【ネタバレ】カグラバチ 第62話「イヲリ」感想、ネタバレ

週刊少年ジャンプで連載中のカグラバチ第62話のネタバレ、感想です。

前回の記事はこちらです。チヒロと巻墨は座村の娘を保護するために、京都に向かいます。

週刊少年ジャンプで連載中のカグラバチ第61話のネタバレ、感想です。前回の記事はこちらです。死亡したはずのチヒロですが、一度死んだあと回復し蘇ります。しかし、淵天との命滅契約は切れてしまいます。座村清市の娘を保護へ© 外薗健カグラバチ 6...

座村の娘・イヲリを巻墨が無事、保護
まとめ

座村の娘・イヲリを巻墨が無事、保護

夢の中で父親・座村との記憶を見る

座村の娘が目覚ましの音で目を覚まします。夢の中で座村から、イヲリと名前を呼ばれているので、座村の娘の名前は“イヲリ”と判明します。目を覚ましたイヲリは母親に、おはよー、と声をかけています。

母親と一緒に暮らしていて、父親はイヲリが生まれる前に蒸発した事になっているようです。女手ひとつで私を育ててくれている、とイヲリが心の中でつぶやいています。朝ご飯を食べながらテレビを見ていますが、テレビではチヒロと昼彦が戦った歌舞伎の劇場での事件を報道しています。その後、イヲリは学校に登校しますが、空が座村の梟によって覆われたことにも触れています。

空が梟に覆われた当初、世間は大騒ぎだったようで、京都の学校も二日間休みになったそうです。しかし、神奈備が害はないと発表した事で学校は再開されて、イヲリも一応特に変わりはないと認識しているようです。しかし、イヲリのクラスメイトの男子・井倉は歌舞伎襲撃の事件に影響を受けたようで、チヒロの真似をしているのか、マジックで顔の傷を再現しています。井倉が中二病を発揮している様子を見てイヲリの友人が、男子アホすぎ、と揶揄しています。

しかしイヲリに、人殺しでしょ？趣味悪いよ、と言われると、井倉はマジックの傷を消します。イヲリは夢を見てよく眠れなかったようですが、その夢の内容を覚えていません。錠前のイメージのカットが挿入されたので、おそらく巻墨がかけた封印のせいでイヲリは夢を覚えていないのだと思います。しかし、夢の内容は覚えていませんが夢を見たのは覚えていて、しかも梟が空に出現した3日前から連続でイヲリは夢を見ているようです。3日連続で見たのは初のようで空がああなったのと関係があるかなとイヲリはつぶやきますが、井倉は睡眠障害はストレスや“現状への不満”が原因かもと、急にまともな事を言います。

不満なんて大アリでしょ、とイヲリの友人が言った後、イヲリが空を見た次の瞬間、イヲリは夢の内容を思い出します。顔は隠れていますが、まだ幼い頃のイヲリの手を座村清市が引いている夢をイヲリは思い出したようですが、巻墨の封印が影響してそれ以上は思い出せないようです。その後、イヲリと友人、井倉が会話をしていると、校庭の門に男が現れます。

風貌から毘灼の久々李のようですが、教師が声をかけると久々李は教師を刀で斬り殺してしまいます。その様子を見ていたイヲリは伏せてと叫びますが、久々李はイヲリのいる教室の窓を破って教室に乱入、イヲリは窓の破片で傷を負ったようで腕から出血しています。

久々李がイヲリの教室を襲撃

久々李は、座村って女はどの教室だ？と、尋ねますが、イヲリは封印で自分が座村だと認識できておらず、苗字も変わっているので座村が自分の事だと分かりません。毘灼のメンバーも聞いても無駄だと久々李に言い、座村の血は貰ったから同じ血を探せばいいと言い、クラスメイトの女子の血を舐めると、この子違う、とつぶやきます。

地味すぎる、と不満を口にする久々李に対して、毘灼のメンバーは全学級一か所に集めてと言いさらに、女の子は標的かもだから殺しちゃダメ、と久々李に注意します。すると井倉が、ガラスでおもっきし殺しかけてんじゃないか…！！と、久々李に怒ります。それを見たイヲリは、サムラって人見つけたら帰りそうじゃん、歯向かったら…、と心の中で注意しますが、久々李は毘灼のメンバーに男はいいよなと確認した後、井倉を躊躇なく殺そうとします。

クラスメイトを体を張ってかばうイヲリ

するとイヲリは久々李と井倉の間に割って入って、久々李の刀を止めます。久々李はあと少しの所で刀を止めて、イヲリは無傷でしたがあと少しで顔面を斬られていました。

イヲリの行動に久々李は、いい度胸だ、とつぶやきます。毘灼のメンバーが、女の子は殺しちゃダメ、と言っていたとはいえ、あれを信じて飛び込むとは…、と久々李はイヲリの行動に少し驚きます。な…んで、と驚く井倉に対してイヲリは、…怒ってくれたお返し…？と答えますが、でもッいい加減にして…ホント…死ぬ、と井倉を怒ります。しかし、久々李は毘灼のメンバーにイヲリの血を調べるように言い、座村の娘じゃないと判ればこいつから斬ってやる、と言い、イヲリも死を覚悟します。

チヒロが久々李に斬りかかる

次の瞬間、巻墨の隊長が教室のドアから入ってきて久々李に声を掛けます。巻墨の隊長に気を取られた久々李に、今度はチヒロが刀で斬りかかかります。チヒロの刀を防ぐ久々李、その間に巻墨の隊長とイヲリは教室から脱出します。

イヲリを保護した巻墨の隊長は、イヲリに、無茶するなあ君、と声をかけますが、無茶をする所が座村とめっちゃ親子だなと思います。女の巻墨は、封印が綻んで毘灼の索敵に引っかかったようだ、個人の特定まではできないようだけど、と隊長に言います。巻墨の隊長は、何故封印に綻びが出たのか考えます。イヲリ自身に座村との記憶がないはずなので、梟が影響することはありえない、刺激するものがないんだ、と座村の隊長は考えますが、イヲリは何か大切なことを忘れている事に気付いていました。

イヲリ自身が封印をこじ開けようとしていた

イヲリは巻墨の隊長に、………何か、知ってるなら教えてください……、と必死の表情で懇願します。その様子を見た巻墨の隊長は、イヲリ自身が無意識のうちに封印をこじ開けようとしている事に気付きます。

巻墨の隊長は心の中で、座村さん…子供を侮っちゃいけねえよ、と言うと、イヲリに、詳しい話はあとだ、ともかく毘灼の狙いは分かった、奴らは君を狙う、と言い、巻墨はイヲリを保護します。

まとめ

第62話では、イヲリの居場所が毘灼にばれて、イヲリは学校で毘灼に襲撃されます。これは、イヲリが無意識のうちに巻墨がかけた封印をこじ開けようとして、その封印の綻びが毘灼の索敵に引っかかったようです。前回、幽が“向こうから尻尾を出すだろう”と言っていましたが、イヲリ自身が封印をこじ開けようとして封印に綻びが現れることを指していたようです。

しかし、毘灼もイヲリの顔や現在の名前は知らないので、久々李が教室で騒動を起こしている間に、何とかチヒロと巻墨の到着が間に合い巻墨の隊長がイヲリを無事、保護します。しかし、久々李や毘灼のメンバーがこのままイヲリを逃すとは思えず、まだ戦闘は続きそうな気配がします。チヒロと巻墨はこのままイヲリを保護して、毘灼を撃退できるでしょうか？

次回は、1月4日（土曜）発売予定の週刊少年ジャンプ 2025年6・7合併特大号に掲載予定です。

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