マガジンで連載中のランウェイで笑って、の6巻が発売されました。
今回は第41着目から第50着目まで掲載されています。
前巻5巻のあらすじ、ネタバレはこちらの記事です。
目次
6巻の収録内容
© 猪ノ谷言葉 ランウェイで笑って 6巻より
41着目 忍び寄る魔の手
五十嵐 優は長谷川 心をモデルに専念させるために、探偵を雇って長谷川 心を説得する材料がないか周辺を探らせます。そして探偵は育人が長谷川 心に影響を与えてる人物で、育人には母親の入院等、金銭問題を抱えている事をつきとめ、五十嵐 優に金銭的な揺さぶりが効果的だと報告します。
© 猪ノ谷言葉 ランウェイで笑って 6巻より
42着目 君は何になりたいの?
綾野から自分の生い立ち、孤児であったこと、綾野麻衣に引き取られて育ててもらった事、育ててもらった恩はあるが、それでも自分の創りたいデザインの為にブランドを立ち上げることを育人は教えてもらいます。その上で、育人に自分のチームにパタンナーとして入らないかと、再び育人を誘います。
© 猪ノ谷言葉 ランウェイで笑って 6巻より
43着目 頑張り屋さん
綾野は育人に揺さぶりをかけてきて、ファッションショーの二次予選に出場する長谷川 心と本気で戦えるのか育人に質問します。育人は長谷川 心と作品で戦うという意識はありませんでしたが、綾野は育人が良い服を作れば長谷川 心の作品の印象は確実に薄くなり優劣はつくと言います。綾野から長谷川 心と競うことになると言われて動揺する育人ですが、長谷川 心は二次予選を通過できなかったことを知らされます。
© 猪ノ谷言葉 ランウェイで笑って 6巻より
44着目 優先順位のお話
ファッションショーの本選のルールが説明され、チームで出場する事も可能だと知った育人は長谷川 心に自分のチームで出場しないかと誘います。育人に誘われて思わず嬉しそうな表情をする長谷川 心ですが、綾野は本選出場の枠には空きがあり、繰上りで本選出場者が決まるので長谷川 心にもまだ本選で出場できる可能性はあると言います。
© 猪ノ谷言葉 ランウェイで笑って 6巻より
45着目 母からの手紙
ファッションショーの本選に向けて気合が入っていた育人ですが、妹のほのかから母親の容態が急変し、危険な状態になり緊急手術が行われることになったと連絡が入ります。緊急手術は成功しましたが、母親が前から無理をしていた事と、貯金がなくなって入院費を滞納していた事が判明します。
© 猪ノ谷言葉 ランウェイで笑って 6巻より
46着目 天秤
育人は母親の入院費用を稼ぐ必要が出てきたため、柳田や綾野にバイトを辞めたいと申し出ます。服作りのバイトを辞めて割の良いバイトを掛け持とうと考えますが、綾野からは母親の入院費用は全てボクが払うから自分のチームに正式に入るように言ってきます。綾野は育人のパタンナーとしての才能を高く評価しますが、デザイナーとしては凡以下だと酷評し、デザイナーを諦めてパタンナーを目指した方がいいと言ってきます。
© 猪ノ谷言葉 ランウェイで笑って 6巻より
47着目 最適解
長谷川 心は柳田から育人がバイトを辞めたことを教えてもらい心配しますが、その頃育人は五十嵐 優から長谷川 心にデザイナーを諦めるように説得してくれと頼まれます。長谷川 心を説得してくれたら、育人の母親の入院費や芸華祭での材料費を間に合わせられるお金をやると言われ、育人は動揺します。
© 猪ノ谷言葉 ランウェイで笑って 6巻より
48着目 当然の報い
綾野や五十嵐からの話に返事が出来ずいた育人ですが、パタンナーという仕事に納得しようと考えていた時に千雪の父親 ミルネージュの藤戸社長から呼び出されます。藤戸社長からは千雪がパリに行ったがフランスのどこの事務所からも相手にされず、資金も底をついて帰ってきたので、励ましてあげて欲しいと言われます。育人は今の自分の状況ではそんな気分にもなれず、返事に困ってしまいます。
© 猪ノ谷言葉 ランウェイで笑って 6巻より
49着目 まるで台風
藤戸社長から1巻で千雪が来ていた服のデザインを200万円で買い取ってもらい、母親の入院費の問題は解決します。育人は千雪にファッションショーの本選で自分のモデルとして出て欲しいとお願いしますが、肝心の本選での作品がまだ全然できておらず千雪から怒られます。
© 猪ノ谷言葉 ランウェイで笑って 6巻より
50着目 今日から君は
千雪から柳田の所のバイトを辞めた後連絡を取ったのかと聞かれますが、育人は突然辞めたので気まずくて連絡を取っていません。人間関係のいざこざは長引かせない方がいいと千雪は言い、行きたくないと駄々をこねる育人を無理やり引っ張って柳田のマンションまで連れていきます。そこで育人と千雪は長谷川 心と偶然鉢合わせします。
© 猪ノ谷言葉 ランウェイで笑って 6巻より
まとめ
服飾芸華大学のファッションショーの本選に向けて準備をしていた育人ですが、そこに母親が病院で容態が急変し、緊急手術が行われると連絡が入り育人は動揺します。手術は成功しますが、母親の入院費を用意する必要が出てきたため、育人はファッションショーよりも家族を優先し、割の良いバイトを掛け持ちします。当然、ファッションショー本選の準備は後回しになりなかなか進まず、イライラが積もって家族に八つ当たりしてしまう育人です。結局、そんな窮地を救ってくれたのは千雪の父親で、1巻で育人が千雪の為に作った服のデザインを200万円で買い取ってくれて、母親の入院費問題は解決します。が、今度は千雪と長谷川 心との間で、モデルに対する考え方の違いから問題が発生してしまいます。
次巻、7巻のネタバレ、感想はこちらからどうぞ。
6巻、コミックの購入はこちらからどうぞ。
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