週刊少年ジャンプで2020年24号まで連載していた鬼滅の刃の、5巻 地獄への感想、ネタバレです。
5巻は、第35話から第43話までが掲載されています。
前巻、4巻のあらすじ、ネタバレはこちらの記事です。
目次
5巻
© 吾峠呼世晴 鬼滅の刃 5巻より
第35話 散り散り
突然上から襲ってきた「父」と呼ばれる蜘蛛鬼に炭治郎と伊之助は反撃しますが、体が硬く刃が通らずに攻撃が通じません。炭治郎は水の呼吸の技を利用して木を斬り、蜘蛛鬼の体の上に倒して身動きが取れないようにし、その隙に水の呼吸で攻撃しようとします。しかし、蜘蛛鬼は身体の上に倒れた木を振り回して炭治郎を吹き飛ばします。
© 吾峠呼世晴 鬼滅の刃 5巻より
第36話 これはやべぇ
蜘蛛鬼に吹き飛ばされた先で炭治郎は、「姉」と呼ばれている鬼が累に切り刻まれている場面に遭遇します。炭治郎は、何してるんだ…!!仲間じゃないのか!!と、怒りますが、僕たちは家族だ、強い絆で結ばれているんだ、と累は言い炭次郎に余計な口出し内容に言います。しかし炭治郎が、こんなものを絆とは言わない、紛い物…偽物だ!!と言うと、累は炭治郎に激怒します。
© 吾峠呼世晴 鬼滅の刃 5巻より
第37話 折れた刀身
脱皮によってさらにデカくなった蜘蛛鬼に伊之助は死を覚悟しますが、炭治郎や藤の家の老婆の言葉を思い出し再度、蜘蛛鬼に挑もうとします。しかし、蜘蛛鬼の身体能力の前に伊之助は歯が立たず、絞め殺されそうになります。しかし伊之助が殺されそうになる直前、富岡義勇が現れ伊之助を助けます。
© 吾峠呼世晴 鬼滅の刃 5巻より
第38話 本物と偽物
富岡義勇に助けてもらった伊之助ですが、富岡義勇の強さにわくわくが止まらなくなり、何故かそのまま戦いを挑んでしまいます。しかし、富岡義勇にあっさりと縄で縛られて伊之助は拘束されてしまいます。一方、激怒した累に糸で攻撃された炭治郎は日輪刀で糸を斬ろうとしますが、累の糸は蜘蛛鬼より硬く日輪刀が折れてしまいます。
© 吾峠呼世晴 鬼滅の刃 5巻より
第39話 走馬灯の中
炭治郎と禰豆子が兄妹と知り、累は禰豆子を自分の妹にすると言い出し禰豆子を強引に奪い去ります。累に捕まった禰豆子は累の顔を傷付けると、累はお仕置きだと言って禰豆子を糸で宙吊りにして、さらに糸で締め付けて失血させます。炭治郎は何とか禰豆子を助けようと、全集中・水の呼吸・拾ノ型 生々流転で累を攻撃します。
© 吾峠呼世晴 鬼滅の刃 5巻より
第40話 ヒノカミ
炭治郎は死ぬと直感した瞬間、走馬灯を見る中で、炭治郎が幼い頃、父親が舞っていた“ヒノカミ神楽”を思い出し、水の呼吸からヒノカミ神楽の呼吸に無理やり切り替えて、累を攻撃します。さらに炭治郎の禰豆子を守らなければ、という強い思いに応えるように、禰豆子は血鬼術・爆血を使い、累の糸を焼き切ります。
© 吾峠呼世晴 鬼滅の刃 5巻より
第41話 胡蝶しのぶ
一方、累から山の中にいる鬼狩りを殺してくるように言われた姉を演じていた鬼は、先遣隊の中で生き残っていた村田を血鬼術・溶解の繭で捕らえ、ドロドロに溶かして喰おうとします。しかし、その場面を胡蝶しのぶに見られてしまい最初は攻撃しますが、息の詰まる圧迫感から実力が違うと直感し、胡蝶しのぶに命乞いをします。
© 吾峠呼世晴 鬼滅の刃 5巻より
第42話 後ろ
炭治郎は累の頸を切断しますが、間一髪のところで自分の糸で頸を切っていて累は死んでいませんした。炭治郎はヒノカミ神楽を使った影響で身体中に激痛が走っていて、身動きが取れず激怒した累に血鬼術で殺されそうになります。絶体絶命の炭次郎を救ったのは、富岡義勇で彼は水の呼吸・拾壱ノ型 凪で、今度こそ累の頸を切断します。
© 吾峠呼世晴 鬼滅の刃 5巻より
第43話 地獄へ
富岡義勇に頸を切断された累は、なくしていた人間の頃の記憶を思い出します。累は生まれつき体が弱く、無惨に鬼にしてもらうことで強い体を手に入れます。しかし鬼になると同時に日の光に当たれず、人を喰わねばならなくなり、父親は鬼になった累を殺そうとします。累は両親との絆は偽物だったのだろうと思い、両親を殺してしまいます。
© 吾峠呼世晴 鬼滅の刃 5巻より
おまけ 大正コソコソ噂話 雀のチュン太郎
胡蝶しのぶが善逸の所に来た経緯ですが、雀のチュン太郎が善逸のピンチにものすごくがんばって連れて来てくれたようです、優秀です。
© 吾峠呼世晴 鬼滅の刃 5巻より
おまけ 大正コソコソ噂話 義勇さんの好きな食べもの
義勇さんの好きな食べものは鮭大根だそうです。あの無口で無表情な義勇さんが、鮭大根を食べる時は微笑んだそうです。
© 吾峠呼世晴 鬼滅の刃 5巻より
まとめ
この巻では那田蜘蛛山編のメイン、下弦の伍・累との戦いが最後まで描かれています。累には勝てそうにありませんでしたが、父親のヒノカミ神楽と禰豆子の血鬼術で逆転します。また、富岡義勇と胡蝶しのぶの実力の片鱗も見え始めます。
この巻で突然、ヒノカミ神楽という言葉が出てきますが、これは物語の最後の方まで結構重要な要素なので、走馬灯の中での父親との会話も含めて覚えておくと、一層楽しめると思います。
6巻のあらすじ、ネタバレはこちらの記事です。
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