週刊少年サンデーに掲載されている葬送のフリーレン 第8巻のネタバレ、感想です。
8巻は、第68話から第77話までが掲載されています。
前巻、7巻のあらすじ、ネタバレはこちらの記事です。
目次
8巻
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 8巻より
第68話 北部高原
フリーレン達は北側諸国、ナーハリヒト地方にある関所に到着、この関所を抜けるといよいよ北部高原です。関所を抜けて北部高原に入るといきなり魔物の群れに襲われてしまい、いきなり三日三晩気が抜けない状況になってしまいます。その後、集落に到着すると、その集落の住人から街道に出没する魔物の討伐依頼を受けます。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 8巻より
第69話 皇帝酒(ボースハフト)
北側諸国、ビーア地方に到着したフリーレン達は、皇帝酒(ボースハフト)の噂を聞きます。皇帝酒(ボースハフト)とは、大昔に大陸の大半を統治していた大帝国があって、その皇帝に献上された最上の名酒の事だそうです。そんな噂の話をしていると、フリーレンにファストというドワーフが話しかけてきて、一緒に皇帝酒(ボースハフト)がある坑道に来て欲しいとフリーレンに頼みます。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 8巻より
第70話 ノルム商会
北側諸国、ノルム商会領の城塞都市に到着したフリーレン達ですが、都市に入る手続きをしていると、フリーレンは商会長のノルムに呼び出されてしまいます。フリーレンは80年前に先々代のノルム商会長に莫大な借金をしていて、その借金を返すように突然、迫られます。結局、フリーレンは借金を全て返すことが出来ず、借金の形に鉱山で300年働かされることになってしまいます。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 8巻より
第71話 討伐依頼
第一次試験の試験官を務めていたゲナウは、ゼーリエから魔族討伐を要請され、故郷のある北部高原、ルーフェン地方の村にいました。村は既に魔族に襲われ廃墟のような状態で、村人や村を守っていた騎士団は既に全滅に近い状態です。ゲナウが村に生き残りがいないか探しに行こうとすると、同じく討伐依頼を受けたフリーレンが村に現れます。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 8巻より
第72話 将軍
村を襲った魔族まだ生きていると分かり、シュタルクとメトーデは村を襲った魔族の分析を行います。その結果、村を襲った魔族は四刀流であることが判明します。フリーレン達は魔族の探索に行く前に夕食を取りますが、フリーレンはメトーデから今回の魔族討伐受けた経緯を聞きます。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 8巻より
ゲナウとメトーデは、ゼーリエの命令で北部高原の魔族の討伐任務することになりましたが、一級魔法使いはそんなことまでするんだ、とフリーレンは言いメトーデに同情します。しかし、一級魔法使いになった者は基本的にゼーリエの弟子になっているので、ゼーリエからの命令には従わないといけないようです。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 8巻より
第73話 遭遇戦
フリーレン達は魔族の探索のために、北にある放棄された砦に向かおうとしますが、ゲナウはノルム騎士団の死体を引き渡すために残ることにします。シュタルクもゲナウと一緒に残ると言い出し、魔族の探索に向かうのはフリーレン、フェルン、メトーデの三人となります。フリーレン達三人は、北にある砦に着くまでコミュニケーションを高めるために、お話をしながらあることにします。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 8巻より
第74話 神技のレヴォルテ
シュタルクがゲナウに、村を襲った魔族に心当たりがあるんだろう、と聞くと、村を襲った魔族は神技のレヴォルテという名前で、ゲナウの相棒を殺した魔族だと、ゲナウはシュタルクに教えます。シュタルクとゲナウがそんな会話をしていると、神技のレヴォルテが突然四本の剣を使い二人に襲い掛かってきます。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 8巻より
第75話 霧を晴らす魔法(エリルフラーテ)
フリーレンから戦闘を一人で行うように言われ、フェルンは魔族と一人で対峙しますが霧を晴らす魔法(エリルフラーテ)を操る魔族に苦戦します。一方、メトーデはもう一人の魔族と戦闘中ですが、堅実な戦い方をする魔族で隙を見せず、フェルンと協力したいとメトーデは考えますが、魔法の霧が邪魔をして協力も難しそうです。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 8巻より
第76話 決着
レヴォルテ、シュタルク、ゲナウはお互い致命傷を負った状態ですが、シュタルクとゲナウは協力して、レヴォルテを追い詰め、四本の剣も全て破壊することに成功します。全ての剣を破壊したシュタルクとゲナウは、レヴォルテに止めを刺そうとしますが、レヴォルテは素手でシュタルクとゲナウの攻撃し、腹を貫きます。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 8巻より
第77話 龍の群れ
レヴォルテ達、魔族の集団を討伐したフリーレン達は、ゲナウ、メトーデと別れると、北部高原、ドラッヘ地方へと進みます。フリーレン達はドラッヘ地方の村に立ち寄ると、村は竜の群れに襲われて、甚大な被害を遭っていました。竜の群れは近くに棲み着いていて、フリーレン達は竜の群れの討伐依頼を受けます。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 8巻より
おまけ なでなでを嫌がるゼーリエ
第73話で、メトーデがゼーリエはあまりなでなでさせてくれないし、すごく嫌な顔をすると言っていましたが、なでなでは一日十分までだ、とゲナウに注意されています。ゼーリエはゲナウの背中に隠れてメトーデの様子を窺っていますし、ゼーリエはメトーデになでなでされるのが、本当に嫌なようですね。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 8巻より
まとめ
8巻では、北部高原の関所を通った後の話と、魔族レヴォルテとの戦い、さらにデンケンの故郷と黄金郷のマハトの話のラストで描かれています。
一級魔法使い編で別れたゲナウ、メトーデと再会、そのまま魔族の討伐任務を一緒に行うことになります。討伐する魔族はゲナウの元相棒を殺した因縁の魔族で、かなりの強敵です。レヴォルテ以外にも強力な魔族が何人かいますが、一級魔法使いになったフェルン、メトーデの協力もあって、ゲナウは因縁の相手を倒します。
そして8巻のラストで少し話が出ましたが、9巻からは黄金郷のマハトに関するエピソードに突入します。黄金郷のマハトは七崩賢の最後の生き残りで、フリーレンでも勝つのが無理そうな魔族です。このエピソードはかなり長いので、9巻だけでは終わらず10巻までかかるボリュームになると思います。
9巻のあらすじ、ネタバレはこちらの記事です。
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