【ネタバレ】ダンジョン飯 3巻 感想、ネタバレ

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ハルタで連載中のダンジョン飯の3巻が発売されました。

今回は第15話から第21話まで掲載されています。また、おまけ モンスターよもやま話も収録されています。

 

前巻、2巻のあらすじ、ネタバレはこちらの記事です。

【ネタバレ】ダンジョン飯 2巻 感想、ネタバレ
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3巻の表紙はチルチャックです。

© 九井諒子 ダンジョン飯 3巻より

第15雑炊

第3階層で宝虫に失神させられたカブルー一行は、死体回収屋に治療してもらい意識を取り戻します。しかし、死体回収屋に全滅していたと聞かされ蘇生代を騙し取られます。カブルー一行が所持していたコインや宝石は宝虫でしたが、死体回収屋の差し金もあり誰かに盗まれたと勘違いし、カブルー一行は盗人たちを追って第4階層に潜ります。

© 九井諒子 ダンジョン飯 3巻より

第16蒲焼き

第4階層の地底湖で刃魚の群れに襲われたライオス達ですが、マルシルが刃魚を一掃しようと魔法でまとめて爆破すると、センシがマルシルに激怒します。魔法で刃魚を爆破すると殺し過ぎてしまい、他の魔物が食べるものがなくなり結果的に迷宮の生態系に影響を及ぼすと、センシは言います。魔物の生態系を守って死にたくないよ!とマルシルは怒って抗議しますが、センシは一歩も引かず言い争いになりますが、センシの足元からクラーケンが出現します。

© 九井諒子 ダンジョン飯 3巻より

 

通常よりさらに数倍大きいクラーケンに苦戦しますが、今度もマルシルが魔法でクラーケンを仕留めようとします。マルシルの魔法はクラーケンを直撃しますが、倒すことが出来ずむしろ、クラーケンには魔法が全然効いていないようにも見えます。

© 九井諒子 ダンジョン飯 3巻より

第17木苺

寄生虫に当たったライオスは一晩中、猛烈な痛みと吐き気で眠れず、ずっとうなされていました。ライオスが回復するまで暫く休むことにしますが、休んでいる間マルシルは迷宮づくりの資料を見直しながら、昔学校で勉強していた頃のことを思い出します。その学校にはファリンも入学していて、マルシルとファリンはこの学校の授業で初めて出会いました。

© 九井諒子 ダンジョン飯 3巻より

第18焼き肉

出来るだけ早く目的地であるレッドドラゴンの出現場所まで辿り着こうと言い、ロウソクが消えたらライオスを叩き起こすので、マルシルとセンシに準備をするように言います。マルシルは体を拭きたいと言い、チルチャック達は気を利かせて部屋から出ようとします。しかし、マルシルは服を着たままでやれるので外に出る必要がないとチルチャックに言い部屋の隅で拭きますが、昔と比べて今のパーティーに不便さを感じます。

© 九井諒子 ダンジョン飯 3巻より

第19テンタクルス

負傷したマルシルの為にレバーを焼いて、マルシルに鉄分を補給してもらいます。その焼肉の匂いにライオス達の存在に気付き、タンス一行が近づいてきますが、その中に先日パーティーを抜けたナマリの姿があります。ナマリはタンスに雇われて迷宮探索を続けていましたが、ファリンを見捨てた感じているマルシルはナマリに対して怒りを隠しません。

© 九井諒子 ダンジョン飯 3巻より

 

タンスはライオス一行がウンディーネを怒らせたと知り、我々ノームにとってウンディーネのような精霊は恐れるべき存在で無いと、怒っているウンディーネと対話をしようとします。タンスはウンディーネに呼びかけますが、ウンディーネの怒りは相当なもので、問答無用で攻撃してきて、ナマリが死んでしまいます。

© 九井諒子 ダンジョン飯 3巻より

第20シチュー

ウンディーネの怒りが鎮まるには後、1週間はかかると聞いて早く炎竜の所まで行き、ファリンを助けたいマルシルは、そんなに待ってられない、と悩みます。一方、タンスはそんなに待てないと一旦地上に引き上げる事にし、期間の術の準備を始めます。それを見たライオスとチルチャックは、タンスと一緒に地上に戻るようにマルシルに言います。マルシルは今更、ここまで来て!?と地上に戻ることを嫌がりますが、魔力切れを起こしているマルシルではこの先すすむのは困難です。

© 九井諒子 ダンジョン飯 3巻より

第21大ガエル

マルシルの魔力切れも解消し、オークに聞いた道を進むライオス達ですが、その道にはあらゆる種類のテンタクルスが生えていて、とても近寄れそうにありません。ライオスはテンタクルスを剣で刈りながら少し進もうとします、手間と時間を考えたら、迂回した方が早い気がするけど……、とマルシルは思わず呟いてしまうほど道は険しそうです。

© 九井諒子 ダンジョン飯 3巻より

おまけ モンスターよもやま話-3-

コミックのおまけ、モンスターよもやま話の3です。今回は、

・クラーケン

のよもやま話が収録されています。

今回はクラーケンの話のみですが、クラーケンの寄生虫に当たったライオスはイカやタコのような頭足類が苦手になってしまいます。マルシルは本物のイカやタコを食わず嫌いするなんて勿体ない、と言われますが、解体したクラーケンの体の一部を触っていてさらに痛い目に遭い、今後一切頭足類は口にしないと決めます。

© 九井諒子 ダンジョン飯 3巻より

まとめ

今回の巻では、ライオスの妹ファリンとマルシルが出会った頃の思い出話と、1話で1コマだけ出番があった昔の仲間、ドワーフのナマリが登場する話がメインです。

ファリンとマルシルの出会いは魔術学校での授業ですが、ファリンは学友から落ちこぼれと言われるほど学校で浮いています。授業をたびたびサボるからですが、学校の外にサボりに行った時に、躊躇なく木苺や昆虫を捕まえる行動力はさすがライオスの妹です。

昔の仲間ナマリとの再会では、仲間の救出を優先するマルシルと、金銭面にシビアで情に流されないナマリは、再会した当初は険悪な雰囲気ですが、ナマリもファリンの事を気にしていたようで別れる時には二人とも握手をしていて、険悪な雰囲気はなくなっています。ライオスが気味悪い剣を使っていると、ちゃんとした所で購入するように忠告する常識人で、それだけにライオス達が魔物食で食い繋いでいる姿は何よりも彼女には堪えたようです。

 

4巻のあらすじ、ネタバレはこちらの記事です。

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ダンジョン飯、3巻 発売中です。

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