週刊少年ジャンプに掲載されている、呪術廻戦 第247話のネタバレ、感想です。
前回の記事はこちらです。日車、虎杖、日下部、脹相、猪野の五人で宿儺を攻撃、処刑人の剣で斬ろうとしますが、宿儺の速さに誰もついていけません。
目次
日車から虎杖へ、託される処刑人の剣
領域展延による術式効果の中断と再開
宿儺が注目したのは領域展延による術式効果の中断と再開でした。宿儺も五条戦の時に領域展延を発動していますが、それまでの魔虚羅の適応が無効になるのではなく、中断になるように細心の注意を払っていたそうです。日車も処刑人の剣が領域展延の発動で無効になるのでなく、術式効果が再開していました。つまり日車は限りなく宿儺に近いレベルで術式を運用しているようです。
© 芥見下々 呪術廻戦 247話より
宿儺は日車の名前を確認しますが、2本の腕では既に掌印が結ばれていました。そこに、前回宿儺との速さ勝負でおいていかれた虎杖が追いつき、再び参戦します。
© 芥見下々 呪術廻戦 247話より
日車も再び処刑人の剣で宿儺に一撃を加えようと、宿儺に斬りかかります。しかし、宿儺は空中の瓦礫を斬撃で切り刻み日車の目くらましにすると、虎杖の側に瞬時に移動し虎杖の脇と腕を掴みます。
© 芥見下々 呪術廻戦 247話より
相手にされない虎杖
そして、宿儺は虎杖の脇に斬撃を加えると、いい加減理解しろ、オマエはつまらん、興が湧かんのだ、と宿儺はつぶやきます。虎杖は落下していきますが、日車はなおも宿儺に処刑人の剣で攻撃します。しかし、宿儺はその処刑人の剣による攻撃を全てかわし、打撃を日車の顔面に入れます。
© 芥見下々 呪術廻戦 247話より
世界を断つ斬撃を放つ
それでも日車は処刑人の剣で攻撃しますが、宿儺は2本の腕で掌印を結び、“龍鱗”“反発”“番いの流星”と呪詞を唱えると世界を断つ斬撃を放ちます。
© 芥見下々 呪術廻戦 247話より
「解」で世界を断つ斬撃を放つと、宿儺は治せと日車に言います。
© 芥見下々 呪術廻戦 247話より
反転術式を使うように言う宿儺
日車は斬撃をくらって右腕が斬り落とされていましたが、宿儺は反転術式で右腕を治してみろと日車に言います。日車はここで死ぬべきだ、と覚悟していましたが、それでも痛いものは痛い、と痛みに耐えていて、宿儺には何も言い返せません。
© 芥見下々 呪術廻戦 247話より
両腕を斬り落とされる日車
そんな痛みに耐える日車に、宿儺はさらに斬撃を加えて左腕も斬り落とされます。宿儺は、そんなものか?次は首をとばす、と容赦なく日車に言います。さらに日車をバカにするように、反転術式だ分かるだろ?ほら頑張れ頑張れ、と声を掛けますが、日車は痛みに悲鳴を上げます。
© 芥見下々 呪術廻戦 247話より
一方の日車はここで死ぬべきと虎杖言った言葉を思い出しながら、自分の役割を考えていました。その時、どこからか脹相が穿血を宿儺に放ちます。前回、脹相は胸を宿儺の手刀で貫かれて生死不明でしたが、生きていて再び宿儺に攻撃を加えました。
© 芥見下々 呪術廻戦 247話より
反転術式で自らの腕を治癒する日車
脹相の穿血を宿儺は腕で受け止めると、しぶといな、とつぶやきます。そこに日車が再び立って宿儺に挑みますが、日車は反転術式で腕を既に治癒していました。術師として覚醒して二か月弱前で、今度は日車は反転術式まで使えるようになったので、日車の才能はかなりものです。治癒した右腕で処刑人の剣を握り再び宿儺を攻撃、宿儺は穿血に気を取られていて、処刑人の剣が宿儺の手のひらを貫きます。
© 芥見下々 呪術廻戦 247話より
しかし、処刑人の剣が宿儺の手のひらを貫く前に、宿儺は自ら手を切断していました。あと少しで処刑人の剣で宿儺を斬れたのですが、手首を切断されてしまい、さらにいつの間にか宿儺は日車の胸の辺りを腕で掴んでいるように見えます。日車は掴まれた胸の辺りに斬撃を加えられて、倒れていきます。
© 芥見下々 呪術廻戦 247話より
日下部に、死後呪いが強まることはないわけじゃない、と教えてもらったことを思い出しながら、日車は処刑人の剣をピッと投げます。日車は胸に斬撃をくらって倒れていきますが、投げた処刑人の剣はいつの間にか宿儺の背後に移動した虎杖が受け取ります。
© 芥見下々 呪術廻戦 247話より
処刑人の剣を受け取った虎杖は、倒れていく日車を見ますが、日車の姿に渋谷事変で死んだ七海の姿を重ねます。後は頼みます、という七海の言葉を思い出しながら虎杖は、自分のやるべき行動を取ります。一方、虎杖が処刑人の剣で宿儺を攻撃しようとしたのを見た日車は、それでいい………、とつぶやきます。
© 芥見下々 呪術廻戦 247話より
日車から託された呪い
俺は呪術師だ!!と、虎杖は心の中でつぶやき、宿儺の背中を処刑人の剣で刺そうとします。
© 芥見下々 呪術廻戦 247話より
まとめ
前回、日車が領域展延で宿儺の術を中和していることが判明しましたが、術式効果の中断と再開という、宿儺と同じようなレベルで展延や術式を運用していたことも判明します。そして、反転術式で自分の腕を治癒出来るようにもなっていて、日車の才能は本当に五条に匹敵するレベルのようです。しかし、日車は宿儺の斬撃を胸の辺り至近距離でくらってしまい、これはさすがに反転術式が使える日車でも厳しいかもしれません。しかし、処刑人の剣は虎杖へと託されて、虎杖は宿儺の背中に刺そうとしています。これで宿儺の死が決まるのか?それともこの処刑人の剣の攻撃も宿儺は避けるのか?宿儺戦の続きが気になります。
前回、日車が虎杖の目すらまともに見れないと言っているシーンがありましたが、今回で日車は最後に倒れながらも虎杖の目を見て、それでいい………、とつぶやいたシーンがありました。虎杖の目を直視しているように見えるので、日車の心の中で何か変化があったようです。しかし、日車は虎杖に自分の呪い(=処刑人の剣)を託せて満足したようにも見えるので、虎杖の目を見れるようになった=日車の死亡フラグとなってしまうのでしょうか?
次回、あと一歩のところで処刑人の剣は崩壊してしまいます。
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