週刊少年ジャンプに掲載されている、呪術廻戦 第225話のネタバレ、感想です。
前回の記事はこちらです。五条と宿儺の戦いは激しさを増します。
五条と宿儺、同時に領域を展開
術師全員で観戦中
高専メンバーを含めて、術師全員で五条と宿儺の戦いをモニターで見ています。無下限呪術を使用した五条に対して、宿儺は領域展延で術式を中和して迎え撃ったようです。
© 芥見下々 呪術廻戦 225話より
渋谷事変で漏瑚と花御も使っていた領域展延ですが、秤など知らない人もいて日下部が領域展延について説明しています。簡易領域をさらに練り上げて、術式を付与しない領域を纏うことで、空いた容量に相手の術式を流し込み中和するのが領域展延で、生得術式と併用できないデメリットがあります。ちなみに日下部は領域展延を使えないようで、なめんなできるわけねーだろ、と怒ったように言っています。
© 芥見下々 呪術廻戦 225話より
なぜ宿儺は領域の押し合いを挑まないのか?
三輪と星綺羅羅は、なんで宿儺が領域を展開して、領域の押し合いを挑まないのか?疑問に思います。その会話を聞いて、脹相が領域の押し合いにならないんじゃないか?と、答えます。脹相は以前、狗巻と虎杖から宿儺は領域を展開するときに、結界を閉じないと聞いていたからです。
© 芥見下々 呪術廻戦 225話より
それを聞いて、日下部、鹿紫雲一、秤、乙骨が、ありえないと言います。三輪は結界を閉じずに領域を展開する、ということがどれくらいすごい事かよく分かっていないようで、日下部がペットボトルの水を取るように三輪に言います。三輪は水をペットボトルごと日下部に渡しますが、日下部は、何してんだ、水を取れって言ったんだ、ボトルはいらねえ、と三輪に言いペットボトルを投げ返します。意地悪を言われて三輪はペットボトルの水を日下部に投げかけて仕返しをし、日下部の怒りを買いますが、冥冥は、結界を閉じずに領域を展開するのはそういうこと、と説明します。
© 芥見下々 呪術廻戦 225話より
宿儺が結界を閉じずに領域を展開するのがあり得ない、という話から、伏黒は不完全な領域を展開した時に結界を閉じなかった、と真希が言いますが、それは建物や既存の結界を外殻に利用したという話で、宿儺の話と比べると次元が低いと日下部が答えます。羂索も結界を閉じずに領域を展開したという事を脹相が言い、もしその時に九十九が領域を展開していたらどうなったか、という話にもなります。結界の外殻の押し合いになるから、外殻が無ければ領域の押し合いにはならないだろう、という意見と、九十九の領域内で付与した必中効果を巡って押し合う事になるのでは?と、いう意見がでますが、結論は出ません。
なお羂索が結界を閉じずに領域展開「胎蔵遍野」を使用して、九十九が簡易領域で対抗した話は第206話です。
© 芥見下々 呪術廻戦 225話より
議論は平行線のまま
宿儺が領域の押し合いをしないのは、領域を展開するにはめちゃくちゃ呪力を食うから、という会話にもなりますが、五条は六眼があり呪力効率がベラボウによく領域を展開するには問題ないという話になります。宿儺に関しても、術式発動までのキレ、展延と生得術式の切り替えのキレともに神懸っており、五条に六眼がなければ確実に呪力効率は宿儺が勝つぐらい、呪力効率はいいそうです。また、乙骨の直感で呪力総量は乙骨の倍以上はあり、2人とも呪力量の問題で領域を展開しないわけじゃないようです。結局、誰にも分からないんじゃない?と、言う話になりますが、来るぞ、と日車が突然発言します。
© 芥見下々 呪術廻戦 225話より
領域展開を使用
そして、五条が無量空処を使用、宿儺は伏魔御廚子を使用し、2人とも領域を展開します。
© 芥見下々 呪術廻戦 225話より
2人の領域展開は互角で、五条の結界内では対になる2人の必中命令が重複し打ち消し合います。お互いが領域を展開した状態での戦闘では、どちらかが大きなダメージを負い領域が崩壊すれば、即座にどちらかの必中術式がどちらかを襲います。
© 芥見下々 呪術廻戦 225話より
領域の押し合いが始まり結界内では互角ですが、宿儺の領域の効果範囲は五条の領域の外殻より外側に達します。そして、領域の結界は外側からの攻撃に脆く簡単に外側から侵入、破壊出来たりします。
© 芥見下々 呪術廻戦 225話より
無量空処、崩壊
領域の押し合いが決着し、宿儺が領域展開「伏魔御廚子」を使用した時に出る巨大な建物が出現します。
© 芥見下々 呪術廻戦 225話より
そして、宿儺が巨大な建物の上で不敵な笑みを浮かべていて、五条は首に斬撃をくらってしまいます。
© 芥見下々 呪術廻戦 225話より
まとめ
術師全員がモニターで五条と宿儺の戦闘を見ていて、何故2人とも領域を展開して、領域の押し合いを行わないのかという議論になります。色々な意見が出ますが、結局結論は出ず、西宮が当事者含めて誰にも分らないんじゃない?と、言います。そして、次の瞬間に突然2人は領域を展開し、領域の押し合いが始まります。しかし、宿儺の領域の効果範囲は五条の領域の外殻の外側まで達して、外側から五条の領域を破ります。五条の無量空処が崩壊した後、伏魔御廚子を使用した時に出る巨大な建物が出現し、五条は首に斬撃をくらってしまいます。伏魔御廚子は、消えるまで「解」と「捌」がずっと浴びせられるので、五条はさらに斬撃をくらってしまいそうですが、これで戦闘は終わってしまうのでしょうか?
次回、五条は首の傷を反転術式で治癒しますが、宿儺の斬撃は続きます。
アニメ 呪術廻戦 第2期 「懐玉・玉折/渋谷事変」のまとめ記事を書いています。
最新刊、22巻を購入される方は、こちらから。
発売中のコミック22巻のネタバレ、感想も書いています。
コメント