ヤングアニマルに掲載されているあそびあそばせ 114話のネタバレ、感想です。
前回、113話の記事はこちらです。新聞部顧問の先生が初登場です。
美術部の三人、再登場
© 涼川りん あそびあそばせ 114話より
悪霊に憑りつかれても
美術部の部室でミュウミュウが他の美術部メンバーに、悪霊が憑りついても私を見放さないよね?と、話をしています。シャネルとエルメスは、適当にミュウミュウに返事をしますが、ミュウミュウはその返事に納得いかず、さらに二人を問い詰めます。
© 涼川りん あそびあそばせ 114話より
ミュウミュウは、シャネルは一年や二年の頃は今とは違っていたと言い、まだまともだったと叫びます。そしてあの頃のシャネルを返してぇ、とシャネルに言いますが、シャネルはミュウミュウの相手をまともにせず、適当に返事をします。
© 涼川りん あそびあそばせ 114話より
悪霊を実際に憑りつかせてみる
結局、ミュウミュウは悪霊が憑りついたら、シャネルかエルメスが優しく除霊してくれるか確かめるため、実際に悪霊に憑りつかせて確かめようとします。そして、なぜか新聞部の部長と副部長の所に相談に行きます。新聞部の二人は、定期的に発症するミュウミュウのめんどくさいやつと分かっているようで、仕方なく付き合ってくれます。
© 涼川りん あそびあそばせ 114話より
まずはオカ研の所に聞きに行こうと、三年生でオカ研所属と思われる人の所に聞きに行きます。しかし、その人は既に一年の時にオカ研を辞めていて、今のオカ研を紹介してくれます。
© 涼川りん あそびあそばせ 114話より
紹介されたオカ研の部室から、アグリッパが出てきます。部室の中には、るうと吸血鬼もいます。アグリッパがるうに、悪霊の降霊術が出来るか聞くと、出来ると返事をしたので実際にミュウミュウに悪霊を憑りつかせてみることになります。
© 涼川りん あそびあそばせ 114話より
ギラルティウスのベルというもので、降霊術をすると早速ミュウミュウに悪霊が憑りつきます。ミュウミュウが悪霊に憑りつかれて様子がおかしくなりますが、シャネルとエルメスは普段からミュウミュウはこんな感じだと言い、悪霊が憑りつかれていると認めません。
© 涼川りん あそびあそばせ 114話より
ミュウミュウは悪霊に憑りつかれていると認めてもらおうと、頭をくるりんと回して悪霊に憑りつかれているアピールをします。必死にアピールした結果、一応憑りつかれていると認めてもらいますが、誰も除霊の仕方を知らず、適当にロープで拘束しようとします。
© 涼川りん あそびあそばせ 114話より
何とか、除霊しようとするが…
新聞部の副部長、ぺんぺんがロープで拘束しようとしますが、手元が狂ってしまいミュウミュウの首を絞める形になってしまいます。必死にぺんぺんが言い訳しますが、言い訳になっておらず、余計にミュウミュウは激怒します。
© 涼川りん あそびあそばせ 114話より
除霊の仕方が分からうず、エクソシストの映画を観て除霊方法を調べ、とりあえず聖水で除霊しようとします。しかし、ドアが開かずどうやら除霊が終わらないと、部屋から出れないようです。そこで部屋の中にあるもので聖水の代用をしようとしますが、アグリッパは吸血鬼が飲んでいた済南先生の血を、トマトジュースだと言って渡します。シャネルが済南先生の血を、ミュウミュウのマスクの口部分を切って強引に飲ませますが、ミュウミュウは吐き出してしまいます。
© 涼川りん あそびあそばせ 114話より
ミュウミュウは、トマトジュースじゃない、なんか変な味だったと必死で主張しますが、シャネルもぺんぺんもミュウミュウが悪霊以上に聖なる飲み物が駄目なんだと思い込んで、ミュウミュウの言うことを聞きません。ミュウミュウ以外、全員聖水のようなトマトジュースが効いて、吐いてしまったと思っています。
© 涼川りん あそびあそばせ 114話より
次はエクソシストの映画を観て、呪文のようなものを唱えようとします。するとミュウミュウの中の悪霊に効いたのか、ミュウミュウの美少女マスクが変形しだします。ミュウミュウがぺんぺんに助けを求め、ぺんぺんも助けようとする動作をすると、今度はぺんぺんに悪霊が憑りつき始めます。ミュウミュウの美少女マスクが元に戻っていきますが、結局ぺんぺんは悪霊をミュウミュウにお返ししてしまいます。
© 涼川りん あそびあそばせ 114話より
さらに悪魔が本格的にミュウミュウに憑りつき、ミュウミュウは異様な動作を始めます。その時、るうから中のミュウミュウが悪霊に負けない様に、何か良い思い出とか語ってください、とアドバイスを受けて、エルメスが最初の頃の思い出を語りだします。ミュウミュウの趣味の魔法少女のコスプレを、シャネルとエルメスに最初に見せた時の思い出です。どうでも良かったみたいで、エルメス本人は忘れてしまっているようですが…。
© 涼川りん あそびあそばせ 114話より
エルメスは美しい思い出のように言っていましたが、ミュウミュウにとっては思い出したくない黒歴史だったようです。特に、シャネルとエルメスの反応が酷いもので、あらためて思い出し、ミュウミュウは二人をコロスとつぶやいています。その影響でミュウミュウの中の悪霊がどんどん暴れ出します。
© 涼川りん あそびあそばせ 114話より
このままでは悪霊がまずいと思ったのか、アグリッパはミュウミュウと吸血鬼の頭を当てて、悪霊を吸血鬼に移してしまいます。急に悪霊に憑りつかれて、明らかに調子が悪そうな吸血鬼、一方ミュウミュウは元に戻ります。
© 涼川りん あそびあそばせ 114話より
美術部の仲の悪さは変わらずと言った感じで、一応悪霊問題は解決します。新聞部はお世話になったと、オカ研に今度特集を組むことを約束します。しかし、悪霊に憑りつかれた吸血鬼はどんどん症状が悪化しており、変な姿勢になり始めています。
© 涼川りん あそびあそばせ 114話より
まとめ
美術部メンバーが再登場で、今回は美少女マスクを常に被っているミュウミュウが主役です。ミュウミュウは、シャネルとエルメスとの絆を確かめようと、自ら悪霊に憑りつかれます。美術部メンバーはやることがぶっ飛んでいますが、そこにオカ研も加わってさらにおかしなことになります。
最終的には、第78お遊戯でオカ研にお世話になっている吸血鬼がとばっちりを受けることになります。吸血鬼さんなら悪霊なんか屁でもないよね?という、アグリッパの考えで、悪霊を強制的に移されてしまい、
それにしても美術部メンバーは個性的なうえに、本人達も認めるように仲が悪いようですが、よく美術部として崩壊せずに成立していますね。仲が悪いなら喧嘩をして、部が崩壊してもよさそうですが、個性的な者同士で気が合うのでしょうか。
次回、あそ研メンバーが一発芸をして、新聞部と美術部の五人を笑わせようとします。
最新刊、あそびあそばせ 12巻です。
発売中のコミック11巻、12巻のネタバレ、感想も書いています。
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