週刊少年マガジン 2019年50号に掲載されている五等分の花嫁 110話のネタバレ、感想です。
前回 109話の記事はこちらです。受験勉強を五つ子の中で一番頑張っている五月ですが、結果が出せず悩みます。
五月の夢
実の父親の登場に
無堂は五月に自分が実の父親だと名乗ります。動揺する五月に、無堂はずっと会いたいと想いながら講師として全国を回っている時、テレビに映る一花を見つけたと言います。五月は他の四人を呼ぼうとしますが、今は五月と話しているだと言い、何故か四人を呼ぶのを止めようとします。
© 春場ねぎ 五等分の花嫁 110話より
五月は父親としての義務を…、と言う無堂に対して母親のお腹の中にいる子供が五つ子だとわかった途端、姿を消した事をお母さんから聞いたと言い、無堂を責めます。すると無堂は突然土下座をして頭を地面に擦りつけ、当時の自分に甲斐性があれば迷惑をかけずに済んだのにと、ずっと後悔していたと五月に謝ります。
© 春場ねぎ 五等分の花嫁 110話より
今からでも罪滅ぼしをさせてほしい、父親として娘に出来ることをしたいと言う無堂に対し、既にお父さんならいると私たちに関わらないように五月は言います。しかし、中野は父親としては不合格だと無堂は言い、血の繋がりが親子には必要不可欠だと五月に言います。さらに母親が死んだ時、中野が五つ子たちに、五月に何をしてくれた?質問します。
© 春場ねぎ 五等分の花嫁 110話より
五月は最終日に現れず
急に実の父親だと告白され、母親と同じ学校の先生を目指している事を間違っていると無堂から言われ、五月は激しく動揺します。一方、元父親が五月と接触した疑いがあると感じた風太郎は五月に話を聞こうとしますが、最終日は学園祭に来ておらず、昨日から部屋に籠っていると二乃と三玖から聞かされます。
© 春場ねぎ 五等分の花嫁 110話より
二乃、三玖と風太郎が五月の話をしていると、無堂が急に風太郎の後ろから堂々と現れます。風太郎は五月に何か言ったか無堂を問い詰めますが、ただ現実を教えただけだよとおどけた様子で質問をかわします。そして二乃が無堂に話しかけようとすると、出直すよと言ってそのまま姿を消します。
© 春場ねぎ 五等分の花嫁 110話より
五月の事が気になる風太郎に二乃は家のキーを渡し、こっちのことは任せるように言います。二乃と三玖に学園祭の事を任した風太郎は、五つ子たちが住むマンションにむかいます。
© 春場ねぎ 五等分の花嫁 110話より
五つ子たちの部屋にたどり着くと、五月はリビングで一人勉強をしています。五月は風太郎に、あなたは私のように絶対にならないでくださいと以前母親から言われたことを伝えます。そして五月は、それでも諦められず母親を目指してしまっている自分は間違っているのでしょうか?と風太郎に質問します。
© 春場ねぎ 五等分の花嫁 110話より
風太郎に励まされ、再び教師を目指す
風太郎は生徒と逃げ出さず向き合い続けなければいけない教師なんて絶対になるもんじゃないと言いつつも、自分の夢ならどれだけ逆風だろうと、進も諦めるも自分で決めろと五月に言います。それを聞いた五月は泣きながら、教師になるのが本当に自分の夢なのでしょうか、ただ母親になりたいだけではないかと、疑問を口にします。
© 春場ねぎ 五等分の花嫁 110話より
母を目指して夢を追うのと、夢を目指して母を追うのとでは大きく違うが、五月がそれを理解出来ていて、その上で親に憧れて志すことは絶対に間違いじゃないと風太郎は五月に言います。風太郎から間違っていないと励まされ、母親のような先生になりたいと、自分の意思で母親を目指すと、五月は改めて宣言します。
© 春場ねぎ 五等分の花嫁 110話より
五月が先生になりたいと願うなら、家庭教師として全力でサポートすると風太郎は五月に言います。すると五月は風太郎に勉強を教わることを嫌がっていた以前までとは違い、素直に勉強を教えて欲しいと風太郎にお願いします。勿論だと快諾する風太郎です。
© 春場ねぎ 五等分の花嫁 110話より
風太郎にありがとうございますと言いますが、その前にやらなければならない事があると言い、五月は無堂に再び会いに行こうとします。
© 春場ねぎ 五等分の花嫁 110話より
まとめ
無堂から自分の夢を否定されて激しく動揺し部屋に籠ってしまった五月ですが、風太郎に間違っていないと励まされ、学校の先生になるという夢を再び五月は目指します。そして五月は無堂に再び会いに行こうとしますが、学園祭には一花たち四人も集まっています。五月編は2話で終わらずまだ続くようですが、来週は五つ子全員が集まって無堂と向き合う流れでしょうか。
しかし、母親のお腹の中に五つ子がいると分かった途端姿を消したり、いきなり五月の前に現れて父親ヅラしたりと、ひどいキャラですね。果たして五月編はどんな結末になるか、楽しみです。
次回、母親 零奈を否定する無堂と五月は再び対峙します。
コミックス12巻は、11月15日(金)発売予定です。こちらから、予約、購入できます。
また、同じ日に五等分の花嫁 キャラクターブック 一花編も発売予定です。
発売中のコミック1巻~11巻のネタバレ、感想も書いています。こちらからどうぞ。
コメント
この父親、俺の考えでは9割は悪い奴なんだけど
もしかしたら悪い奴になる事で、迷ってる五月の迷いを
確固たるものにしようとしてるのかも知れないと思えてしまった。
まあ楽観的な考えだとは思うけど。
しかし、オッサンの食べかけのアイスなんて誰も要らねえよ。
でも五つ子のなら誰のであっても欲しいと思ってしまった俺。
母親の零奈が五つ子を妊娠したら姿をくらますとか、かなりクズっぷりなので、ここから実は良い人に変わるのは難しいと思いますが、どんでん返しがあるのかどうか気になります。
確かに、オッサンのアイスなんて誰も要らないですね(笑)。