ジャンプSQ 2022年9月号に掲載されているワールドトリガー 224話のネタバレ、感想です。
前回の記事はこちらです。水上が戦闘シミュを1人で操作している事に、隠岐が気付きます。
3日目終了、諏訪7番隊は微妙な結果に
戦闘シミュのルール変更に各チームは…
戦闘シミュで使用するユニットが14体に増えたことで、諏訪7番隊だけでなく各チームもどう対処するか?方針を考えていました。水上は14体ならノータイムで指せばいけるだろうと考えますが、問題は明日以降をどうするか、を一人で考えていました。
© 葦原大介 ワールドトリガー 224話より
北添4番隊は、菊地原が事前に上層部の考えを予想していたようで、戦闘シミュをどうするかも菊地原が既に考えていたようです。今日特別課題が出たら、菊地原が担当するという事で北添も了解します。
© 葦原大介 ワールドトリガー 224話より
村上10番隊は、戦闘シミュ中に特別課題が来た時、特別課題を担当する蔵内が操作するユニットをどうするかで議論しています。戦闘シミュ1日目では熊谷が全て担当していましたが、戦闘シミュ2日目では熊谷の操作するユニットが6体となりきつくなりそう、という事で、戦闘シミュ2日目では蔵内のユニットは熊谷だけでなく、村上と堤も操作することになります。
© 葦原大介 ワールドトリガー 224話より
古寺6番隊は、操作するユニットの数が増えればトリオンが低い古寺隊は不利になる、という議論になります。トリオン値の数値がある程度関わってくるシールドや射撃でなく、ブレード主体で戦った方がいい、という話になりますが、古寺はそれでは水上隊に追いつけないし、二宮隊には追い抜かれる、と言います。結局、水上9番隊のメンバー相手に課題の処理速度で追いつくのは難しいので、戦闘シミュで点を稼いで1位を狙うという事になり、戦闘シミュ2日目は明日に繋がるデータを獲るため、色々試すという事で古寺が話をまとめます。しかし、オペレータの六田は何か心配事があるようで一人悩んでいますが、言い出せずそのまま話は進んでしまいます。
© 葦原大介 ワールドトリガー 224話より
歌川1番隊の漆間は、何かメールを打つ用事が出来たようで席を外します。先ほど悩んでいた六田は漆間が隊長の漆間隊のオペレータですが、六田が悩んでいた事と何か関係があるのでしょうか?
© 葦原大介 ワールドトリガー 224話より
最下位の若村11番隊は?
若村11番隊は、細井が駒の数とは別に考えないといけないことがある、と発言します。このままだと戦闘シミュ1日目と一緒で今日もボロ負けになる、さすがに何か手を打たないといけない、と細井は意見します。リーダーの若村は責任を感じていますが何も言えず、細井はヒュースに指揮を任せたらいい、と言います。戦闘シミュ1日目で唯一、勝てた歌川隊との戦闘はヒュースの作戦のおかげ、と細井は言います。
© 葦原大介 ワールドトリガー 224話より
ヒュースは理屈の通った連携で攻めてくる相手、来馬隊、古寺隊、水上隊、村上隊あたりには引き分け以上にできると思う、と言います。理由としては、このチームの明確に有利な点としてほとんどのチームにトリオンの『総量』で優っている所を挙げ、駒の数が増えればその差はさらに広がる、とヒュースは言います。A級駒の使い方にもよるが、『削り合い』で負けにくいのは間違いない、とヒュースがさらにに言うと、それならトリオン量が少ない諏訪隊もいけるんじゃないか?と、笹森が言います。しかし、ヒュースは諏訪隊は香取の動きが読みにくく、余裕勝ちか大負けのどちらかになる相手だ、と答えます。
© 葦原大介 ワールドトリガー 224話より
ヒュースが自信のある組み合わせだけ、ヒュースに任せたらいい、と細井は言いますが、自信を無くしているのかリーダーの若村は発言できずにうつむいたままです。しかし、隊長の『指示』ならオレはやってもいい、とヒュースが言うと、若村はヒュースに自信のある4部隊を任せる、とヒュースに指示を出し、方針が決定します。
© 葦原大介 ワールドトリガー 224話より
戦闘シミュ2日目、スタート
諏訪7番隊は閉鎖環境試験3日目の仕事時間がスタートすると、まずは昨日と同じく共通課題の続きから取りかかります。三雲はメモ帳に解いておいた課題を打ち込みますが、試験2日目の段階で水上隊が1人で戦闘シミュをやっている、と諏訪が言っていたら、その話題で持ちきりとなり、メモ帳に課題を解く残業は出来なかったかも、と三雲は考えます。そして戦闘シミュの時間が近付くと、ユニット増加に伴った勝利条件の変更を確認します。勝利条件はユニット数に『3体以上』の差がつけばユニット数が部隊の勝利となりますが、『3体未満』なら引き分け、と引き分けになりやすい勝利条件になっています。
© 葦原大介 ワールドトリガー 224話より
そして、水上はまた1人で戦闘シミュをやるため、他のメンバーに戦闘シミュの事は内緒で個室に引っ込みますが、他のメンバーは水上の事を怪しんでいます。柿崎3番隊は気合を入れて、戦闘シミュに臨みます。
© 葦原大介 ワールドトリガー 224話より
諏訪7番隊の最初の相手は北添4番隊です。北添4番隊は北添の擲弾銃で爆撃の雨を降らせて、南沢が護衛するというスタイルで昨日と同じ戦術のようです。爆撃で三雲のユニットが2体やられるも、諏訪の先読みショットガンや香取・隠岐とヘルプユニットの連携が刺さり3体差で辛勝します。幸先良かったと諏訪隊は喜びますが、香取は複雑そうな表情をしています。北添隊には同じ香取隊の染井がいますが、染井がいるのに北添隊の調子がイマイチなのが、気に入らないようです。
© 葦原大介 ワールドトリガー 224話より
諏訪7番隊は初戦こそ勝利したものの、その後は来馬5番隊には7-10で敗北、水上9番隊には6-12で敗北、村上10番隊には9-11で引き分け、二宮8番隊には5-13で敗北と負けが先行してしまいます。ユニットが増えたことで、強い駒を使った連携が強力になる一方、弱い駒が作る隙や弱点も増えてしまい、かといって弱い駒を敵から逃がすと前線の頭数に差がついて、結局不利になってしまう、という事を三雲ははっきりと分かってきます。諏訪が言っていた通り、ユニットや数字以外の所で差をつけないと、勝ち星が増えない……、と三雲は痛感します。
© 葦原大介 ワールドトリガー 224話より
古寺6番隊に8-11で敗北したタイミングで特別課題③が来ますが、この特別課題③は諏訪が担当することにします。諏訪の操作していたユニットは他のメンバーが担当することにしますが、次の歌川1番隊の試合も7-11で敗北してしまいます。
© 葦原大介 ワールドトリガー 224話より
第8試合は休みで休憩をはさみ、次の若村11番隊には11-6で勝利します。何とか2勝目を取りますが、ここでも香取は同じ香取隊の若村があっさりやられたのが気に入らないようで、浮かない表情です。残りの2試合は1敗1分で、戦闘シミュ2日目は2勝6敗2分で9位タイという結果となりました。戦闘シミュ1日目に比べて、二宮8番隊が1位で水上9番隊が2位と順位が入れ替わっています。
© 葦原大介 ワールドトリガー 224話より
閉鎖環境試験3日目時点での、暫定順位は10位から7位に上がったようで、隠岐や宇井は明日の頑張りで上に行けるかも、とポジティブに結果を捉えます。しかし、染井のいる北添4番隊と若村がリーダーの若村11番隊が10位、最下位の結果となり、香取はやる気がない表情になっています。
© 葦原大介 ワールドトリガー 224話より
香取、急にやる気が失せる
諏訪が明日に向けて、各自が気付いたことを聞こうとしますが、突然香取が机に突っ伏して寝てしまいます。宇井が香取に疲れた?と聞きますが、……なんか……急にやる気がなくなったわ、と香取は言い出します。香取の突然の発言にびっくりする隠岐と三雲ですが、こんな状態で戦闘シミュ3日目は大丈夫でしょうか?
© 葦原大介 ワールドトリガー 224話より
まとめ
戦闘シミュ2日目は操作するユニットが14体に増えますが、それでも水上は2日目も戦闘シミュを1人で操作します。結果、2日目も水上9番隊は5勝0敗5分と好成績を残しますが、戦闘シミュ1日目のように1位とはならず順位は2位となります。戦闘シミュ3日目はさらに操作するユニットが増えそうですが、水上はどんなやり方で対処するでしょうか?
諏訪7番隊は、戦闘シミュ2日目の結果は微妙な感じですが、明日だけ諏訪隊が勝てる『ネタ』探しを優先しています。諏訪が各自気付いたことを聞こうとした時、急にやる気がなくなったわ、と香取が言い出します。以前から気にしていた香取隊の染井や若村を気にしての発言と思いますが、諏訪隊としては困った状況です。香取のやる気を復活させて戦闘シミュ3日目で勝てる『ネタ』を早く見つけないといけませんが、香取のやる気を復活する方法はあるでしょうか?
次回、やる気が無くなった香取を何とかしようと、三雲は香取隊の人たちに電話をすることにします。
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