ジャンプSQ 2022年5月号に掲載されているワールドトリガー 222話のネタバレ、感想です。
前回の記事はこちらです。二宮8番隊の絵馬は、特別課題の点数に納得がいかず何が悪いのか悩みます。
照屋の疑問に対して、水上は?
照屋は他のチームに電話をしようとするが…
照屋は点数に疑問を持ち、どうなっているのかちょっと調べてみませんか?と、水上に提案すると、今と樫尾もこの点差は気になると言い始めます。ちなみに荒船はシャワー中で、今は部屋にいません。
© 葦原大介 ワールドトリガー 222話より
樫尾は、特別課題が極端に高く評価されたのでしょうか?と、言いますが、それだけで2位の古寺6番隊や3位の村上7番隊と、ここまでの差が出るとは思わないと照屋が言い、樫尾も同意します。今が他のチームで何かトラブルがあったのではと言い、樫尾はそのせいで他のチームの二日目の得点が下がった可能性を指摘しすると、照屋は他のチームに電話で訊いてみていいですか?と、水上に許可を求めます。
© 葦原大介 ワールドトリガー 222話より
電話で訊かれると戦闘シミュの事を隠している事がバレる水上は、こっちからかけると嫌味に聞こえて悪者になってしまうと照屋に言い、電話をかけることを止めさせます。さらに、負けて納得しないならともかく、勝ってて納得しないってすごいな、と照屋に言い、遠回しにこれ以上気にしないように照屋を牽制します。
© 葦原大介 ワールドトリガー 222話より
それでも気にしなさすぎる水上が怪しいと、照屋は態度に出てしまうぐらい水上を疑ってしまい、いけない怪しんでいるのが態度に出ちゃうわ、と自分を諫めます。そして、水上に共通課題で手伝えることは何かないかと、格言を持ち出して水上に質問します。
© 葦原大介 ワールドトリガー 222話より
照屋は格言を持ち出すが、水上にからかわれ…
『愚者は経験に学び賢者は歴史に学ぶ』という格言を照屋が持ち出したところで、自分は余裕で『愚者』の側だが、照屋は自分のことを『賢者』側だと思ってるんだ?と、水上は照屋の事をいじります。『賢者』側だと思ってるんだ?と、水上に指摘され照屋は顔を真っ赤にして恥ずかしがり、その様子を見ていた今は、からかい方に品がないわよ、と水上をツッコんで止めようとします。
© 葦原大介 ワールドトリガー 222話より
さらに、自分の主張を通すために、都合のいい格言持ち出す人も苦手やねん、と言う水上の言葉がグサリと照屋の胸に突き刺さると、今は水上を連れて部屋を出ていきます。一方、痛いところを突かれた照屋はショックを受けて、言葉を失くします。
© 葦原大介 ワールドトリガー 222話より
部屋の外に水上を連れ出した今は水上を説教していると、荒船がシャワーを終えて戻ってきます。水上がこそこそ何かやっているのは、なんとなく気付いていた、と今は言い、今回のようなことが続くとフォロー出来ないから、何を隠しているかせめて私達に言えないの?と、今は水上に聞きます。しかし、あとでバレたときチームが割れる、と水上は隠している事を言うのを拒否し、こういう場合はうそつきは一人でいい、とハッキリ言います。今は荒船の意見を聞きますが、荒船は隊長である水上の好きにさせればいいと言い、信頼関係が壊れたら自分と今でリーダー役を引き継げばいい、と断言して水上にチーム乗っ取りだと怖がられます。
© 葦原大介 ワールドトリガー 222話より
一方、自分も都合のいい格言を使い人は苦手だな、と照屋は仏頂面をしながら樫尾に言うと、先入観や既成の教訓に囚われず、自分の頭で考えて、自分の言葉で意見してほしい、と樫尾は水上の発言を自分の解釈を交えながら、水上の言いたかった事を代弁します。しかし、照屋と水上の二人から、心の中で違うとツッコまれてしまいます。
© 葦原大介 ワールドトリガー 222話より
しかし、樫尾が励ましてくれてることに気付いた照屋は、樫尾にありがとうと感謝して切り替えて作業を続けることにします。その会話を外で聞いていた水上達は、物分かり良くて助かるなあ、ほんといい子たち、と樫尾と照屋を褒めます。
© 葦原大介 ワールドトリガー 222話より
弓場は夜遅くまで戦闘シミュの復習
来馬5番隊の弓場は夜遅くまでノートパソコンを見ていて、悩んでいる様子の弓場に小荒井が声をかけます。弓場は戦闘シミュの成績を気にしていて、どうやら苦手な戦闘シミュの復習をしているようです。小荒井は特別課題で稼いだから気にすることない、と言いますが、けど来馬サンに気ィを遣わせたまんまじゃァ俺ァ、自分で自分が赦せねェ、と弓場は言い出来ないことを放っぽったまんま、気持ちよく寝るわけにはいかない、と意地でも戦闘シミュの復習を続けます。
© 葦原大介 ワールドトリガー 222話より
それを聞いた小荒井は自分も30分だけ、と弓場と一緒に戦闘シミュの復習を始めます。一方、諏訪7番隊では三雲と隠岐がベッドに入って、眠りにつこうとしていました。二日目は順位が良くなったので、気分がいいと隠岐は三雲に話します。
© 葦原大介 ワールドトリガー 222話より
さらに隠岐は、今回の遠征選抜試験が始まる前に笹森と会話した時の事を話題にして、諏訪の隊長っぷりはすごい、めっちゃ大人って感じがする、と諏訪を絶賛し、三雲もそれに同意します。
隠岐は香取も落ち着いてきた感じがするし、万事順調だと安心しますが、後半の香取の様子がちょっと大人しすぎたような…、と三雲は香取の様子が少し気になります。
© 葦原大介 ワールドトリガー 222話より
隠岐、水上9番隊の謎に気付く
さらに話題は三日目以降の戦闘シミュになり、獲得する点数が倍になるので重要だと言う話になります。そして、三雲は水上9番隊のスコアについて、諏訪は思い当たる節があるって言ってましたけど……、と言うと、水上は1人で戦闘シミュをやってるんちゃうかな?と、隠岐は自分の考えを三雲に話します。
© 葦原大介 ワールドトリガー 222話より
まとめ
照屋は水上が何か怪しいと気付き、他のチームに電話で訊こうとしますが、水上に止められてしまい、逆に色々からかわれてしまいます。今は水上がこそこそ何かやっている事に気付いていたようですが、荒船は水上の好きなようにやらせるようです。水上もバレたときは、自分が一人うそつきとなる覚悟のようで、このままのやり方で進めるようですが、果たして吉と出るでしょうか?凶と出るでしょうか?
そして、諏訪7番隊の隠岐が水上のやり方に気付きました。隠岐だけでなく諏訪も思い当たる節があるようですが、3日目以降の戦闘シミュのやり方を諏訪7番隊がどうするのか、注目です。
ジャンプSQ 2022年6月特大号に掲載予定だったワールドトリガー 223話ですが、葦原先生 体調不良のため休載となりました。
次回、水上のやり方にA級隊員達の評価は割れます。
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発売中のコミック24巻のネタバレ、感想も書いています。
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