週刊少年サンデー 2019年10号に掲載されている湯神くんには友達がいない 78話のネタバレ、感想です。
前回の記事です。湯神の大好きな平楽高座、当日になりました。渡辺が中心となって、湯神とちひろの友情を芽生えさせようとします。
湯神、平楽からの問いに?
平楽の寄席スタート
前回、クラスメート皆の思惑通り湯神とちひろは最前列で隣の席に座ります。そして、湯神が大ファンの燦々亭平楽の寄席がスタートします。まずは弟子の平太郎が生徒達から反応が芳しくなかったことを、ネタに笑いを取ります。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 78話より
その裏で百瀬が湯神とちひろの2人に友情は芽生えそうか渡辺に、急かしますが隊へ綱野はイベントの後だそうで、イベントの後に何か企画してそうです。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 78話より
野球部の副顧問、興梠が進路指導の時に教えてもらった、燦々亭ウンチクを同じ教師に披露しているときに、アイツまだ進路迷ってるぽいんです、と湯神の進路先を気にします。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 78話より
平楽の寄席は大盛況に終わり、生徒たちは平楽を笑顔で大絶賛します。門田も去年の件があったので、今回はクラスメートに湯神が激押しだったことを伝えます。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 78話より
湯神、寄席に大満足
湯神も大ファンの平楽に満足しているようですが、いきなりちひろの方を振り向き何も言わず、ニヤッと笑いまた拍手をし始めちひろを驚かせます。一方ちひろと積極的に?コミュニケーションをとっている様子を見て、渡辺は湯神がちひろの事を思ったより好きなんじゃあ、と感じます。一方、百瀬は2人の事を忘れて純粋に寄席を楽しみ、忘れんなよ!!と渡辺に怒られます。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 78話より
質問コーナー
その時、ちひろは足元に落ちている紙に気づいて、拾って確認します。それは、びっしりと書かれた平楽への質問の紙で、当然これの持ち主が湯神だと気付きます。湯神に確認すると、目を輝かせながらこの後の質問コーナーで質問する内容をとにかく羅列したものでした。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 78話より
早速、質問コーナーが始まり平楽が誰かいないか聞きますが、誰も挙手しません。湯神は質問できるチャンスは一回と考えていますが、今日の話を聞いた上で最善の質問を1つに絞れず選べないでいます。湯神がどれだけ平楽を知っているか、今まで嫌というほど知らされているちひろは、湯神が質問できないのが気の毒でとっさに自分が手を挙げます。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 78話より
ちひろの質問は無難に平楽に好きな食べ物は何かです。平楽の今、ハマっている食べ物は静岡の旅館で食べた冷や汁だそうで、ちひろの返しもごく平凡です。ただこれで質問する内容を絞れたのか、湯神も手を挙げます。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 78話より
湯神は平楽がどうしてうちの学校に来てくれたのか、とても忙しい身なのに、と来た理由を聞きます。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 78話より
平楽は、「ここにいるのはみんな俺のファンだけじゃない、時々、実力を試してみたくなるんだ。この年になっても反省してばっかりだよ、これでいいのか?面白いのか?不安は尽きない。でもだから飽きないんだよなぁ…」と湯神の質問に真摯に回答し、湯神も満足します。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 78話より
そして寄席が終わった後ちひろに、質問できたのはあなたのおかげだよ。と感謝します。「あなたのしょうもない質問のおかげで、俺の中のハードルが下がったんだ。」と本当に余計な一言を添えて、湯神の性格らしいです。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 78話より
一方、渡辺は今日のこの出来事を2人きりで語らせようとしますが、湯神はまたしても一人で早々に帰宅します。
放課後
この後、みんなで近くの喫茶店でお茶をしながら、湯神から平楽の話を聞く計画でした。そして徐々にこっそり消えていき、湯神とちひろを2人きりにするのが渡辺の作戦だったのです。みんなでお茶したいというところだけ聞いたちひろは、湯神を追いかけて呼んでくると言い出し、久住が止めるのも聞かずに湯神を追いかけます。全速力で湯神を追いかけますが、結局自転車で帰ってしまいます。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 78話より
しかし、この平楽ブームの逃すとみんなが湯神に歩み寄ろうとし、変な誤解とかされにくくなるかもしれない機会は、二度と来ないかもしれない。そう考え、さらにチャリを全力で漕ぎ湯神をさらに追いかけます。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 78話より
場面変わって、湯神はカフェでコーヒーを飲みながら、至福のひとときを味わっています。そこにちひろは湯神の自転車が止めてあるカフェを何とか、見つけて湯神を執念で捕まえます。クラスの皆にも湯神を捕まえてことを連絡します。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 78話より
皆は遅れてくるということで、暫くここで待つことにした二人、湯神は平楽の事ならいくらでも話してやるよと言ってくれています。しかし、ここのコーヒーは一杯が800円もします。湯神は2日昼飯抜きでも、その痛みの分、今日の体験が心に刻み付けられて十分元がとれると納得ですが、ちひろは300円しか持っておらず、何も頼めないと悩みます。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 78話より
するとそこに新しくお客さんが入ってきて、湯神は何か気付き、ちひろに静かにするように言います。そのお客さんは平楽で、平楽も質問コーナーで質問してきた二人だと気付きます。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 78話より
一方、クラスの皆は、渡辺の計画通りカフェには遅れると伝え、そのままフェードアウト作戦を実行し、渡辺たちはカラオケに遊びに行きます。湯神とちひろの方は、多分大丈夫だと言い2人きりにします。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 78話より
そして核心部分へ
湯神とちひろは平楽から、質問コーナーで盛り上げてくれた例だとお茶を奢ってもらいます。そして、平楽は緊張している二人を見て、二人が恋人だと思い直接聞きます。ちひろはむせて、即座に否定しますが、平楽はまだ友達の段階なんだと言います。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 78話より
ちひろは湯神とはクラスが一緒なだけでと言い訳しますが、平楽の「友達じゃないの?」と質問に、過去「湯神が友達とかそういうものを必要としない人間だからだ!」を思い出します。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 78話より
湯神がこういう性格だったことを改めて思い出し、ちひろは自分たちが友達なのか不安になります。お友達だよね?と目で訴えかけますが、湯神は即答しません。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 78話より
まとめ
平楽の寄席も大成功に終わり、その後もちひろの執念と渡辺の作戦もありカフェで2人、話せる機会も作れました。少しは親密になれそうでしたが、カフェで会った平楽の何気ない質問に2人とも固まります。果たして湯神はちひろを友達と認識しているのでしょうか。このマンガのタイトルにも関わってきます!
しかし友達じゃないと湯神が言ってしまうと、76話のラストの千尋の怒りは、ちひろが空回っている感じで、それはそれでちひろが可哀そうな気がします。
次回、湯神が答えた内容に納得がいかないちひろは、気まずい雰囲気になってしまいます。
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コメント
69話の「周りが変わっていく中で変わらない関係」を書いた後なので、湯神くんがここでどういった反応をするかすごい楽しみですね!
本当に、どう変わっていくか楽しみです。