週刊少年マガジン 2019年28号に掲載されている五等分の花嫁 89話のネタバレ、感想です。
前回 88話の記事はこちらです。四葉の小学生時代、そして母親との死別のお話です。
中学、高校時代、そして現在へ
中学時代
五つ子たちは中学生になり、五人全員黒薔薇女子に通っています。五つ子の父親が、パーティーのような席で黒薔薇女子の理事長と、武田の父親との会話で黒薔薇女子が中高一貫の学校であることが語られています。
© 春場ねぎ 五等分の花嫁 89話より
一方、一花は中学生になり部活の邪魔だからと髪をショートカットにしています。二乃や三玖は似合っていると褒めますが、四葉はお喋りを止めさせ追試対策に勉強をしようと四人に話しかけます。黒薔薇女子は赤点に特に厳しく、追々試まで不合格だと一発で退学になるという噂があると一花が話しみんな驚いています。三玖は英語が苦手で弱音を言いますが、四葉が自分のノートをお手本にしてみてと言います。
© 春場ねぎ 五等分の花嫁 89話より
四葉はテストでも五人の中で一番だったと、父親に報告しますが父親はどこか冷たくこれからも勉強を励むようにと言うだけで、四葉は不満げです。四葉は勉強を優先するために、ゲーム機やゲームソフトも片付けてますが、それを見た三玖がゲーム一式を借りちゃおうと言います。四葉はそんな三玖をお子様扱いしています。
© 春場ねぎ 五等分の花嫁 89話より
次のテストでも四葉は頑張って31点を取り、その場ではある程度満足していましたが、一方ゲームで歴史の知識に詳しくなった三玖は四葉を超えて42点を取ります。思わず複雑な表情をする四葉ですが、すぐに気を取り直してたくさん勉強をしてもっと良い点を取れば良いんだと思います。
© 春場ねぎ 五等分の花嫁 89話より
しかし、四葉はたくさん勉強をしてもなかなかいい点数が取れず、次第に何のために勉強をしているか、母親が言っていた五人でいることが何で大切なのかが分からなくなってきます。
© 春場ねぎ 五等分の花嫁 89話より
高校時代
五つ子たちは高校生になりますが、四葉は高校では陸上部に加入しインターハイに進出します。四葉の実力は評判で、他の部活からも助っ人に来て欲しいとお願いされるほどです。他の部活からの申し出を全部受けている事に他の四人は心配し、三玖は四葉に勉強を教えてあげようと申し出ます。しかし部活で結果を残している自分は特別だと思い、三玖に一緒にしないでと四葉は勉強の申し出を冷たく断ります。
© 春場ねぎ 五等分の花嫁 89話より
そして、落第
皆に褒められている自分が特別だと優越感を感じる四葉です。しかし、勉強をおろそかにしていたせいで追々試を不合格となり落第となってしまいます。
© 春場ねぎ 五等分の花嫁 89話より
教師から荷物をまとめるように言われ、クラスメイト達からも本当に残念と言われてしまいます。結局五つ子の父親と黒薔薇女子の理事長が話し合って、父親の知り合いの男女共学の学校に転校するという形になります。
© 春場ねぎ 五等分の花嫁 89話より
自分だけ転校となり特別の意味や、自分がどこに進んでいいか分からなくなってしまい悩む四葉ですが、そこに一花たち四人が自分達も転校すると言って部屋に入ってきます。
© 春場ねぎ 五等分の花嫁 89話より
父親から試験を通過したはずだから転校する必要はないと言われますが、二乃はカンニングしたおかげで試験に通過できたと言い、一花、三玖、五月も同じくカンニングペーパーを見せて自分達もだと言います。四葉はなんで私のためにと驚きますが、四人はどこに行くにしてもみんな一緒がお母さんの教えだと言い、私たちは五等分だから困難も五人でなら乗り越えられるよ、と三玖は四葉に優しく言います。
© 春場ねぎ 五等分の花嫁 89話より
四葉は四人の優しさに感動し思わずうれし涙をこばします。そしてお母さんの言っていたことを理解し、誰が一番か考えるのはやめ四葉は皆のために生きるんだと決意します。
© 春場ねぎ 五等分の花嫁 89話より
食堂で、風太郎と…
五人全員で転校した五つ子は食堂で美味しそうに食事をし、ここの食堂のレベルが高いと会話をしています。二乃は試験とかもゆるそうで、そんなに必死に勉強しなくてもよさそうね、転校して正解だったわと四葉をフォローします。四葉が二乃のフォローに嬉しそうにしつつ、視線を外すと誰かのテスト用紙が落ちている事に気付きます。四葉は100点のテスト用紙を見つけ、一花から角で座っている地味な男の子のかもと聞くと四葉はテスト用紙を届けてくると言います。四葉は食堂で勉強中と聞き、物好きな人もいるんだと思いながら男の子に近づいていきます。
© 春場ねぎ 五等分の花嫁 89話より
まとめ
今回は黒薔薇女子の中学、高校時代のお話でした。四葉は特別にならなければと考え、勉強を頑張りますが、結果が31点とほとんど成果が出ず中学時代は悩みます。しかし高校時代は部活でスポーツの才能を開花させて、皆からも褒められて満足しています。が、この辺りの四葉は三玖に冷たく接したり、表彰されている自分を特別扱いしたりと、性格が少々悪くなっていて周りが見えていない感じです。結局三玖の助言も聞かず勉強をおろそかにした結果、黒薔薇女子での落第へと繋がり、そこから他の四人から四葉に五人全員で転校しようと言われ、今の学校へと繋がっていきます。
最後の食堂で四葉がテスト用紙を見つけて届けに行った後、風太郎と再会となり1話の食堂のシーンに繋がるようですね。しかしたくさん勉強した中学時代の点数が31点や29点って、四葉ちょっとひどいなぁ。
次回、転校後の高校生活を四葉視点で振り返ります。
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コメント
まあ、イジメとか無かったのは良かったのかも。
(前作品で、その手のは色々してたからな、この作者さん)
しかし四葉、何と言うか…おバカなおつむだったのね。
でも考えようによってはコレで良かったのかも知れない。
点を取りまくってたら、
私は運動できる,成績も良いってなって
有頂天になり嫌な人になってたかも?
最終的に新たな夢を持った四葉か風太郎に好きになってもらえる自分になるという三玖のどちらかが花嫁になると考えているのですが。
ここまで大きなフラグだと四葉が花嫁じゃないのかもしれないとも思えてしまいます。
未だ語られない五月の話が今後の物語にどのような形で入ってくるのか、気になりますが取り敢えずは希望を持って来週を待つことが出来そうです。
零奈=四葉だったし、現状四葉が未来の花嫁の可能性が一番大きいですが、ここまで可能性が高いとそうじゃないと思えてしまう気持ちわかります。
五月の話がまだ残っているので、ちゃぶ台返しありえますし、来週以降の話に注目ですね。
イジメは無かったのは、まだ良かった。
深読みしすぎてたかも。
(今作品はそう言うのは無しにしたかったのかも知れないな)
ある意味、四葉が成績が上がってたら
運動も勉強も出来て
有頂天になり、五つ子との仲が離れ
嫌な娘になってたかも知れない。
二乃達もカンニングペーパーを本当に試験中に使ったのかどうかも
怪しいけど、コレはコレで良かった。
四葉視点の過去は次回くらいで終わりそうだけど、
いずれ五月視点もやりそう、
『お母さんになる』宣言が中途半端だし。
イジメもなく黒薔薇女子の話が終わったのは、安心して読み終えられたので良かったです。
「お母さんになる」宣言の他に、母親と同じ教師を目指しているエピソードなど、まだ未消化の話がありそうなので、五月視点の話に期待ですね。
四葉が他の姉妹を見下すというシーンは意外でしたね。お陰で一花の逆襲の可能性の芽が出てきたように感じます。三玖が中学時代明るかったのに高校になって陰気キャラになったのが描かれていましたが、何かあったのかな?何だかんだで三玖だけは最終候補に残りそうな気がします。
アニメ2期は手塚プロですか…。グロス受けで他のアニメ会社の協力を期待したいです。
小学生時代にサッカーの監督に褒められただけで、あそこまで増長するところが、風太郎から「やる気があって頼りになるが一番の問題児」と言われる所以でしょうか。
アニメ2期は、1期では作画がひどいとか1部で言われていたので、2期は時間をかけて作って欲しいです。