TVアニメ 葬送のフリーレンのネタバレ、感想です。詳しい内容は、TV放送だけでなくABEMA等のネット配信でも視聴出来ます。第2回以降は、毎週金曜よる11時「FRIDAY ANIME NIGHT (フラアニ) 」にて放送されます。
前回、第24話の記事はこちらです。
第25話 致命的な隙
フリーレン達が集まって作戦会議をしていると、ゼンゼの複製体に襲われていたドゥンストがフリーレン達に合流します。ブライは足止めをしてドゥンストをゼンゼの複製体から逃がしたそうで、ブライは無事脱出できたか不明だそうです。ドゥンストは情報を提供する代わりに協力したいと言い、デンケンは初めからそのつもりだったと言い、メトーデがドゥンストに回復魔法をかけます。ドゥンストは複製体には心がなく、心の働きを精密に模倣しているだけという複製体の情報をフリーレン達に提供します。
ラヴィーネの兄は零落の王墓の先遣隊
さらにラヴィーネとカンネも合流し、複製体はシュピーゲルが操っているいると言う情報をフリーレン達に提供します。ラヴィーネの一番上の兄は大陸魔法協会の零落の王墓攻略の先遣隊の一人で、ラヴィーネは零落の王墓に関する情報を持っていました。ラヴィーネによると、シュピーゲルはフリーレンの複製体が守っている扉の向こう側の宝物庫の内部にいて、シュピーゲル自体は攻撃手段を持たない脆弱な魔物だそうです。そして、シュピーゲルを倒せば複製体は全部消えるそうです。
最後は複製体が集まってくる模様
ただ、扉にはフリーレンの複製体が“命懸けで宝物庫の扉を閉じる魔法”をかけていて、フリーレンの複製体を倒さないとこの魔法は破れず、扉が開くことはないそうです。さらにラヴィーネは、シュピーゲルはダンジョン内にいる全員の複製体を作り出し、その複製体は時間と共に最深部に集まってくると言う習性がある、シュピーゲルは急いで倒した方がいいと言います。前回の先遣隊はラヴィーネの一番上の兄の部隊を除いて、今作戦会議を開いている場所でほとんどが全滅したそうです。
フェルンはドゥンストの情報から、行動パターンによる弱点も本人と同じと推測し、フリーレンを魔法で攻撃してフリーレンの弱点を確かめます。フリーレンには、魔法を使う瞬間に一瞬だけ魔力探知が途切れるという致命的な隙がありました。これは見習い魔法使いがよくするミスで、フリーレンは昔からこれが苦手だそうですが、恥ずかしくて黙っていたそうです。
しかし、リヒターは他の技量があまりにも卓越しすぎていて、この隙を突ける魔法使いなどほとんどいないと言います。それでも、全員がそれぞれ持つ情報や知識を出し合って、複製体打倒の作戦を立てます。
零落の王墓攻略に自信アリ
フリーレンは作戦会議をしながら、昔ヒンメル達とダンジョンのボスを倒す為に、話し合っていた時の事を思い出します。作戦を立てたフリーレンは攻略を開始しようとしますが、デンケンは、…勝てるのか?と、半信半疑です。しかしフリーレンは、大丈夫、攻略できないダンジョンなんか存在しない、と言います。私は歴史上で最も多くのダンジョンを攻略したパーティーの魔法使いだよ、とフリーレンは断言し、零落の王墓の攻略に自信を見せます。
フリーレンの複製体とはフリーレンとフェルンの二人だけで戦い、他の魔法使いは最深部に集まってくる他の複製体の足止めする作戦です。複製体に挟み撃ちにされるとフリーレン達は全滅してしまうので、全員でフリーレンの複製体と戦うより、他の複製体の足止めが重要とフリーレンは考え、この作戦にしたようです。そしてフリーレンとフェルンは広場の中に入り、フリーレンの複製体と戦闘を始めます。
フリーレンとフリーレンの複製体が魔法の撃ち合いをしている間に、フェルンは潜伏して身を隠します。フリーレンの複製体は魔法を使った瞬間、魔力探知が途切れるのでフェルンを見失います。フリーレンの複製体は潜伏したフェルンを警戒しますが、目の前の互角の相手の対処に手一杯で、フェルンを探す余裕がありません。
フリーレンは作戦会議で、フェルンにゾルトラークを使うように言います。ゾルトラークはエルフにとって比較的新しい魔法なので、どうしても対処にほんの誤差のような時間だが思考する時間が必要で、思考して対処する分遅れが出る、とフリーレンは言います。しかし、フェルンにとってゾルトラークは生まれた時からあって当たり前の魔法で、その身に刻まれていて当然の魔法使いの基礎なので、フェルンのゾルトラークならフリーレンを殺せる、とフリーレンはフェルンにアドバイスします。
フランメの遺言
フェルンがゾルトラークをフリーレンの複製体に撃とうとした時、フリーレンは約1,000年前のゼーリエとの会話を思い出します。フリーレンはフランメが死んだ後、ゼーリエにフランメの遺言状を届けました。当時の大陸最大の国家・統一帝国に新設された宮廷魔法使いの教育にフランメは携わっていて、その宮廷魔法使いの教育をゼーリエに引き継いで欲しいと遺言状には書いてありました。
しかしゼーリエは、魔法は特別であるべきと考え、才ある者以外に教えるつもりは無く、フランメの遺言を拒否し、遺言状を破って捨ててしまいます。ゼーリエはフリーレンに帰るように言い、フリーレンも帰ろうとしますが、帰る前にゼーリエは怒って遺言状を破り捨てるだろう、とフランメが言っていたと伝えます。それでもフランメはゼーリエに伝えておきたかったとフリーレンが言うと、ゼーリエはフリーレンを散歩に誘います。
たった千年で人間の時代がやってくる
ゼーリエはフランメの事をフリーレンに語った後、これから時代が加速し、たった千年で人間の時代がくるとフリーレンに予言します。
エルフは人間に追い抜かれるので、鍛錬を怠るなとゼーリエはフリーレンに忠告します。お前を殺すものがいるとすれば、それは魔王か、人間の魔法使いだ、とゼーリエはフリーレンに予言しますが、フリーレンは恐れるどころか楽しそうに笑います。たくさんの魔法使いと、色々な魔法が見られるんだね、と楽しそうにフリーレンはゼーリエに話します。フリーレンの回想が終わり、フェルンはフリーレンの複製体にゾルトラークを撃ち、ゾルトラークは複製体に直撃します。
まとめ
第25話の内容は原作だと、6巻52話「作戦会議」から6巻53話「人間の時代」までになります。
第25話では、フリーレン達は複製体打倒の為の作戦会議をし、作戦を実行します。フリーレンの複製体はフリーレンとフェルンの二人だけで担当し、他の魔法使いは他の複製体が最深部に集結しないように足止めを担当します。フリーレンの複製体を倒せないと、この先にいるシュピーゲルを倒せず、最悪最深部に集結した複製体によって全滅させられてしまいます。そしてフリーレンは複製体と戦いつつ、フェルンが潜伏してゾルトラークで複製体を殺す作戦です。
フリーレンの回想でゼーリエが言っていましたが、フリーレンを殺せるのは魔王か人間の魔法使いだ、の言葉通り、フェルンはフリーレン(の複製体)を殺すことが出来るでしょうか?
第26話「魔法の高み」
第26話「魔法の高み」の記事です。
アニメ 葬送のフリーレンのまとめ記事を書いています。
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