週刊少年サンデーに掲載されている葬送のフリーレン 第75話のネタバレ、感想です。
前回、74話の記事はこちらです。村に残っていたシュタルクとゲナウに対して、突然レヴォルテが攻撃してきます。
フェルン、魔法の霧に苦戦
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 75話より
フェルン一人で魔族と対峙
フェルンは魔族と一人で対峙していますが、魔族の使う魔法の霧に苦戦します。フリーレンはいつの間にかいなくなっていて、遠い場所からフェルンの戦闘を見物しています。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 75話より
フェルンは魔力を消して潜伏して隙を伺いますが、魔族が作り出した魔法の霧はフェルンの僅かな魔力にも反応して対象を捕捉します。すぐにフェルンは見つかってしまい、再び魔法で攻撃されてしまいます。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 75話より
メトーデも魔族と戦闘中
一方、メトーデももう一人の魔族と戦闘中で、相手は攻撃を旋風に変える魔法(メドロジユバルト)を使って、メトーデを攻撃します。メトーデと戦っている魔族は、フェルンと戦っている魔族と違いとても堅実な戦い方をする魔族で、隙がありません。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 75話より
フェルンと協力して打ち崩すのが最適解とメトーデは考えますが、霧の魔法の強力な魔力探知効果でフェルンと合流するのは難しそうです。ならば魔法の霧が晴れれば、戦局が大きく動くとメトーデは考え、魔法による攻撃で魔族を猛攻します。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 75話より
メトーデの凄まじい猛攻を見た魔族は、北部高原で魔族を狩っていた一族の戦い方に似ている、と言います。魔族を殺すために生涯を捧げるようないかれた一族だ、と魔族は言うと、いい勝負が出来そうだと魔族はうれしそうにメトーデに襲い掛かります。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 75話より
魔族はメトーデの猛攻をかわしつつ戦いますが、メトーデの凄まじい猛攻に違和感を覚えます。メトーデの猛攻には殺意が読み取れないと魔族は気付きますが、気が付くのが少々遅かったようです、ちょうど霧の解析が終わりました、メトーデは魔族に言います。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 75話より
私以外の一族のものであればこの状況は打開できなかったでしょう、魔法が楽しいものだと彼らは知らないでしょうから、とメトーデはつぶやくと、霧を晴らす魔法(エリルフラーテ)を使い、魔族が作り出した霧を一気に晴らします。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 75話より
霧が晴れると…
辺り一帯の魔法の霧が晴れ、フェルンがいる場所をあった霧も晴れます。フェルンと戦っていた魔族は、霧などいくらでも作り出せる、と冷静に対応しますが、気が付くとフェルンは姿を消して遠くに移動していました。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 75話より
次の瞬間、魔族に対してフェルンの魔法による攻撃が襲い掛かります。魔族はフェルンの攻撃の直撃を受けてしまい、一発で倒されてしまいます。さらにフェルンの攻撃は、メトーデと戦っている魔族の所にも来ます。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 75話より
魔族は攻撃がどこから来ているのか探りますが、かなり遠く離れた場所からの攻撃と分かり、魔族は驚きます。驚いている魔族にフェルンは容赦なく、魔族を殺す魔法(ゾルトラーク)で攻撃し、メトーデと戦っている魔族もあっという間に倒してしまいます。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 75話より
魔族二体を倒したフェルンの所に、高みの見物をしていたフリーレンがやってきます。弾道予測を許さない探知範囲外からの超遠距離射撃による攻撃をフリーレンは褒めますが、二度とこんなきつい戦いはしたくないです、とフェルンは少し怒ったようにフリーレンに返事をします。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 75話より
まとめ
74話ではシュタルクとゲナウの戦闘が描かれていまいしたが、今回は再びフェルンとメトーデ側の戦闘の様子に戻っています。
フリーレンは戦闘をフェルンに任せて、自分は早々と高みの見物をしています。73話で魔族が使った、霧を操る魔法(ネペラドーラ)による霧でフェルンは潜伏して魔族の隙をつく戦法が使えません。メトーデも他の魔族と戦っていましたがフェルンが苦戦している様子を察して、メトーデは霧を晴らす魔法(エリルフラーテ)を使い魔族が作り出した霧を晴らします。霧が晴れるとフェルンは一気に二体連続で攻撃し、二体とも倒してしまいます。簡単に魔族を倒せたように見えたフェルンですが、きつかったのか最後戻ってきたフリーレンに少し怒っているようにも見えます。
次回、シュタルクとゲナウの死闘に決着です。
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