TVアニメ 鬼滅の刃 遊郭編のネタバレ、感想です。詳しい内容は、TV放送だけでなくABEMA等のネット配信でも視聴出来ます。
前回 10話の記事はこちらです。
何度生まれ変わっても
今回でいよいよ最終回です。11話は約32分のロングバージョンに拡大し、全編通しで放送されました。
妓夫太郎の体から放たれた血鬼術で建物は崩壊してしまいましたが、炭治郎は禰豆子に助けられて無事でした。さらに、禰豆子の血鬼術によって炭治郎が喰らっていた毒も消えさっていて、炭治郎は命を落とすことなく無事でした。
別の場所で死にかけていた伊之助も、禰豆子の血鬼術によって毒が体内から消えて、重傷は負ったものの伊之助は一命をとりとめます。宇随天元も妓夫太郎の毒で死にかけていましたが、禰豆子の血鬼術によって毒が消え去り一命をとりとめます。
罵り合う兄妹に炭治郎は…
炭治郎は禰豆子と一緒に鬼の頸を探しに行くと、堕姫と妓夫太郎は頭だけの状態でお互いを罵り合っていました。堕姫は妓夫太郎を出来損ないの醜い奴と罵り、妓夫太郎も怒って、お前なんか生まれてこなければ良かった、と言いそうになりますが、言葉の途中で炭治郎は妓夫太郎の口を塞ぎます。
炭治郎は、仲良くしよう、この世でたった二人の兄妹なんだから、と堕姫と妓夫太郎に罵り合っては駄目だと諭しますが、堕姫は説教するなと泣きわめくと、そのまま完全に消滅してしまいます。
堕姫が消滅した時、妓夫太郎は“梅”という堕姫が人間だった時の名前を思い出します。そして自分たちが人間だった時の記憶、鬼になった経緯を思い出します。妓夫太郎と梅は遊郭の最下層で生まれ育ち、梅は十三の頃 侍の目玉を簪でついて失明させた報復として、生きたまま焼かれてしまいます。
新たな上弦の鬼
妓夫太郎も侍に殺されかけますが、逆に侍を返り討ちにして殺します。妓夫太郎は梅を抱えたまま遊郭の街を歩きますが、雪が降り始めたころに倒れてしまいます。その時、当時の上弦の陸・童磨に鬼にならないかとスカウトされ、二人はこの時に鬼となります。
妓夫太郎は鬼になったことは後悔していませんでしたが、梅はもっといい別の人生があったんじゃないか、それが心残りだと考えます。奪われる前に奪え、取り立てろと妓夫太郎が教えたから侍の目玉を突いたが、従順にしていれば何か違う道があったかもしれない、唯一の心残りは梅だった、と心の中でつぶやきます。
気が付くと妓夫太郎は知らない場所に立っていました。そこには人間だった梅の姿の堕姫もいます。妓夫太郎は梅についてくるなと突き放しますが、梅は一生懸命謝るとお兄ちゃんについていくと言い、妓夫太郎の背中に抱きつき離れようとしません。
結局、妓夫太郎も梅とずっと一緒にいる、絶対離れない、という約束を思い出し、炎が燃え盛る方へと、妓夫太郎と梅の二人で歩きだします。
炭治郎は妓夫太郎の体が消滅したのを見届けると、二人は仲直りできたかな?と、炭治郎は言い、禰豆子はそれを聞いて力強く頷きます。宇随天元と合流した蛇柱・伊黒小芭内は、上弦の陸との戦いで左手と左目を失ったことを、ねっちねっちと責め続けます。宇随天元は失った左手と左目を理由に引退すると言いますが、伊黒小芭内は若手が育たず死に過ぎるから死ぬまで戦うように言います。
しかし、若手は確実に育っている、お前の大嫌いな若手がな、と宇随天元は言うと、伊黒小芭内は炭治郎が生き残ったことに気付き、驚きます。
一方、上弦の陸を倒したという連絡を受けた、当主・産屋敷耀哉は吐血しながらも、百年変わらなかった状況が変わると喜びます。そして、必ず私たちの代で鬼舞辻無惨を倒すと断言しますが、吐血が酷くなり倒れてしまいます。異空間・無限城では猗窩座が突然呼び出されていて、猗窩座は上弦が鬼狩りに殺られた、と直感します。
まとめ
第十一話の内容は原作だと、11巻95話「最後」から11巻97話「何度生まれ変わっても(後編)」までになります。
第十一話で、遊郭編は最終回となり上弦の陸、妓夫太郎と堕姫との長い戦いは終わりました。最終回は妓夫太郎と堕姫の人間だった頃のエピソード、鬼になった経緯などが描かれていました。そして上弦がやられたことで、鬼舞辻無惨は激怒し上弦の鬼にさらなる命令を下します。この辺りは、原作12巻の上弦集結の話で語られています。
第3期 刀鍛冶の里編 は2023年4月から放送開始
2022年12月10日に放送された『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の番組の最後で、第3期「刀鍛冶の里編」の新情報が発表されました。こちらの記事にまとめています。
第3期「刀鍛冶の里編」が全何話で、原作のどこまでの内容となるか?こちらの記事で予想しています。
刀鍛冶の里編 第一話「誰かの夢」
刀鍛冶の里編 第一話「誰かの夢」の記事です。
アニメ 鬼滅の刃 遊郭編の、まとめ記事を書いています。
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