ハルタ 2021-AUGUST volume 86に掲載されているダンジョン飯 76話のネタバレ、感想です。
前回の記事はこちらです。ミスルン隊長は、復活した翼獅子とマルシルを殺そうとします。
意識を失っていたライオス達は?
幻覚術によって意識を失っているライオス達を、カブルーは手を引っ張って連れて行こうとしますが、家の中の構造が変わっていることに気付きます。さらにイヅツミやリシオンは家の中の空気までが変わっていることに気付きます。これも、迷宮の主がマルシルになった影響でしょうか。
© 九井諒子 ダンジョン飯 76話より
ミスルン達がいた場所と思われるところに来てみると、全員蜘蛛にやられて全滅しています。しかし、ミスルンだけは蜘蛛の中に転移していたようで、動くことはできるようです。
© 九井諒子 ダンジョン飯 76話より
しかし、ミスルンは魔力切れ寸前の状態のようで、カブルーに一旦態勢を整えるように言われます。しかしミスルンは、迷宮の主になったばかりの今が一番殺しやすい、と強引にマルシルを探そうとします。しかし、カブルーに簡単に拘束されてしまい、ミスルンはそのまま魔力切れで動けなくなってしまいます。
© 九井諒子 ダンジョン飯 76話より
一旦、屋敷の外へ出る
単行本第11巻、9月15日に発売予定です。
© 九井諒子 ダンジョン飯 76話より
意識が戻ったライオスは、カナリアがほぼ全滅している状況に混乱します。しかし、カブルーから負傷者を連れて今すぐここから離れたいと言われ、ライオスはそれに従います。マルシルがいない事に気付いて、マルシルを連れてこないと、と言いますが、マルシルは屋敷にはもういないと言われ、とにかく屋敷の外に出ることを優先します。
© 九井諒子 ダンジョン飯 76話より
カナリアの負傷者を連れて、ライオス達は屋敷の外を目指し出口の扉を探します。その間にライオスはイヅツミから事情を聞き、マルシルが逃げ出したと教えられます。さらにライオスは、カナリアが最初から目的をもって自分達に接触してきたことも、薄々感じとります。
© 九井諒子 ダンジョン飯 76話より
思い当たる節は翼獅子を封じた本だけで、幻覚術を用いて本の奪取を図ったこと、追い詰められたマルシルは本の封印を解いたことを推測します。
© 九井諒子 ダンジョン飯 76話より
ライオスは、マルシルが迷宮の主となったから迷宮の雰囲気が少し穏やかになったのかも知れない、と考えさらに、マルシルは多分ひとりで心細い思いをしているはずだ、と早く見つけなくてはと考えます。ライオスは、カナリアの目的が翼獅子なら、頃合いを図って離れようと考え、カブルーが忠告してくれて助かった、と感謝します。
© 九井諒子 ダンジョン飯 76話より
迷宮内の階層がひとつに
そんなことをライオスが考えていると、屋敷の外に繋がる扉に到着しますが、屋敷の外に出てみると、迷宮内の地形がガラッと変わっていました。よく見ると地形が変わったというより、迷宮内の階層が全部ひとつになっているようです。
© 九井諒子 ダンジョン飯 76話より
ライオスは、マルシルがファリンの竜部分を皆に食べてもらうため、迷宮内を行き来しやすいように手を加えたのだと考えます。しかし、本来深層に棲む魔物達が浅層の領域に来てしまい、生態系が滅茶苦茶になっていっています。
© 九井諒子 ダンジョン飯 76話より
ライオス達はマルシルを探す為、カブルー達と別れようとします。しかし、カブルーはライオスを足止めしたいので、食事を作って欲しいと言って、ライオスを何とか引き留めようとします。
© 九井諒子 ダンジョン飯 76話より
しかし、リシオンはライオス達を現・迷宮の主に会わせたくない、あっち側に付く恐れがあるから、と正直に理由を言います。そして、ライオスに今後一切かかわらないように頼みますが、当然ライオスは断ります。すると、リシオンは交渉決裂だと言い、獣人になるとライオスに襲い掛かります。
© 九井諒子 ダンジョン飯 76話より
リシオンの攻撃はカブルーがかばって、何とか避けられましたが、カブルーがライオスを利用して迷宮を何とかしようとしていたことをバラされてしまいます。さらに、おべっかを使ったり、食べたくないものを食べたりしていたこともリシオンに言われ、ライオスはカブルーが魔物を食べたくなかったことを知り、ショックを受けます。
© 九井諒子 ダンジョン飯 76話より
イヅツミがリシオンに襲い掛かっている間に、ライオスはマルシルの所に急ごうとします。カブルーは何とかライオスを引き留めようと、嘘をついていたことを謝り、迷宮の力の事を説明しようとしますが、ライオスにはうまく説明できません。ライオスは何があってもマルシルをこのまま放っておく気はなく、マルシルの所に行こうとします。
© 九井諒子 ダンジョン飯 76話より
どうしても行こうとするライオスを引き留めようと、とっさにカブルーは、あんたと友達になりたかったんです!!と、言ってしまいます。言った後にカブルーは訂正しようとしますが、ライオスに友達になりたいなんて嘘、俺でもわかると笑われてしまい、カブルーはついライオスを殴ってしまいます。
© 九井諒子 ダンジョン飯 76話より
自分が必死にライオスに近付くためだけに、散々な目にあったのに嘘だと言われ、カブルーは怒りながらも正直な気持ちをライオスにぶつけます。そして、なんであんたがそんなに魔物が好きなのか、魔物のどんなとこがいいのか聞いてみたいことは沢山ある、あんたにも人間に興味を持って貰いたかった、とライオスに本当の目的を言い、カブルーはここに留まるように頼みます。その光景を見て、チルチャックとセンシがドン引きしています。
© 九井諒子 ダンジョン飯 76話より
カブルーと話をしている間に、リシオンと戦っていたイヅツミがライオスの所まで投げ飛ばされ、ライオス達はすぐにでも逃げないといけない状況に追い込まれます。ライオスはマルシルを連れて必ず戻ってくる、そしたら魔物食でなく地上の飯屋でいつか皆で食事をしようと、カブルーに言います。カブルーはライオス達に行くように言うと、リシオンを体を張って止めようとします。
© 九井諒子 ダンジョン飯 76話より
マルシルを探して
ライオス達はその場から去ろうとしますが、地形が変わっていた事を忘れていたのか、湖?に落ちてしまいます。
© 九井諒子 ダンジョン飯 76話より
まとめ
カナリアはリシオンを除いて全滅で、蜘蛛毒や気絶から目を覚ますのに時間を稼げそうです。ライオスはマルシルが迷宮の主になったことに気付いていて、迷宮内の生態系が滅茶苦茶になってしまっている今のやり方を止めようと、マルシルの元に急ごうとします。
カブルーに引き留められたり、リシオンに襲われたりと、足止めされましたが、何とかマルシルを目指してライオス達ですが、マルシルと無事合流できるでしょうか。“目”を使えるほど、マルシルがまだ迷宮の主の力に慣れていないと思うので、合流には時間がかかるかもしれません。
次回、迷宮の地形が変化したときの、他のフロアの様子が描かれています。
ダンジョン飯、最新刊10巻は発売中です。
単行本 第11巻が9月15日に発売予定です。
発売中のコミック10巻のネタバレ、感想も書いています。
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