ジャンプSQ 2026年1月号に掲載されているワールドトリガー 259話のネタバレ、感想です。
前回の記事はこちらです。

目次
A級部隊は高速移動で前線に合流
第259話は巻頭カラーで、A級部隊 隊長が揃い踏みです。
© 葦原大介 ワールドトリガー 259話より
さっそく指揮官・古寺が全員に指示を出す
臨時部隊の各チームが合流地点に急いで移動していると、指揮官・古寺から連絡が入ります。
© 葦原大介 ワールドトリガー 259話より
まず各オペレーターに戦術の材料にする為にトリオン兵の編成リストを送ってください、と古寺が指示した後、A級経験者に第2試験のMAPについて質問します。第2試験のMAPはA級ランク戦のMAPと似ているようですが、古寺が質問すると氷見がそれで間違いないと言い、A級ランク戦のMAPが全部入っている感じだと言います。さらにA級ランク戦では一部しか使ってなかったのかも、と氷見がさらに古寺に連絡を送ります。
© 葦原大介 ワールドトリガー 259話より
歌川1番隊と水上9番隊が合流地点に到着
氷見の答えを聞き、古寺はA級経験者に他の隊員のフォローを指示し、A級がいない隊にはこちらから適宜指示を出します、と連絡します。場面変わって諏訪7番隊が移動している所になりますが、ここがA級ランク戦のMAPだと聞き、この試験A級連中にとっては本拠地(ホーム)戦ってわけか、と諏訪が言い、三雲も、こっちが敵地(アウェイ)に遠征しているシチュエーションですね、と言います。経験者が何人か味方にいるのもそれっぽい、と宇井が言い、相手有利の地形に引っ張り込まれないよう気をつけないと、と隠岐も意見を言います。諏訪隊が会話している間に歌川1番隊がT2の王子2番隊と合流、水上9番隊もT5に到着します。来馬隊はT5ターミナルより前に出ていて、水上隊は橋が見える所で来馬隊と合流する事になります。
© 葦原大介 ワールドトリガー 259話より
諏訪7番隊も合流地点に到着
さらに諏訪隊もT3ターミナルの柿崎3番隊と合流、そのまま隠岐は建物の上に移動して周りを警戒します。柿崎、藤丸以外の隊員がいませんが、他の隊員は川の方の鉄道橋を見張っているとの事です。
© 葦原大介 ワールドトリガー 259話より
宇井がここからT7ターミナルまで2分だから、ターミナルのシールドを壊すのに3分かかるので、隣のターミナルが空き巣されても急げば間に合う感じになってるのかね?と、言うと、香取が3分はアタッカー1人の場合で人数いればもっと早く割れると言います。さらに三雲も駆けつける足の速さも関係すると言い、隣のターミナルを守るのも状況によりそうです。三雲達が会話していると別役が建物の上から現れ、トリオン兵についての情報を教えてくれます。オペの端末でトリオン兵を選ぶとお札のようなトリオン兵のタマゴが出てくる、と三雲達に言います。
© 葦原大介 ワールドトリガー 259話より
このトリオン兵のタマゴを直接割るか、オペの端末から起動させると、すぐ近くにトリオン兵が呼び出される仕組みのようで、別役はさっそく既に自分が呼び出したトリオン兵に命令を出します。
© 葦原大介 ワールドトリガー 259話より
トリオン兵に別役が命令を出すと、すぐにトリオン兵が現れます。このトリオン兵は第239話で別役が言っていたスナイパーの騎乗用トリオン兵に似ていて、第2試験用に作り直したようです。呼び出したトリオン兵への命令は声を出さずに内部通話でもよく、またどっかに触れて考えるだけでも命令できるようです。
香取が、自分が呼び出したら自分の命令しか聞かないわけ?と、別役に質問すると、オペ端末で持ち主を変更する事も可能で、さらに直接触ってトリオン兵の操縦権をもらうこともできるよ、と別役が答えます。じゃあ雑に呼び出しても大丈夫ね、と香取が言った後、三雲がこのトリオン兵の性能を質問しますが、こいつは『騎乗用』のトリオン兵なんだ、と別役が答えます。
© 葦原大介 ワールドトリガー 259話より
例えばオペの人たちは戦場に出るのが初めてなのでA級に寄られたらたぶん逃げ切れないが、こいつに乗れば誰でも草壁隊みたいな足が速い隊よりスピードが出せる、と別役は『騎乗用』のトリオン兵を使うシチュエーションを説明します。実際別役が試した感じだと、2人乗りくらいまでなら普通に走るより速いようで、いろいろ使いどころはあると思う、と別役は言います。
© 葦原大介 ワールドトリガー 259話より
攻撃用の武装はないの?と、香取が質問しますが、コストがかさむので付けていない、行動力に振ってシールドとジャミングだけ入れていると別役は答え、騎乗用トリオン兵は攻撃は出来ませんが防御と敵から隠れるなどの行動は出来そうです。戦力じゃなく機動力を底上げする、違う角度からの攻略方法をした別役に三雲は驚きますが、別役はこのトリオン兵のタマゴを宇井に渡し、タマゴを割った人が最初の持ち主になるから7番隊で使ってよ、と別役は言います。
© 葦原大介 ワールドトリガー 259話より
元々他のチームに配るつもりで作ったようで、うちのチームメイトも了承済み、と別役が言うと、うぉ~太っ腹~、と宇井は喜び、何か怖いわ、あんたキャラ変わってない?と、香取は驚きますが、おれはいつでも太っ腹だぜ!と、別役はいつも通りな感じで答えます。別役がこんなに発想が柔軟な人だったのか、と三雲はさらに驚きますが、もらいっぱなしは申し訳ないと三雲は言い、宇井はとりあえず諏訪に報告しようとすると、いつの間にかT3ターミナルに来た生駒が会話に参加してきます。
© 葦原大介 ワールドトリガー 259話より
いつの間にか合流して当然の様に会話に参加する生駒に全員が驚きますが、生駒はおかずを受け取りに来たと言います。第253話で生駒がメールに書いていた『ボーダーの赤いフリージア』を宇井がいじりますが、生駒に渡すように作っておいた玉子サラダを生駒に宇井が渡すと、生駒はありがたそうに貰います。
© 葦原大介 ワールドトリガー 259話より
別役からトリオン兵のタマゴを貰ったことを聞いた諏訪は別役を褒めると、三雲にトリオン兵を1匹渡すように指示します。さらに香取に指示を出そうとしますが、T5ターミナル近辺から鉄道橋を見張っていた荒船から、太刀川隊が橋付近まで前進した後、向こう岸で停止したと全員に連絡が入ります。
© 葦原大介 ワールドトリガー 259話より
荒船から報告を受けた古寺は荒船に引き続き警戒するように連絡すると、MAPを急いで確認しますが、太刀川隊以外はほとんどターミナルから動いていませんでした。木虎はA1の部隊が太刀川隊なら、むこうの開始位置は順位と連動している可能性が高いと言い、A5がA級5位の嵐山隊でA9が玉狛第1か、と古寺隊のメンバーは推測します。
© 葦原大介 ワールドトリガー 259話より
A級部隊が次々に高速移動を開始
古寺隊がMAPを確認していると三輪隊がいきなり高速移動でA3ターミナルに移動を始め、さらに玉狛第1もA2ターミナルに高速移動を始めます。冬島さんのワープか?と、奥寺が推測しますが、この距離は違うとおもいます、と木虎は否定します。
© 葦原大介 ワールドトリガー 259話より
古寺が高速移動をどうやっているのか分からず戸惑っているのと同時刻、A6ターミナル付近では加古隊の黒江と喜多川真衣がラービットに掴まれて遠くに投げられていました。
© 葦原大介 ワールドトリガー 259話より
ラービットによるかなり強引な高速移動
上空に投げられた黒江と喜多川は、そのままA1ターミナル付近のビルにかなりの勢いでぶつかりそうになります。A級部隊の高速移動の正体は、ラービットに投げてもらってのかなり強引な上空からのショートカット移動でした。
© 葦原大介 ワールドトリガー 259話より
黒江はビルの屋上にきれいに着地しますが、喜多川は屋上の壁に激突します。トリオン体なので喜多川は大丈夫のようですが、さらに加古も上空からビルの屋上へと嬉しそうな悲鳴を上げながら到着します。加古は黒江と喜多川にキャッチしてもらい、……これお金取れるんじゃない?と、楽しそうに言いますが、トリオン体じゃなかったら死んでますよ、と黒江にツッコまれます。
© 葦原大介 ワールドトリガー 259話より
加古隊のオペレーターの小早川杏は、さすがにあの強引な高速移動は怖いのか、陸路からラービットによる移動でA1ターミナルに向かうようです。A級部隊がすごいスピードで集まってきている様子に来馬は驚き、古寺も指示を変更します。
© 葦原大介 ワールドトリガー 259話より
古寺は1番隊・2番隊以外の部隊は目標を変更し、若村11番隊には直接5番隊との合流を目指すように指示します。さらに5番隊・9番隊にはA1方面を引き続き警戒するように古寺は言うと、A級が橋を渡ったらT5ターミネーターは放棄してT4ターミナルに合流を優先するように指示します。
© 葦原大介 ワールドトリガー 259話より
古寺は、高速移動のからくりはまだ不明だけど臨時部隊も最速で前線に向かっていた分、時間的不利は大きくないはず、と推測します。臨時部隊の動きを見極めてから急激に戦力を集中させる作戦に、A級の指揮を執っているのは誰だ……!?と、古寺は心の中でつぶやきます。一方、太刀川は風間隊、冬島隊、加古隊が揃った、玉狛第1、三輪隊、草壁隊もすぐ位置に着く、と指揮官に報告します。
© 葦原大介 ワールドトリガー 259話より
A級部隊の指揮官は嵐山
報告を受けたA級部隊の指揮官は嵐山で、太刀川にもう始めるよう、なるべく派手によろしく、と嵐山は太刀川に指示します。
© 葦原大介 ワールドトリガー 259話より
A級の数部隊が橋を越えた事をMAPで確認した来馬は、T5ターミナルを捨てて4,8番隊と合流する事を確認、4、5、8、9番隊に加えて3、7番隊も合流してA級を迎え撃つ感じっすかね、と小荒井も来馬達に確認します。すると再び生駒はいつの間にか合流、T4も捨てれば6、10番隊とも合流できるのでは?と、会話に参加します。香取も生駒と一緒に合流していて、小荒井からなんでもうここにいるんすか!?と聞かれた生駒は当然の様に、おかずを受け取りに、と答えます。一方香取は、アタシはちがうわよ、とツッコみます。
© 葦原大介 ワールドトリガー 259話より
まとめ
第259話では、臨時部隊が続々と合流し、別役と合流した諏訪隊は別役から騎乗用トリオン兵のタマゴを貰ったりします。臨時部隊が合流しつつ、主にスナイパーがA級部隊の警戒をしているとA級でも動きがあり、太刀川隊が橋付近まで前進してきます。その後、A級部隊が突然動き始め、A5とA8以外の7部隊が高速移動で一か所に集まり始めます。この高速移動の正体は、ラービットを使ったかなり強引な上空からのショートカット移動で、トリオン体とはいえ喜多川は壁に激突しています。この後A級部隊の指揮官が嵐山と判明、嵐山は強引な上空からのショートカット移動を採用しただけでしょうが、こんな移動方法A級の誰が考えたんでしょうか?その後、太刀川隊と風間隊、冬島隊、加古隊が橋を渡ったようで、嵐山は派手にやるように太刀川に指示しそろそろ戦闘が近そうです。
嵐山の指示によってどんな戦闘が始まるのか、臨時部隊は戦闘前に合流できるのか、今後の展開が楽しみです。
アニメ ワールドトリガー REBOOTプロジェクト始動
アニメ ワールドトリガーのREBOOTプロジェクトが始動、と本日情報が解禁されました。ティザービジュアルも解禁されています。詳細はまだ不明でジャンプフェスタ2026の12/20(土曜)16:20スタートのジャンプスーパーステージで続報が解禁されるようですが、空閑がブラックトリガーを使っているのでアニメ1期のリメイクっぽい気がします。期待が膨らみますが、続報を待ちたいと思います。
◤REBOOTプロジェクト 始動!◢
ティザービジュアル解禁!
公式サイトもリニューアルオープン!https://t.co/ORgrGZoHm4#ワールドトリガー#ワートリREBOOT pic.twitter.com/vhON2gCN8a
— ワールドトリガー アニメ公式 (@Anime_W_Trigger) December 3, 2025
次回は、1月5日(月曜)に発売予定のジャンプSQ 2026年2月特大号に掲載予定です。
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発売中のコミックス28巻のネタバレ、感想も書いています。




























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