週刊少年サンデーに掲載されている葬送のフリーレン 第107話のネタバレ、感想です。
前回、106話の記事はこちらです。フリーレン達は村人に頼まれて、空から落ちてきた木の実の謎を探ります。
勇者ヒンメルの死の53年前へ
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 107話より
入国審査で足止め
勇者ヒンメルの死から31年後、北部高原、キーノ峠の関所で入国審査を行おうとしますが、フリーレン達は三週間待ちと言われてしまいます。黄金郷のマハトが討たれて、城塞都市ヴァイゼがある程度機能するようになったおかげで、北部高原の治安も良くなったようで、商人や冒険者の往来の条件がそれなりに緩和されて、北部高原から入国しようとする人が増えたようです。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 107話より
元々海路での入国が主流で、北部高原から入るルートでは入国審査の人員も足りていないのも影響して、混雑に巻き込まれてしまったようです。シュタルクは、この場所何もないぞ、どうやって暇を潰すんだよ、と言いますが、フリーレンには行きたい場所があるようです。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 107話より
その場所は女神の石碑で、聖典に出てくる天地創造の女神様が自らの魔法を込めた、十の石碑をこの大陸に残したとされていて、その内の一つがこの近くにあるようです。フリーレンは、その女神の石碑に込められた魔法を解読したかったようです。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 107話より
女神の石碑の解読でリベンジ
しかし、フェルンの記憶によれば十の石碑は有史以来未解読のようで、解読するならかなり時間が掛かりそうです。入国審査が終わるまでに解読できなければ諦める、とフリーレンは言い、一応期限は区切るつもりのようです。そして、フリーレンは魔王討伐の途中でこの石碑に立ち寄っていて、その時のリベンジがしたいようです。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 107話より
前回は、森の中を三日三晩さまよった先にあったので、ヒンメル達はマジギレしていてフリーレンは詳しく調べることが出来なかったようです。フェルンはそれを聞いて、私達もマジギレしていいですか?と、フリーレンに聞きます。さらに、前回は石碑を調べた後の記憶が曖昧になっていて、一週間くらい記憶が抜け落ちている気がするそうです。それを聞いて、その石碑危ないものじゃねぇだろうな、とシュタルクが不安そうに言います。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 107話より
それでもフリーレン達は、何とか女神の石碑を探し当てて、何とか辿り着きます。女神の石碑は大分崩れてしまっているようですが、まだ魔力は残っているようです。フリーレンが女神の石碑を調べると、前来た時には無かった字が下の方に彫られていました。フィアラ…トール…、とフリーレンは彫られている字を読み上げますが、フェルンが聖典に出てくる名称だと教えてくれます。時巡りの鳥の章に出てくる名称のようですが、フリーレンはよく分からないようです。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 107話より
フリーレンにとって聖典はあんまり面白くないようで、そこまで聖典に詳しくないようです。しかし、それを聞いてフェルンは、それでよく女神の石碑を調べようと思いましたね…、とあきれます。フェルンにあきれられてもフリーレンは構わずに、女神の石碑の解析に取り掛かります。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 107話より
突然カラーになり、石碑が復活
ここから突然カラーになり、さらにフリーレンが解析していた崩れかけた石碑が、元の石碑の状態にいつの間にか戻っています。石碑の周りが花畑になっていたりと、不思議な現象が起きてフリーレンが、んん?と、唸っていると、後ろから誰かがフリーレンに声をかけます。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 107話より
勇者一行が現れる
そこには死んだはずのヒンメル、ハイター、そして別の場所にいるはずのアイゼンがいました。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 107話より
驚愕し返事が出来ないフリーレンにヒンメルは、どうした?と、声をかけます。フリーレンは、…わからない、と答えるのが精一杯でした。ヒンメルはフリーレンの返事を聞き、そっか わかんないかぁ…、とつぶやきます。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 107話より
幻影かと疑ったフリーレンは、ヒンメルに触ってみますが、どうやら実体のようです。フリーレンがヒンメルに今、何歳?と聞くと、23歳とヒンメルは答えます。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 107話より
どうやら、勇者ヒンメルの死の53年前、勇者一行の旅立ちから7年後の北部高原、キーノ峠に、フリーレンは来てしまったようです。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 107話より
まとめ
今週のフリーレンはセンターカラーとなっていたはずですが、普通に始まったので、あれ?と思いつつ読み進めていると、途中からカラーとなり、まさかのヒンメル一行の登場という、衝撃の展開でした。
今回から新シリーズ開幕ということでしたが、女神の石碑を解析して終わりかと思ったら、死んだはずのヒンメルが登場し、かなり驚きましたが、非常に気になる形で終わっています。早く続きが見たい所ですが、残念ながら次号から休載となっていて、いつから再開するかも明記されていません。非常に残念ですが、アニメ化などで忙しいと思われるので、続きを楽しみしながら連載再開を待ちたいと思います。
2023年17号で、無事連載再開
次号からしばらく休載で、「掲載のお知らせは今後の本誌にて!引き続き応援よろしくお願いします!」とあるので、連載再開は今のところ未定です。
→2023年17号より、連載再開と発表がありました。以下の記事にまとめました。
次回、過去に戻ったフリーレンは、七崩賢 奇跡のグラオザームの配下の魔族と遭遇します。
TVアニメ 葬送のフリーレンが2023年秋から放送開始、と発表がありました。こちらの記事にまとめています。
最新刊、葬送のフリーレン 10巻が発売中です。
発売中のコミック 10巻のネタバレ、感想も書いています。
葬送のフリーレン 9巻 発売中です。
発売中のコミック 9巻のネタバレ、感想も書いています。
コメント