記事の投稿が遅くなりましたが、週刊少年マガジン 2019年44号に掲載されている五等分の花嫁 104話のネタバレ、感想です。
前回 103話の記事はこちらです。父親が学園祭に来ていないか、気にする二乃です。
二乃を父親に会わせようとする風太郎
二乃を待たせ続ける五つ子たちの父親に、風太郎はバイクで二乃を父親の所に連れて行こうとします。しかし、二乃は招待状を呼んでも来ない父親に反発し、風太郎には父親の所には行かないと言います。
© 春場ねぎ 五等分の花嫁 104話より
放送部の映像に父親が
自分に対する警戒心だったりと、色々とめんどくさい二乃に文句を言う風太郎です。
その時、放送部が持ってきたテープの映像から五つ子の父親たちが日の出祭に来ていた事が確認できました。その後、職場から電話があり病院の方に戻ったようです。
© 春場ねぎ 五等分の花嫁 104話より
風太郎の父親の言ったとおり、五つ子たちの父親が日の出祭まで来ていた事を知った二乃は、風太郎にパパの所まで連れていって欲しいと頼みます。二乃は、弱気になっていた自分をらしくないと言い、押しても引いても手応えがなくても…、さらに攻めるのが私だと言います。
© 春場ねぎ 五等分の花嫁 104話より
文句を言おうとする風太郎を無視して、暗くなる前に早く帰るように言う父親に、二乃は父親の為にパンケーキを焼いています。その時、パンケーキを見て思い出すのは、五つ子の母親で、恩師でもある零奈先生との思い出です。
© 春場ねぎ 五等分の花嫁 104話より
父親と零奈との思い出
自分にこれ以上貴重な時間を注ぐことをしないで欲しいと零奈は言いますが、零奈先生は自分の恩師だからと父親は気にしていません。1分1秒でも長く生きて欲しいと、自分がしたくてしている事だと言い、零奈ももう少しだけ甘えさせて貰うと言います。そして痰飲した際には、パンケーキをぜひご馳走させて欲しいと言います。
© 春場ねぎ 五等分の花嫁 104話より
そんな事を思い出していると、二乃が焼きあがったパンケーキを父親に出します。このパンケーキの生地は三玖が作ったものだと言い、料理が下手だった三玖が目指すものを見つけて頑張っている、五人全員の成長をそばで見ていて欲しいと二乃は父親に言います。
© 春場ねぎ 五等分の花嫁 104話より
父親は五人から距離を置くことで、受け入れがたいあの人の死を避けていたのかもしれないと思いつつ、パンケーキを食べます。パンケーキを食べた父親は、次は家族全員で食べようと言います。父親に家族で一緒に食べようと言ってもらい、受け入れてもらえ喜ぶ二乃と風太郎です。二乃と父親の関係が良い結果になって、ひとまずトイレに席を立つ風太郎です。
© 春場ねぎ 五等分の花嫁 104話より
が、この計画が風太郎の計画と知り、家庭教師の範疇を超えていると途端に不機嫌になります。しかし、それが私に出来なかったことだと言い、風太郎に家庭教師を頼んでよかったと心から思うと父親に言ってもらえます。そして親として、風太郎が娘たちとの関係を真剣に考えてくれることを願うと言われます。
© 春場ねぎ 五等分の花嫁 104話より
キスを回避できたが、結局は
その後、廊下で2人きりになり二乃は今日のお礼を口にしますが、二乃が足をくじいて倒れそうになってしまい、何とか風太郎は二乃を支えます。危うく父親の前でキスをするところでしたが、何とかギリギリセーフでキスを回避出来ました。
© 春場ねぎ 五等分の花嫁 104話より
が、結局二乃に強引にキスをされてしまいます。当然驚く、風太郎です。
© 春場ねぎ 五等分の花嫁 104話より
やっぱ恋は攻めてこそよね、と不敵な笑みを浮かべながら二乃は風太郎に言います。
© 春場ねぎ 五等分の花嫁 104話より
父親に振り向かれてさらに驚く風太郎ですが、そんなことは気にせず二乃は風太郎を家庭教師に選んでくれた事に笑顔で感謝します。
© 春場ねぎ 五等分の花嫁 104話より
まとめ
前回、学園祭に顔を出さなかった五つ子たちの父親に納得がいかない風太郎は、二乃をバイクで強引に父親の所まで連れていきます。三玖が作った生地で二乃はパンケーキを焼き父親に振る舞います。父親は五つ子たちの母親、零奈先生の思い出も思い出して、今度は家族全員で一緒に食べようと、二乃は言ってもらえます。
父親が娘たちの事をきちんと考えてくれていて良い話で終わりそうでしたが、何故か都合よく倒れそうになる二乃を庇おうとし、キスの体勢になってしまいます。結局、キスは未遂になったと思いましたがその直後、結局二乃から強引に父親の前でキスを奪われてしまいます。
しかし102話の冒頭でこの後、二乃と風太郎は何事もなかったように一花と会話をしている風にも見えるので、風太郎にとってはすごい状況だと思います。
102話 冒頭のシーン、病院に駆け付けた一花、二乃、風太郎、普通に会話しています。
次回、パンケーキ屋と男子のたこ焼き屋を仲直りさせようと三玖が奮闘します。
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コメント
これ、五つ子全員とキスをするのかな?
三玖,四葉,五月は性格上しそうにないと思ってたけど、
竹林の出現で積極性が後の3人に出るかも知れないな。
(他の5つ子なら諦めも我慢も出来るけど
赤の他人に取られるのは嫌!)とか言って。
100話であったボヤ?、キャスト変更、誰かのシルエットで考えると
一筋縄ではいかなさそうだけど。
さすがに五人全員とキスはしないと思うけど、キス未遂的なイベントも含めると怪しいかも。
まだボヤ騒ぎ?演劇部など色々、不明な出来事も残ってそうで、何か一波乱ありそうですね。
二乃と風太郎がマルオの病院に駆けつけるのだから姉妹の誰かが倒れたということに少しは言及すると思いきや全く触れずに終わりましたね。でも色々と情報が明らかにされ考察好きとしては楽しい二乃編でした。
さてマルオが姉妹との距離を置く心境や理由の一端が今回描かれていました。下田さんの話では五月が零奈に似ているとのことでしたので、だんだん似てくる姉妹を見ると思い出し距離を置こうとするのは分かる気がしますが、だからと言って鉄仮面&不愛想になる必要はない。
零奈と話すシーンでのマルオは不愛想な様子はなく、後に今のようになったのは分かりましたが、姉妹に対してもう少し表情を見せてもいいような気がします。零奈との約束で教育の観点から厳しい態度をとるのはわかりますが・・照れ隠しや不器用ということなのでしょうか!?個人的にはマルオは父の立場ではないからとも思っているのですが・・
倒れた姉妹の事に全く触れなかったのはあれ?っと思いましたが、今後のお話でこの時点では言及しない理由が分かるのかもしれません。
マルオが姉妹に距離を置いて不愛想にしているのは、自分は実の父親じゃないと考えてとか、かな?と私は勝手に思っています。
その辺も、三玖、四葉、五月編で少しでも掘り下げられることを期待します。