週刊少年マガジン 2019年34号に掲載されている五等分の花嫁 95話のネタバレ、感想です。
前回 94話の記事はこちらです。一花は学校を辞める決意を全員に伝えます。
五人一緒で卒業を
夏ももう終わり
二乃と五月が家でテレビを見ていると、一花が出演しているCMが流れます。冷静な二乃に比べて、五月はテレビに映っている一花に興奮します。テレビや映画の中の一花は輝いていて、本当にやりたいことをやっているんだと五月は思えるそうです。
© 春場ねぎ 五等分の花嫁 95話より
場面変わって風太郎は三玖と一緒に、三玖がバイトをしているパン屋にいます。一緒に三玖と作業をしながら風太郎は、一花が退学を選んだ理由を三玖に質問しますが、三玖には言えないと返されてしまいます。逆に、三玖から風太郎はなんで一花を引き留めようとするのか質問されます。
© 春場ねぎ 五等分の花嫁 95話より
ここで再び場面変わって、一花と四葉がいる公園にうつります。一花に小学生の頃の風太郎をきちんと覚えていた事を、四葉は打ち明けます。一花は温泉旅館の夜、屋根の上で四葉が慰めてくれていた時の事を話し、四葉の気持ちが分かっていなかったと謝ります。これはたぶん、66話 『スクランブルエッグ⑥』の屋根の上での出来事ですね。
一花はこれから会えることも少なくなってくるだろうから、四葉に言っておきたかったと公園に呼んだ理由を話します。四葉は一花が本当に学校を辞めるのか、私も学校を辞めると四葉は言いかけますが、四葉は四葉の本当にやりたいことを捜しなと一花は言い、一緒に学校を止めないように言います。二人が話していると既に辺りは暗くなっていて、夏の終わりを感じます。
© 春場ねぎ 五等分の花嫁 95話より
夏の思い出
そしてここで、五つ子たちの夏の思い出が挿入されます。一花は女優の仕事、二乃は山で五人でのキャンプ、三玖は風太郎とのバイト、四葉は五人での花火大会、五月は塾で受験対策の勉強に打ち込む、がそれぞれ夏の思い出のようです。
© 春場ねぎ 五等分の花嫁 95話より
一花の事務所へ
そして風太郎は三玖と一緒に、一花の事務所を訪れます。事務所で風太郎は一花に再び退学を考え直して欲しいと言いますが、社長から今まで通り学校に通いながらは不可能だと断言し、何より一花が決めたことを尊重したいと社長から言われます。そう社長から言われて簡単に諦めたと引き下がる風太郎は、自主映画を撮ることにしたとビジネスの話を始めます。自主映画は、家庭教師と生徒が三時間カメラの前でひたすら勉強をするというもので、家庭教師を風太郎が、生徒役を一花にお願いしたいと言い、お金も貯めてきたと言います。
© 春場ねぎ 五等分の花嫁 95話より
一花からなんでそこまでするのかと言われ、最初は一度辞めた家庭教師の仕事を引き戻した一花が勝手に降りたことにイラついていると言いますが、三玖からあっさりと違うと否定されます。三玖は風太郎が一花に感謝していて、風太郎を再び家庭教師として雇いなおせたのは一花が仕事をしていてくれたおかげなので、恩返しがしたかったと風太郎の気持ちをばらします。三玖にばらされて、恥ずかしがる風太郎です。
© 春場ねぎ 五等分の花嫁 95話より
一花は風太郎にこのままお仕事に専念も悪くないと思っているのに、あとたった半年風太郎に迷惑をかけてまで学校に行く理由は何と聞くと、風太郎は青春をエンジョイする事だと言います。風太郎は夏にクラスメイトと海に行った時の思い出を話し、あんな今しかできない事を一花も含めたお前たち五つ子たちとしたいと思ったと言います。
© 春場ねぎ 五等分の花嫁 95話より
この金で雇われてくれと風太郎は、パン屋でバイトして稼いだであろう金を差し出します。社長から一応確認と、中身をチェックされると一花の女優としてのギャラを考えると全然足りないようでした。多めに入れたと驚く風太郎に、うちの看板女優を見くびらないでくれと社長に言われてしまいます。
© 春場ねぎ 五等分の花嫁 95話より
一花、退学を撤回
結局一花に足りない金を借りようとする風太郎、途中まで良かったのにと笑われショックを受ける風太郎です。しかし一花は足りない分は出世払いでと、風太郎の申し出を受けて契約成立となりました。
© 春場ねぎ 五等分の花嫁 95話より
9月に入り、五つ子たちは再び学校となります。一花がCMでやっていた役の真似を三玖が披露して、一花に出席にっすが足りなくなったら代役お願いと言われています。その後、駅で一花だけが別の方向に向かいます。
© 春場ねぎ 五等分の花嫁 95話より
二乃は泣きそうになりながら一花を大声で見送り、一花も同じく涙を浮かべて行ってきます!と言い、仕事に向かいます。一花は休学となり少しずつ生活が変わり、五つ子たちが一緒にいられるのもあと少し、卒業はもうすぐそこまで迫っています。
© 春場ねぎ 五等分の花嫁 95話より
一花は仕事が終わった後、風太郎と勉強して授業に追いつけるように頑張っていますが、日中のロケで一花はバテ気味です。風太郎がこのままだと他の四人と卒業できないと言うと、一花から卒業したいのは妹たちとだけじゃないと呟かれます。風太郎は一瞬期待しますが、隣の席のユミちゃんやテニス部の友達の名前を出されます。風太郎は変な期待をしたと内心焦りますが、隣で一花が意味深な笑みを浮かべています。
© 春場ねぎ 五等分の花嫁 95話より
まとめ
今回で夏休みも終わり、9月に入り学校も3年の二学期です。ちょっと時間が戻った話とかが入らなければ、このまま卒業まで話が進みそうな勢いです。
そして一花が学校を辞めると言っていましたが、風太郎と三玖の頑張りと、風太郎の恩返しをしたいという想いがつうじて、一花は退学を撤回しました。学校を休学として、五つ子全員での卒業を目指し、風太郎と勉強を頑張ります。
次回、学園祭、日の出祭の準備が始まります。
コミック10巻は、発売中です。こちらから、購入できます。
TVアニメ五等分の花嫁、Blu-ray&DVD第5巻はこちらから。
五等分の花嫁 VOL.5/Blu-ray Disc/PCXP-50645
発売中のコミック1巻~10巻のネタバレ、感想も書いています。こちらからどうぞ。
コメント
今回の三玖、ほとんど妻だな。
CMでメインを張ったり
パン作りを教えられる立場になったり、
もしかしたら五つ子は好きな分野だと成長が凄いのかも?
ウィンクって俺は弱いな。
ちょっとドキドキしてしまうわ。
今回、三玖はパン作りや一花への説得や風太郎とほぼ二人きりでしたね。
二乃がパン屋のバイト先で、三玖に嫉妬しちゃってますね(笑)。
今話では三玖が嫁のように見える書き方で出番も多かったですが、何か三玖が持つパン屋絡みの手札を一花のために使ってしまった感じ。お互いを知り合うような場面もなく気持ちの表現もなし・・パン屋バイトのカットは1ページのみで中身は一花のことで探り合い・・大きくページが割かれた一花との交渉ではいいツッコミはあれど引き留め成功で一花と風太郎が再接近。
三玖にとって一花は林間学校時から風太郎のことをどう思っているのかと確認するような存在・・その後もライバルで最大の強敵と位置付けていたはずなのに、その一花のために全力を振るう風太郎を目の前で見せられている形・・母の教えや五つ子ならではの感覚なのかもですが、普通に見たら心折れる状況です。それとも三玖の中ではすでに一花は脱落でライバルですらなく自分が正妻感覚!・・というわけではないのでしょうけど。
とりあえずこれまでの経緯から三玖しかできない役割を任され風太郎とともに無事全うしたということなのでしょうね。
三玖とのパン屋バイトでのエピソードは、サブ的な扱いであっさり終わりましたね。
一花は今後、週2回、3時間風太郎と個別で家庭教師の時間を手に入れたので、やっぱり最接近の可能性出てきますよね、多分。一花もまだ花嫁候補なんでしょうね。
三玖は逆に今回は相棒的なポジションでしたけど、特に心折れるような心理描写もなかったし、修学旅行編で恋の駆け引きとかは大丈夫になった?という事なんでしょうか。
前回1への説得失敗と分枝のタイトルから、
今後一人ずつ脱落していったらやだなぁと思ってドキドキしていましたが、
まさかの二度目の説得で無事1の完全脱落が免れてホッとしました。
今回終始フォローに回っていた3でしたが、
修学旅行までの出来事を通じて自分のやりたいことも見つかり、
自信もついたことで姉妹へのわだかまりもなくなったように見えたので、
本当に成長したんだなぁとしみじみ。
他にも2の思い出が3がいいと言っていた山だったり、
3はパン屋で風と一緒にバイトできたりと色々とほっこり。
見返してみると91話に店長の横でリンゴを剥いてたのはパン屋の人だったんですかね?
風と4の日焼けネタが消化されず白く戻っていたのは残念でしたが、
135が明確な目標を持って分枝(成長)していく中、
未だ変わることを恐れる2と、本当にやりたいことを見つけられていない4が、
どう分枝していくか楽しみですね。
一花は休学という形にはなりましたが、一定の学力を示せれば卒業と風太郎が言っているので、脱落ではないですね。
それに出席日数を稼ぐ必要があるので、学校で出会う機会はありそうです。三玖が変装して出席日数を稼ぐというオチはありそうですが(笑)。
ご指摘の通り、91話でケーキ屋の店長の横でリンゴを剥いているのは、パン屋の店長っぽいですね。気付きませんでした!
髪形もそのままですし。この辺のケーキ屋とパン屋の関係が描かれたお話が出ると、また面白そうですね。
一花は今回95話で女優の道へ、三玖は90話でお料理の道へ、五月は57話で先生への道へ進むことを決意していますね。
あとは二乃と四葉ですが、四葉は今回95話で一花から四葉は四葉の本当にやりたいことを探しなと言われたので、近いうちに見つけそう?です。
そうすると二乃が目標を見つけたら分枝編完結、という感じでしょうか。あくまで予想ですので外れてたらごめんなさい。
仮に5つ子が一緒に過ごす高校卒業がエンディングになると仮定すると、
1と3が進学しないので年明け以降の試験を細かく描くとは思えないですし、
そうなると残す全員イベントって、運動会(?)、クリスマス、正月、バレンタイン&ホワイト、卒業くらい?で、果たして2と4の目標を見つける見せ場はどこでくるんだろうなぁと。
当たる当たらないは置いといて、色々と予想・妄想しちゃいますね(笑)
確かにそう考えると、色々なイベントに間に合わなくなっちゃいますね(笑)。
色々予想しちゃうと、矛盾も出てきちゃいますがはたしてどうなるか?来週以降の話の展開に、期待です。
1巻表紙は五つ子、2巻以降は1から順に表紙を飾り、10巻が四葉なので11巻が五月。
一巻のみ5話収録、2から11巻までは9話ずつ収録の10巻時点で86話。
11巻で9話収録すると95話(今ここ)
12巻表紙が五つ子の花嫁だとして、1巻のみの収録数5話もしくは9話と合わせると、
キリのいい100~104話で完結の可能性がある…?(無いと思いたい)
(96~98が分枝3~5、99、100でEND+アナザールート+4だと9話収録とか?)
最近、話の展開が早いから完結が近い気もしますね。。。ファンとしては、まだまだ続いて欲しいですが、どうなるか。