ハルタ 2021-OCTOBER volume 88に掲載されているダンジョン飯 78話のネタバレ、感想です。
前回の記事はこちらです。迷宮の地形が変化したときの、ナマリやシュロー、オーク達の様子が描かれています。
ライオスを討ち取る
© 九井諒子 ダンジョン飯 78話より
魔物が襲い掛かる
形が変わった迷宮で、魔物達が次々とナマリ達に襲い掛かります。次々と魔物が押し寄せてくるためナマリが苦戦していると、シュローやオーク達が加勢し何とかグリフィンを倒します。
© 九井諒子 ダンジョン飯 78話より
ナマリとシュローが、ライオス達が迷宮の主になりかわった?という話をしていると、カナリア隊の肌の黒いエルフ・フラメラがその話を聞き、全隊員に新たな迷宮の主・ライオスを見つけ討ち取るように指示します。ナマリが慌てて、絶対誤解があるぞ、ライオスはそんなタマじゃない、とエルフに言いますが、肌の黒いエルフは、魔物に強い憧れがある、人間社会の動向に興味がない、というライオスの情報を知っていて、ライオスを危険視します。
© 九井諒子 ダンジョン飯 78話より
フラメラは、迷宮が膨張していてこのままでは危険という事で、まずは部下に結界術師を集めさせます。しかし、迷宮にいる冒険者達は迷宮内が膨張して?それがなんだ、蘇生はできるし、金も稼げる、と問題にせず楽観的です。一方、カナリア隊のエルフの中には、いつもの迷宮調査とは違うことに気付き、ここまで大変な状況になるなんて聞いていないと不安がります。甘えたことを、その状況を報告するのが我々の仕事だろうが、と肌の黒いエルフが言うと、部下のエルフ達は急に泣き出し、家族に手紙を書かせて欲しいと言い出します。
© 九井諒子 ダンジョン飯 78話より
ウタヤよりも悪い状況に…
そんな暇があれば働け、使い魔を出せるだけ出しまくれ、とフラメラは怒りながら部下に命令しますが、部下のエルフ達はここがウタヤみたいになる事を懸念し始めます。しかしフラメラは、ウタヤ程度で済めばむしろ上々だ、抑え込みには成功したのだから、だが今回は……、と心の中でつぶやき悪魔が地上に出ることを懸念します。
© 九井諒子 ダンジョン飯 78話より
フラメラは、主次第で迷宮内のルールが変わることを恐れ、迷宮の主は遅かれ早かれ必ず狂う、魔物が大好きなライオスはその時どうする?とナマリ達に問います。戯れに魔物を作り出したり、人を魔物に変えたりしないと言えるかね?と、言われ、ナマリ達は、否定できず、むしろライオスならやりかねないかも…、と心の中で思ってしまいます。
© 九井諒子 ダンジョン飯 78話より
結界術師も集まり、フラメラは迷宮入り口を封鎖しようとし、命が惜しいものは去れ!と、冒険者達に通告します。しかし、迷宮内にはまだ人が残っている、オーク達はどうする!?ここには俺の全財産が残っているんだ、と色々理由をつけて迷宮から出ていこうとしません。しかし、冒険者の一人がハーピーに襲われそうになり、フラメラはハーピーを複数の剣を操って倒します。その様子を見て冒険者は何も言えなくなってしまいます。
© 九井諒子 ダンジョン飯 78話より
ライオス達を発見
部下のエルフに使い魔を使ってライオスを探し出すように命令すると、すぐにライオスは見つかります。湖で溺れているライオス達を見てエルフは、このまま放っといても死にそうだけど、と言いますが、フラメラは確実に仕留めるように言い、使い魔達にライオス達を攻撃させようとします。
© 九井諒子 ダンジョン飯 78話より
するとオーク達が、それ以上勝手な真似はやめてもらおう、と言うとカナリア隊を止めようとします。ライオスは唯一話の通じる人間で、ライオス達が死ねばオークには得がない、別の迷宮の主が生まれるか、エルフが迷宮を占拠するだけ、とオークの族長、ゾンはライオスを支持する理由する、とカナリア隊に言います。
© 九井諒子 ダンジョン飯 78話より
すると、地下2階でバジリスクに襲われて死にかけたところをライオス達に助けてもらったドニとフィオニルも、ライオスが人類に仇なす人達ではない、とライオス達を擁護します。キキもテンタクルスに襲われた時に助けてくれた、危険を冒してテンタクルスやウンディーネを倒してくれた、とライオスに恩義があることをカナリア隊に言います。
© 九井諒子 ダンジョン飯 78話より
ナマリやシュローも、ライオスは良いやつだよ!と言いますが、シュローは、そもそもあいつらがエルフに何かできるとは思えないんだが、と言い、ライオス達に仲間を攻撃された、というカナリア隊の話が真実なのか怪しい以上、迷宮に関する話も受け入れ難いと主張し、エルフには従えないとナマリ達やオーク達は武器を構えます。
© 九井諒子 ダンジョン飯 78話より
一周触発の状況に
そんな冒険者達やオーク達の態度に、フラメラは怒り武器を構えて、かかってくるように言います。
© 九井諒子 ダンジョン飯 78話より
しかし、ナマリ達やオーク達はその場を離れ、逃げ出すと、カナリア隊は無視し、ライオス達を探しに行きます。傍観していた冒険者達も、迷宮の家財道具を回収しに勝手に走っていってしまいます。残されたフラメラは、戻ってこい!!と、怒りながら叫びますが、誰も止まりません。
© 九井諒子 ダンジョン飯 78話より
まとめ
迷宮内の混乱は、襲い掛かってくる魔物をオーク達も倒すことで、大きな混乱は起こりませんでした。しかし、カナリア隊が強引に迷宮入り口を遮断しようとし、カナリア隊とナマリ達の間で小競り合いが起こります。一瞬触発の状態でしたが、ライオス達が湖で溺れていると知り、ナマリ達はカナリア隊を無視ししてライオス達との合流を優先します。果たして、ライオス達がカナリア隊の使い魔に殺される前に、ライオス達に合流できるでしょうか。
次回、リシオンから逃げ出したライオス達は、翼獅子が生み出した歩き茸を追いかけます。
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