ハルタ 2022-MARCH volume 92に掲載されているダンジョン飯 82話のネタバレ、感想です。
前回の記事はこちらです。ライオス達は部屋に閉じ込められてしまい、マルシルと会うことが出来ません。
迷宮の異変
エルフがドワーフに連絡
翼獅子と一緒にマルシルは地上を目指しますが、その影響が世界に現れ始めます。陛下と呼ばれているエルフが、鳥からの報告を受けています。“島”の迷宮が決壊し始めた事、悪魔が地上に出ていこうとしている事を、鳥がエルフに報告しています。エルフは通信官を叩き起こすように部下に言うと、ドワーフと話をしようとします。
© 九井諒子 ダンジョン飯 82話より
エルフから連絡を受けたドワーフは、島は長い間安定していたはず、と言い、エルフの軍隊が上陸したからいらん刺激をしたんじゃないか、とエルフに文句を言います。しかし、エルフから安定は見せかけだと言われ、ドワーフも悪魔に裏をかかれたことに気付きます。
© 九井諒子 ダンジョン飯 82話より
ドワーフがノームに話しかけると、ノームも異変に気付いていて大気中の魔力が増加し続けている、と言います。このままでは地上全てが迷宮と化すのは時間の問題だな、とノームが言うと、カーカブルードの連中を向かわせているがどうなか、とドワーフは頭を抱えます。エルフとノームも心配しますが、長くは持たないだろうと心配します。
© 九井諒子 ダンジョン飯 82話より
島の異変に島主もお手上げ
場面は島に変わり、迷宮の形が変わったことで地上部分でも変化が現れます。迷宮から生じた地割れがどんどん広がっていき、島を飲み込む勢いで広がっていきます。さらに島主の所に、カーカブルードの軍隊が上陸許可を求めてきていて、速やかな返答がない場合到着次第、上陸すると言ってきます。他にも商人達が地上の警備を求めたり、港で大混乱が起きるなど、島主の所に連絡が多数来ますが、島主は、もう好きにしてくれー、と叫ぶだけで島主に問題は解決できそうにありません。
© 九井諒子 ダンジョン飯 82話より
島主が叫んだ直後、島主の館の外で大きな音が聞こえます。迷宮の地割れ部分から変な色の煙が出始めて、島の人間は濃度の高い魔力が漏れているのでは?と、言います。すると、マルシルが生み出した有翼の蛇・コアトルが地上へと出始めます。
© 九井諒子 ダンジョン飯 82話より
魔物が地上に出現
コアトルの巨体が地上に完全に出るまであと少しで、その様子を島の子供が眺めています。コアトルの他にも魔物が何体も地上に出ていて、このままでは地上は大混乱となってしまいそうです。
© 九井諒子 ダンジョン飯 82話より
地上で眺めていた子供は父親の所に戻ると、“島”が割れて煙と竜が出てきた、と泣きつきながら見たことを父親に教えます。しかし父親は子供の言う事を信じず、笑いながら大丈夫と答えます。カーカブルードには兵隊が大勢いるから大丈夫、と父親は言いますが、島にあいた穴がおおきなお口みたいだった、と子供は不安そうに話します。
© 九井諒子 ダンジョン飯 82話より
まとめ
カーカブルードとは“島”がある地域よりも南の方の地域の事だと思われますが、おそらくマルシルやファリンがいた魔術学校やチルチャックの実家もある地域の事だと思います。カーカブルードのある東方大陸はドワーフとノームが住民の大半を占めている大陸らしいので、ドワーフの軍隊もこの大陸には存在しているのでしょう。
© 九井諒子 ワールドガイド 冒険者バイブルより
マルシルが地上に出ようとしたことで、迷宮内だけでなく世界に異変が現れ始めます。エルフ、ドワーフ、ノームの地位が高そうな?人達が、連絡を取って話し合いをしていますが、長いことは持たなそうです。ノームのおじいさんが言っている通り、地上全てが迷宮と化してしまうのでしょうか?最後の方で父親と子供が話している後ろに、カーカブルードのドワーフの軍隊と思われる集団がいますが、少しは島の混乱を収拾できるでしょうか?
次回、地上を目指す魔物の群れ率いるマルシルとカナリア隊が激突します。
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