TVアニメ 葬送のフリーレンのネタバレ、感想です。詳しい内容は、TV放送だけでなくABEMA等のネット配信でも視聴出来ます。第2回以降は、毎週金曜よる11時「FRIDAY ANIME NIGHT (フラアニ) 」にて放送されます。
前回、第27話の記事はこちらです。
目次
第28話 また会ったときに恥ずかしいからね
フェルンが合格を告げられた後、次に呼ばれたのはデンケンでした。ゼーリエはデンケンに、血の気と野心に満ち溢れた若かりし頃に会いたかったと言い、燃えかすには興味はないとデンケンに言います。しかし、デンケンはゼーリエに会って一瞬どう戦うか考えたそうで、まだ燃えている、普通は戦うだなんて発想は湧かない、とデンケンを評価し合格を告げます。
さらに、ユーベル、ラント、ヴィアベル、メトーデの順でゼーリエに呼ばれますが、ゼーリエはそれぞれの才能を認めて、合格を告げます。第三次試験終了後、ゼーリエはゼンゼに、すまなかったな、確かに今年は豊作だ、と謝ります。
第三次試験終了
第三次試験終了後、不合格となった受験生は落ち込んでいますが、フリーレンは合格したフェルンの頭を撫でて、よくやったと褒めます。デンケンは、ここまで来れたのはお前たちのお陰だ、これで故郷に墓参りに行ける、とフリーレンにお礼を言います。
デンケンの身の上話
その後、フェルンとシュタルクはオイサーストの街中で、甘いお菓子を食べようとしていると、偶然デンケンとラオフェンに出会います。フェルンとシュタルクは、デンケンにお茶やお菓子をおごってもらいますが、シュタルクはデンケンが宮廷魔導士と分かり驚き、タメ口叩いてすいませんでした、と謝ります。フェルン達にお菓子を勧めながら、デンケンは二十半ばで先立たれた妻の話や、勇者一行のフリーレンに憧れて魔法使いになった話をフェルンにいます。
フリーレンはオイサーストの街でお店巡りをし、良さそうな魔導書をいっぱい買い込んでいました。その際、街中で困っているお婆さんを見付けますが、フリーレンがどうしようか悩んでいると、ヴィアベルがお婆さんを助けます。ヴィアベルはフリーレンに、無視はないだろ、と言い、勇者ヒンメルの仲間なら…、とヒンメルの話をします。
ヴィアベルは子供の頃、勇者ヒンメルの冒険譚が大好きで、さらに子供の頃に聞いた勇者ヒンメルの活躍の話をフリーレンにします。村のお爺さん、お婆さんが話す勇者ヒンメルが活躍する話はどれも大した活躍は無く、ヴィアベルはつまらない話だと思ったそうです。しかし、勇者ヒンメルが死んで魔族の残党が暴れ始めて、初めて村のお爺さん、お婆さんが話す勇者ヒンメルの話の意味が分かったとヴィアベルはフリーレンに話します。そして、ヴィアベルは勇者ヒンメルの話をした後、自分をここまで連れてきたのは勇者ヒンメルのくだらない冒険譚だ、とフリーレンに伝えます。
フリーレンは大陸魔法協会を出禁処分に
一級魔法使いの特権の授与式が行われることになりますが、フェルンは同伴者がいてもいいという事で、フリーレンとシュタルクを誘って皆で式に行きます。しかし、ゼーリエの通達でフリーレンは今後、千年は大陸魔法協会の施設を出禁となっていました。フリーレンはしょんぼりした顔となり、ゼーリエの機嫌を損ねてしまったから仕方がない、と諦めて外で待つと建物を出ていきます。それを見てシュタルクも外で待つと言い、フリーレンと一緒に建物を出ていき、結局フェルン一人で特権の授与に出席することになります。
外でフェルンの授与式が終わるのを待っていると、フリーレンの元に一級魔法使いでゼーリエの弟子のレルネンが訪ねてきます。レルネンは、フリーレンを討ち取ったという悪名でも歴史に名を残し、ゼーリエを未来で一人孤独にしたくないと言い、フリーレンを攻撃し、手合わせを願います。
しかし、フリーレンはレルネンと手合わせするつもりは無く、歴史に名を残す必要はない、ゼーリエはちゃんと覚えている、とフリーレンはレルネンに伝えます。そしてフリーレンは、ゼーリエとの面接での話をし始めます。ゼーリエは今まで取った沢山の弟子、一人一人の性格や好きな魔法を全て覚えていました。
翌日、フリーレン一行はオイサーストを旅立つことにします。シュタルクは自分を慕う街の人達に別れを告げます。何度かシュタルクに絡んでいた「武の道」を語るお爺さんも、シュタルクに別れを告げに来ていました。
特権として貰った魔法は“服の汚れをきれいさっぱり落とす魔法”
フェルンはフリーレンに特権にどんな魔法を貰ったのか聞かれ、“服の汚れをきれいさっぱり落とす魔法”を貰ったと言います。服がきれいになり、フローラルな香りがする魔法を見て、神話の時代に存在したとされる伝説級の魔法だよ、とフリーレンは言うと、フェルンの頭を撫でて、でかしたフェルン、それでこそ私の弟子だ、と褒めます。
授与式でゼーリエに欲しい魔法を伝えると、ゼーリエはすごく嫌そうな顔をしたそうですが、それをフェルンが伝えると、だろうね、いい気味だ、とフリーレンは上機嫌になります。
ラヴィーネとカンネもフリーレンに別れを告げに会いに来ますが、フリーレンは、じゃあまたね、と言うとあっさりと旅立ってしまいます。
また会ったときに恥ずかしいからね
フェルンから、ザイン様のときもそうでしたけど、ずいぶんあっさり別れますね、と言われ、シュタルクにも、クラフトの時も、と言われます。するとフリーレンはヒンメルとした会話を思い出し、また会ったときに恥ずかしいからね、とフリーレンはあっさり人と別れる理由を答えます。
まとめ
第28話の内容は原作だと、7巻58話「ゼーリエの直感」から7巻60話「旅立ちと別れ」までになります。
第28話で一級魔法使い試験編もラスト、これでアニメ 葬送のフリーレン 最終回となります。
第三次試験も終わり、一級魔法使いの資格をフェルンは得ます。他には、デンケン、ユーベル、ラント、ヴィアベル、メトーデも一級魔法使い試験に合格しています。ちなみにネタバレになりますが、デンケンの過去話や故郷に墓参りに行けるという話は、今後の黄金郷のマハト編へと繋がる伏線となるので、結構重要です。
これで、フェルンは一級魔法使いとなり北部高原へと入れるようになりました。フリーレン一行が魂の眠る地、オレオールを目指して旅立った所で、最終回は終わりとなりました。次はぜひ、2期もやって欲しいです。黄金郷のマハト編が、アニメで見れる日を楽しみに待ちたいと思います。
来週は『フラアニ特別編 葬送のフリーレン大感謝祭~人の心を知る軌跡』と題して、アニメ 葬送のフリーレンを振り返るそうです。2月から公式サイトで実施したアンケート結果を元に、各シーンを振り返るそうで、こちらも楽しみです。
『フラアニ特別編 葬送のフリーレン大感謝祭~人の心を知る軌跡』
『フラアニ特別編 葬送のフリーレン大感謝祭~人の心を知る軌跡』の記事です。
アニメ 葬送のフリーレンのまとめ記事を書いています。
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