ジャンプSQ 2019年9月号に掲載されているワールドトリガー 183話のあらすじと感想です。9月号も一挙2話掲載です。
前回の記事はこちらです。最終戦に向けて、玉狛第2でミーティングを行っています。
仮想・二宮と訓練、そして最終戦へ
烏丸が二宮役
前回、ミーティングで二宮には雨取が撃ってヒュースが守る作戦でいくことになりましたが、雨取とヒュースが合流できない可能性を考えて「別案」が必要になりました。そこで烏丸に協力してもらい、仮想・二宮相手に訓練を行います。
© 葦原大介 ワールドトリガー 183話より
訓練室でトリオン量の設定を変更し、烏丸のトリオン量を二宮と同じ設定にして、ログにあった二宮の変則フルアタックのシーンを真似してもらい、その仮想・二宮相手に訓練を行います。
© 葦原大介 ワールドトリガー 183話より
今日、晩メシ当番だった烏丸は訓練に付き合うため、当番を代わってもらえるように連絡します。迅に頼めばいいと言われたようですが、目上の人には頼みにくいと返すと、どうやら今回頼んだ人は烏丸より年上だったようで、いろいろ絡まれることになっています。多分、電話の相手は小南だと思われますが、尊敬していると拝み倒してなんとか晩メシ当番の代わりをお願い出来ました。
© 葦原大介 ワールドトリガー 183話より
やっぱり、小南でした。迅がここにいるという事は、当番を変わるのは迅でも出来ましたね。
© 葦原大介 ワールドトリガー 183話より
早速、仮装・二宮相手に訓練を開始します。烏丸は、射手でないながらも器用に二宮の変則フルアタックを真似ています。しかし何故格好まで、二宮隊の隊服・黒スーツにしているんでしょうか、訓練には必要ないのに。
© 葦原大介 ワールドトリガー 183話より
何度もヒュースは試しているようですが、先手を取られると厳しいらしく活動限界を迎えています。烏丸は1対1の設定に疑問を持ち、二宮にフルアタックを「使わせない」対策をするべきでは、と言います。しかし三雲は1対1の状況で使うフルアタックは超強力だが、逆に「確定でガードが空く瞬間」でもあり、大きな隙を作れるという考えです。
© 葦原大介 ワールドトリガー 183話より
この訓練は、その隙が出来るタイミングを覚え、1対1を長引かせて二宮の隙を持続させる訓練になり、「あえて使わせてその隙を突く」ための対策になります。烏丸は三雲達の狙いは理解しつつも、二宮が1対1の誘いに乗ってこないのではと言います。二宮隊は既に単独1位で無理をする必要はなく、烏丸の言う通りこちらの誘いには簡単に乗りそうにありません。しかし二宮は乗ってくると思うと、三雲は自信があるような言い方をします。そこに空閑とヒュースからさらに無茶な要求が烏丸にとんできます。ヒュースの物言いが、相変わらず偉そうな感じです。
© 葦原大介 ワールドトリガー 183話より
焼肉屋の回想で
三雲は焼肉屋での二宮隊の発言を思い出し、二宮以外は鳩原の件を冷静に受け止めていた事で二宮隊の印象が変わります。最初に会った時の二宮はもっと感情的だったと思い、二宮は意外と理屈よりも感情で動くタイプで、最終戦で二宮と1対1の状況になれば二宮は多少のリスクがあっても1対1で勝負してくる、そういう展開があると三雲は考えています。
© 葦原大介 ワールドトリガー 183話より
晩メシは小南のカレーです。ちゃんと烏丸の代わりに晩メシ当番していました。
© 葦原大介 ワールドトリガー 183話より
晩メシ中も、今日の訓練の続きの話をしつつ、明日以降の雨取とヒュースの連携の訓練の確認もして余念がありません。その時、小南が最終戦の解説に呼ばれている事を知り、空閑と烏丸が不安な気持ちを口にします。しかし小南は解説の経験はちゃんとあるそうで、後輩たちの失礼な態度に怒ります。
© 葦原大介 ワールドトリガー 183話より
最終戦、開始
そして色々な人が見守る中、B級ランク戦 ROUND8 夜の部、最終戦がスタートします。
© 葦原大介 ワールドトリガー 183話より
まとめ
前回のミーティングで話した雨取とヒュースが合流できない時の「別案」の訓練で、烏丸が仮想・二宮となって訓練しています。訓練なのにわざわざ二宮隊の隊服 黒スーツにしてまでやっている所にこだわりを感じます。合流できなかった場合は1対1をあえて使わせてその隙をつくつもりで、二宮も玉狛打2相手ならのってきそうですが、はたして狙いどおり二宮相手に隙をつけるのか?
そしていよいよ最終戦が始まりそうですが、観客席のメンツがA級の人も何人もいて、最終戦だけあって皆の関心は高そうです。
次回、各チーム最終戦の開始前にミーティングを行います。
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コメント
とても、わかりやすくて、お気に入りに入れています。
ネタバレでも、単行本が待てない私にとって、先が分かり 単行本を、買った後 何度も読めます!
ありがとうございます!
ありがとうございます。
まだまだ文章が拙いですが、分かりやすい記事になるよう、心掛けていきたいと思います。