【ネタバレ】葬送のフリーレン 第3巻のネタバレ、感想

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週刊少年サンデーに掲載されている葬送のフリーレン 第3巻のネタバレ、感想です。

3巻は、第18話から第27話までが掲載されています。

また葬送のフリーレンが、このマンガがすごい! 2021(宝島社)オトコ編の第2位に選ばれていて注目されています。


前巻、2巻のあらすじ、ネタバレはこちらの記事です。

【ネタバレ】葬送のフリーレン 第2巻のネタバレ、感想
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© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 3巻より

第18不死の軍勢

七崩賢の一人、断頭台のアウラとその軍勢は、グラナト伯爵領の街に侵攻しようとしていて、フリーレンは街の外れで断頭台のアウラに、引き返してくれるとありがたいんだけど、と話しかけます。しかし断頭台のアウラは、私の方が圧倒的に優勢だから、と拒否しフリーレンを殺そうとします。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 3巻より

第19急襲

グラナト伯爵を助けたフェルンとシュタルクは魔族を何とかしないといけないと考えますが、臆病なシュタルクは自分で魔族を倒しに行けずフリーレンを呼び戻して倒してもらおうとします。しかし、フェルンはシュタルクや自分に付着している魔族の血から、魔力が出ている事に気づき、とっさにフェルンは自分のローブを脱ぎ捨てます。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 3巻より

第20師匠の技

リュグナーはフェルンが魔法を撃つ反射速度の速さに驚き、反射的に心臓を防御してしまい、フェルンに心臓が弱点だとばれてしまいます。一方、リーニエに奇襲されたシュタルクはボロボロに傷つけられながらも、ひたすら斧で立ち向かっていきます。シュタルクは斧捌きが師匠の技と同じだとリーニエに言うと、私は魔力を読み取るのが得意で、人が動いている時の体内の魔力の流れを記憶して、動きを模倣しているとリーニエは言います。そして、私は戦士アイゼンの動きを模倣している、とリーニエから聞かされシュタルクは戦意喪失しかけます。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 3巻より

第21卑怯者

リュグナーに致命傷を与えたフェルンは、これで貴方達の計画は失敗です、とリュグナーに告げますが、リュグナーは正面から戦えばフリーレンは必ず負けると、断頭台のアウラの勝利を信じます。それを聞いてフェルンは、あの人は魔族と正面から戦うような真似は絶対にしません、必ずアウラを欺いて殺します、と言いますが、フェルンの言葉にリュグナーは違和感を覚えます。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 3巻より

第22服従の天秤

たくさんの不死の軍勢を解除魔法で解放したフリーレンに、断頭台のアウラは服従させる魔法(アゼリユーゼ)を使用します。天秤に互いの魂を乗せ、より魔力の大きいほうが相手を服従させるリスクの高い魔法ですが、フリーレンが解除魔法で多くの魔力を消費したと断頭台のアウラは考え、魔法を平然と使ってきます。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 3巻より

 

断頭台のアウラはフリーレンの魔力が80年前と大して変わっておらず、魔力では自分には遠く及ばないと考え勝利を確信します。後はこの私直々にあなたの首を落としてあげる、と断頭台のアウラは言うと、剣を持ってフリーレンに近づいていきます。しかし、断頭台のアウラが持つ服従の天秤は徐々にフリーレンの方に傾いていきます。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 3巻より

第23勝利と弔い

断頭台のアウラに勝利したフリーレンはグラナト伯爵から、今までの事はすべて不問となりさらに感謝されます。グラナト伯爵はフリーレンが望んだ防護結界について記された、グラナト家に代々伝わる大魔法使いフランメの魔導書を褒美として貰えますが、このフランメの魔導書も偽物でフリーレンも偽物だと気付いていました。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 3巻より

第24エルフの願望

勇者ヒンメル氏から28年後、魔王城のある大陸最北端のエンデは、今は情勢がだいぶ悪く人の往来が制限されていて一級魔法使いに認定されている必要があると、フリーレンは聞かされます。一級試験が受けられる魔法都市、オイサーストに向かうため、シュヴェア山脈を越えようとしたフリーレン達ですが雪山で迷ってしまいます。なんとか避難小屋を見つけて中に入ろうとしますが、中にはスクワットするエルフがいました。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 3巻より

第25剣の里

勇者ヒンメル氏から29年後、フリーレン達は北側諸国、シュヴェア山脈を進んでいますが、山の天気を甘く見すぎていたようで、まだ吹雪の中を歩いています。北にしばらく進むと、山奥に剣の里と呼ばれる、勇者の剣を守っていた里に到着します。この村の周辺には定期的に魔物が沸き、最近は山の主が暴れて大変だと里長から言われ、フリーレン達は魔物退治を行います。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 3巻より

第26戦士への贈り物

勇者ヒンメル氏から29年後、北側諸国のアペティート地方の町についたフリーレン達は、久々の町で宿をとり夜まで自由行動をします。宿で、今日がシュタルクの18歳の誕生日だとフリーレンから聞いたフェルンは、フリーレンが用意したシュタルクへの誕生日プレゼントを見せてもらいます。下品な薬だと分かりフリーレンの薬を捨てた後、フェルンはシュタルクへの誕生日プレゼントを用意しに町へ出かけます。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 3巻より

第27平凡な村の僧侶

勇者ヒンメル氏から29年後、北側諸国アルト森林にてフリーレンは底なし沼に嵌った男を“底なし沼から引っこ抜く魔法”で助けます。男は近くの村で僧侶をしていて、森の中で毒蛇に噛まれて毒に感染したシュタルクを助けてくれます。シュタルクは男の兄から、村から連れ出してやってくれと頼まれた事もあり、冒険の仲間に誘います。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 3巻より

おまけ 処刑されると思い、気絶したシュタルク

第23話で過去にヒンメルとアイゼンが王様にタメ口を叩いて処刑されかけた話を聞いた後、庭師が斧を持って現れましたが、シュタルクは自分も非礼の罪で処刑されると思い気絶してしまいます。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 3巻より

おまけ ふとんを全てとられたフェルン

第24話で避難小屋に半年ほど留まりますが、その間避難小屋で生活している時の1場面です。フリーレンにふとんを全てとられ、フェルンは寒い中我慢しています。フリーレンのお母さんとして、こんなところでもフェルンは苦労しています。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 3巻より

まとめ

この巻では、断頭台のアウラとの戦いの決着、いくつかのエピソードがあって、僧侶ザインを仲間に誘う話となります。

断頭台のアウラ編ではバトルシーンやフランメとフリーレンの過去話など、シリアスな話が多かった分、その後の話はギャグ多めの回が続いています。ザインを仲間に誘う話は4巻に続いているので、今後ザインがどう絡んでくるか、この先の展開が楽しみです。

 

4巻のあらすじ、ネタバレはこちらの記事です。

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