話より

 

逆に隊員から出たアイデアを全て活かそうとすると、結果的にマイルドな戦術に落ち着いて、戦い方が後手に回ってしまうと草壁は言います。隊員の意見を採用しすぎては駄目ということか、と風間が言うと、隊員を育てるのが目的なら上手くいっても失敗しても経験になるのでいいが、目の前の勝負に勝つことなら隊長の責任で戦術をコントロールすべき、と草壁は主張します。

© 葦原大介 ワールドトリガー 243話より

 

しかし、隊員である佐伯は納得できないようで、草壁に、えらそうに……、と言うと、A級冬島隊の真木に意見を求めますが、は?消えろ、と冷たくあしらわれてしまいます。それでも、なんか一言!と意見を求めると、負け越したチームは単純に軸にできるほどのアイデアが出なかっただけだろ、と真木は答えて、隊長より隊員個人個人の資質の問題だと思うけど?と、真木は佐伯に意見を言います。佐伯は納得したようで、だよなぁ!?と言いますが、消えろっての、とまたも真木に冷たくあしらわれます。隊長側か隊員側かで違う意見が出たことに風間は、士気が高くて結構なことだな、と喜び冬島も、若いのにエラいわホント、と感心します。

© 葦原大介 ワールドトリガー 243話より

柿崎隊は特殊シミュは10

一方、柿崎隊の成績ですが総合順位は10位と変わりませんが、最下位の若村隊に差を詰められています。この状況に別役は落ち込んでいるを通り越して、無の状態になっています。特殊シミュが10位と振るわず、別役は自分のせいだと思い込んでいて、選抜試験にいること自体が場違いだとイジけています。

© 葦原大介 ワールドトリガー 243話より

 

しかし、柿崎は別役に今日のうちの特別課題は満点だと、別役を励まします。別役のトリオン兵作りが評価されたようで、5人分500点が入っています。特別課題の満点のおかげで単日は5位と成績が良く、影浦と犬飼も別役のおかげと褒めます。藤丸も別役の事を褒めますが、別役は何も答えません。藤丸は別役が調子に乗って喜ぶと思っていたようですが反応は違っていて、別役はもう泣き言は言わないとつぶやきます。

© 葦原大介 ワールドトリガー 243話より

 

別役は涙をため鼻水を出しながら、おれに期待してくれる人たちにもうしわけないんで…、とつぶやきつ、やる気を取り戻します。柿崎も、頼りにしてるぜ太一、と別役を励まします。

© 葦原大介 ワールドトリガー 243話より

 

場面は再び諏訪隊に戻り、諏訪隊は夕食の準備を終えて食事を始めようとしていました。諏訪は、メシのついでに明日の事決めとくぞ、と言い食事をしながら6日目の話を始めます。

© 葦原大介 ワールドトリガー 243話より

まとめ

243話では、閉鎖環境試験5日目の順位が明らかになります。特殊シミュだけ見ると、1位諏訪隊、2位歌川隊、3位北添隊、4位若村隊と若村隊が一気に順位を上げました。諏訪隊も総合順位で2位に上がり、トップも見えてきました。特殊シミュの成績が良くない村上隊は対策を徹底的に行うようで、労力はかなり必要ですが6日目に成果は出るでしょうか?同じく特殊シミュの成績が良くない柿崎隊ですが、無の状態となっていた別役は特別課題を評価されていると知り、明日に向けてやる気を取り戻します。

そして総合順位トップも見えてきた諏訪隊ですが、6日目に向けてどんな対策を行うつもりでしょうか?

 

次回は、8月2日(金曜)に発売予定のジャンプSQ 2024年9月特大号に掲載予定です。

 

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