週刊少年サンデーに掲載されている葬送のフリーレン 第73話のネタバレ、感想です。
前回、72話の記事はこちらです。ゲナウの故郷を滅ぼした魔族の主力4体は、まだ生きている事が判明します。
魔族との遭遇戦
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 73話より
シュタルクとゲナウは村に残る
フリーレン達は北にある放棄された砦に向かおうとし、ゲナウはノルム騎士団に死体を引き渡すまで村に残ると言います。すると、シュタルクもゲナウと一緒に村に残ると言いますが、ゲナウは魔族との戦いに前衛がいなくてどうする?と、言い、シュタルクはフリーレン達と一緒に行くように言います。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 73話より
結局、シュタルクは村に残るという考えを変えずゲナウと村に残り、フリーレン達は魔族の探索に出発します。ゲナウはシュタルクに、お前はいい奴だな、きっと長生きできない、と言いますが、俺にはあんたがいい奴に見えるよ、こんなになっちまった村をまだ守ろうとしている、俺にはできなかったことだ、とシュタルクはゲナウに答えます。しかし、ゲナウは自分自身をいい奴ではないと言い、北側諸国の平穏のために人を殺してきたし、大勢見捨ててきた、とシュタルクに言います。そしてゲナウは、故郷が滅びてもまるで悲しくない、ただこうするべきだと思ったから私はこの村に残っている、と言った後、散々見捨ててきたのに、私は今更何をやっているんだろうな、とつぶやきます。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 73話より
フリーレン、フェルン、メトーデの三人は…
一方、北にある放棄された砦を目指しているフリーレン達は、まだ砦まで距離があるからと、お話をしながら砦に向かうことにします。すると突然、メトーデはフリーレンに頭をなでなでさせて欲しいと言ってきます。メトーデはちっちゃい子の頭を撫でるのが好きなようですが、ゼーリエはあまり撫でさせてくれず、すごく嫌そうな顔をする、と悲しそうな顔でフリーレンとフェルンに語ります。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 73話より
フリーレンは、私はメトーデよりもずっとお姉さんだからなでなでなんて許さないと言い、フェルンもフリーレンはお姉さんなんだから気安く触らないでください、とメトーデがフリーレンに触ることを許しません。しかし、メトーデが“卵を割った時に殻が入らなくなる魔法”の魔導書を出すと、途端にフリーレンは態度を変えて好きなだけ撫でていいよ、と言います。驚くフェルンですが、メトーデはおかまいなしにフリーレンを撫で始めて、さらにぎゅーとさせて欲しいと言い出します。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 73話より
魔導書を読んでいて上機嫌のフリーレンは、もう好きにしていいよ、とメトーデに言い、メトーデは好きなだけぎゅーとフリーレンを抱きしめます。すると、フェルンがフリーレンをメトーデから離そうと引っ張り始め、メトーデも離されまいと必死に抱きつきます。三人がそんなやり取りをしていると、上空では魔族が魔力探知を行い三人の位置がばれてしまいます。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 73話より
二人の魔族
上空には二人の魔族がいて、フリーレンは随分好戦的な魔族だと言います。さらにフリーレン達が熟練の魔法使いだと分かっても臆する様子がない、とフリーレンは分析します。二人の魔族はフリーレン達が魔族に気付いたと分かると、いきなりフリーレン達に魔法を使ってきます。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 73話より
魔族の一人が、霧を操る魔法(ネペラドーラ)を使い、魔力の霧で視界と魔力探知を塞いでフリーレン達を分断してきます。メトーデと分断されたフリーレンとフェルンは、ひとまず木の陰に隠れて身を隠します。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 73話より
フリーレンは、やっぱりこいつら戦い慣れているね、まるで魔王軍の連中の戦いだ、とつぶやいていると離れた場所で爆発音がします。メトーデが魔族と会敵したと分かると、フリーレンはフェルンに戦闘を任せようとします。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 73話より
フリーレンは一級魔法使いに与えられた任務だから、一級魔法使いのフェルンに任せると言いますが、フェルンは、フリーレン様こんなときに…、と反論しようとします。フリーレンは、何も問題は無いよ、勝てる相手だ、と言いますが、突然魔族が魔法攻撃してきます。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 73話より
フェルンはその魔法攻撃を、魔法で防ぎます。魔族は自分の魔法攻撃を防がれて、…ほう、と声を漏らします。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 73話より
フェルンは、フリーレンが指さしたから反応できただけで魔族の攻撃は全く探知できず、今のは偶然だと言い、相手は格上です、とフェルンは魔族相手に一人で戦うのに不安そうです。しかし、私はそうは思わない、大丈夫、フェルンなら勝てるよ、とフリーレンはフェルンに自信を持って言います。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 73話より
まとめ
魔族を追跡することにしたフリーレン達は、ゲナウとシュタルクが村に残り、フリーレン達三人が北にある放棄された砦に向かう形で、二手に分かれます。北に向かったフリーレン達三人には新たに表れた魔族二人が襲い掛かります。これでゲナウとシュタルクの所には、先週登場したレヴォルテともう一人の魔族が現れるという可能性が高そうです。
それにしてもフリーレン、フェルン、メトーデの女子三人の緊張感のなさは、かなりひどいですね…。メトーデの方は、魔族との戦闘は大丈夫でしょうか?
次回、村に残ったシュタルクとゲナウを、レヴォルテが襲います。
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コミック 6巻のネタバレ、感想も書いています。
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