ジャンプSQ 2019年8月号に掲載されているワールドトリガー 180話のあらすじと感想です。
前回の記事はこちらです。人が撃てない雨取の心の葛藤が描かれています。
1対1(タイマン)最強
緑川の先輩
緑川に、弓場と緑川の先輩を紹介してもらえることになった三雲と空閑は早速緑川に会いに行きます。緑川の先輩とは、里美という人物で緑川と同じA級4位 草壁隊の銃手です。
© 葦原大介 ワールドトリガー 180話より
小南からの情報で、里美が弓場の弟子でかつ二宮信者と聞き三雲は二宮対策として弓場よりも里美に会って話を聞いてみたくなります。三雲と空閑は実際に里美に会い、弓場には3時から会えるように話を通していると教えてもらえます。
© 葦原大介 ワールドトリガー 180話より
空閑は里美に弓場がどんな人か質問すると、戦力(ウデ)的に一言で言えば1対1(タイマン)最強な人物だと教えてもらいます。弓場の1対1の強さはあくまで里美個人のイメージですが、トップクラスだそうです。
© 葦原大介 ワールドトリガー 180話より
弓場は風間や二宮、村上と違って個人戦を何千何万回と繰り返し戦闘を行った結果の高ランクだからそっちの方に共感してしまうので、里美個人は弓場の方を評価しているそうです。弓場隊は今シーズンでこそ順位を落としていますが、前シーズンでは神田という隊員がいてその神田がいた頃は、今よりも順位が良かったそうです。
© 葦原大介 ワールドトリガー 180話より
しかし神田は12月に大学受験に集中したいからとチームを辞めたましたが、神田が抜けた穴が大きく、現在順位を落としているそうです。里美から前シーズンの記録を見るとアドバイスをもらったところで、空閑は弓場に会いに行き里美と別れます。三雲は二宮の事を聞くため、里美に引き続き話を聞きます。
© 葦原大介 ワールドトリガー 180話より
二宮の強み
三雲は自称二宮信者の里美に、二宮の強みを改めて聞くと、弓場の時と同じく「1対1(タイマン)最強」という答えが返ってきます。三雲は弓場と同じ答えではと聞きますが、里美の戦い方は二宮の戦法を弓場の技術で真似しているらしいです。二宮の戦術、細かく割った「数」重視の弾と、大きく割った「威力」重視の弾、この二つを緩急つけてフルアタックする戦術を、弓場(銃手)の技術で真似しているようです。
© 葦原大介 ワールドトリガー 180話より
二宮の手の内をどんどん明かす里美に、次の試合で当たる自分に話していいのかと聞く真面目な三雲ですが、里美は知ってても防げないからと気にしておらず、一度捕まれば削り殺されると笑いながら話します。
© 葦原大介 ワールドトリガー 180話より
里美は二宮の戦法を破ろうとする人はおらず、できるだけ二宮と1対1にならない、二宮に狙われたらガン逃げして時間稼ぎをする、捨て身で相討ちを狙う、死ぬ前提でなんか最後に仕事する、とみんな割り切った対策をとっているそうです。
© 葦原大介 ワールドトリガー 180話より
里美自身は二宮が1対1でバリバリとお撃ち合うところがみたいらしく、三雲の新人ヒュースに期待しているそうです。また三雲は「1対1(タイマン)最強」の二宮と弓場が戦ったらどっちが強いか質問しますが、普通に戦えば二宮と答えつつも、入り組んだ地形で弓場の間合いに持っていけたら弓場有利かもと話します。
© 葦原大介 ワールドトリガー 180話より
ガンナー個人ランク1位
三雲は里美が銃手をやっている理由を聞くと、里美自身は単純に射手スタイルに向いていないと思っていて、銃手スタイルは動きを体に叩き込んどけば反射で撃て、里美の性分に合っているからだそうです。興味があれば三雲にも銃手をレクチャーすると、銃手に勧誘し二人の話は終わります。
© 葦原大介 ワールドトリガー 180話より
里美に礼を言い別れた後、三雲は偶然迅と通路で会います。最終戦に向け里美に二宮の事を聞いていたと三雲が言うと、1位に1位の話を聞くのはなかなか贅沢だと迅から言われます。
© 葦原大介 ワールドトリガー 180話より
里美はガンナー個人ランク1位で、その里美にシューター個人ランク1位の二宮の事を聞いていた事を迅は言っていました。ちなみに里美本人は順位の事は知らないそうです。
© 葦原大介 ワールドトリガー 180話より
場面変わって空閑と緑川は弓場に会いに隊室に急ぎます。弓場の隊室に着くとドアが開いていて、挨拶をしながら隊室に入ると弓場隊隊長 弓場本人が腕を組んで出迎えてくれます。
© 葦原大介 ワールドトリガー 180話より
まとめ
弓場隊隊長の弓場本人と、草壁隊 隊員でありガンナー個人ランク1位の里美が今回、初登場です。里美は二宮信者と本人で自称するだけあって、二宮の事に詳しく本人も二宮の戦法を真似しているようです。
その里美から有利な地形なら二宮よりも有利、と言わせる弓場もかなり手強いようです。最終戦、ROUND8は玉狛第2にとってかなり苦戦しそうです。
次回、弓場隊隊員 帯島に空閑が稽古をつけてあげます。
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