進撃の巨人 13巻には51話から第54話まで掲載されています。
前巻12巻のあらすじ、ネタバレはこちらの記事です。
13巻の収録内容
© 諫山創 進撃の巨人 13巻より
51話 リヴァイ班
調査兵団がライナーとベルトルトから奪還しエレンを何とか壁まで帰還します。しかし、その過程で調査兵団は熟練兵士の大半と、憲兵団も兵の半数を失ってしまいます。一方で、エレンがライナーを攻撃するように巨人達を操ったようにみえ、エレンの力があればウォール・マリアを奪還する事も可能だと再び希望が見えてきます。
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一方、ウォール・ローゼが突破されたと思っていた王政や憲兵団は、ウォール・シーナ内の旧地下都市にウォール・ローゼの住民を避難させますが、備蓄されている食料は1週間分しかなくそれ以上は、人類同士の争いが起こる可能性が高く今回の騒動でそのことを人類は身をもって確信します。結局、1週間でウォール・ローゼが破られていないことが確認されますが、壁内の治安は悪化していきます。
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52話 クリスタ・レンズ
ライナーとベルトルトに狙われたエレンとヒストリアは、重要人物として山奥の安全な山荘にリヴァイ達と身を隠します。今後の方針を山荘で話しますが、アルミンは巨人の硬質化能力で壁を塞ぐ計画を提案します。この計画なら大きな資材を荷馬車で地道に運ぶ必要もなく、馬だけならトロスト区からシガンシナ区まで一晩で移動可能です。この計画ならウォール・マリア奪還作戦は1日以下で可能で、リヴァイは何としても巨人の硬質化能力を実現するようにエレンに命令します。
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しかし、ハンジはエレンの巨人の硬質化能力の実験に反対し、暫くはエレンに身を潜めて欲しいと言います。その原因はハンジが匿っていたニック司祭が不審な死を遂げてしまい、それに中央第一憲兵団が関わっていたからです。ハンジは中央第一憲兵団が兵士を使ってまで、ニック司祭を殺そうとしたことに驚き今は慎重に動こうと言います。
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53話 狼煙
ハンジはエレンの巨人の硬質化能力の実験を決断しますが、巨人化の能力は分からない事が多く、実験を繰り返すうちにエレンは、巨人と同一化する寸前まで行ってしまい、実験は失敗に終わります。さらに実験によってエレンが巨人化した際に狼煙が出てしまい、エレンの居場所がバレてしまいます。
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エレンの巨人化の実験によって、巨人化は3回までが限界、回数を重ねるごとになれる巨人は徐々に不完全なものになっていき、エレンの意識もはっきりしなくなっていく事が分かりました。そして肝心の、巨人の硬質化はどうやっても起きずウォール・マリア奪還作戦の実現は遠のいてしまいます。
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54話 反撃の場所
場面変わって、ヒストリアの夢の中の記憶です。ヒストリアは幼い子供で、綺麗な女性と一緒に絵本を読んでいます。綺麗な女性はヒストリアの事をかなり気にかけているようで、ヒストリアを可愛がりますが、最後に女性がおでこをヒストリアにぶつけると、ヒストリアは今まで女性と絵本を読んでいたこと、女性自身のことを忘れてしまいます。
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一方、エレンとヒストリアに変装したジャンとアルミンはリーブス商会によって身ぐるみを剥がされそうになりますが、リヴァイとミカサによって阻止し、逆にリーブス商会の三人の身柄を抑えることに成功します。場所を壁の上に移動した後、リヴァイはリーブス商会のディモ会長と交渉し、ディモ会長に調査兵団に全面的に協力するように言います。
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おまけ JPOP 地獄編突入!
巻末おまけマンガです。恒例のウソ予告です。次巻よりJPOP 地獄編に突入し、エレンは巨人とかもうどうでもよくなります。ただただ君に会いたいと言い、エレンの頭の中にはよくあるJPOPのフレーズが無数に浮かんできます。果たして、エレンはいつ会えるのか?
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まとめ
エレンを敵から奪回出来ましたがラカゴ村の調査の結果、敵である巨人の正体は人間である可能性が高いことが判明します。
一方、エレンとヒストリアを山奥の安全な山荘に移動させますが、エレンとヒストリアはライナー達だけでなく、中央憲兵や王政からも狙われてしまいます。王を信用できないエルヴィンはピクシス指令を説得し、クーデターを起こそうとします。
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14巻のあらすじ、ネタバレはこちらの記事です。
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