週刊少年マガジン 2019年38号に掲載されている五等分の花嫁 98話のネタバレ、感想です。
前回 97話の記事はこちらです。パンケーキかたこ焼きかで、クラス内で対立が起き二乃は一部女子から恨みを買ってしまいます。
三玖の進路
父親同士で
院長室にて、風太郎の父親が五つ子の父親の所に強引に訪ねてきて、何かが来ているので十数年ぶりの同窓会をしようと話しています。五つ子の父親は、意味が分からないと風太郎の父親を部屋からつまみ出そうとしますが、机の上には封が開いた封筒があります。
© 春場ねぎ 五等分の花嫁 98話より
三玖の進路は?
場面変わって、学校で三玖が日曜日に一緒にお出かけしようと風太郎を誘います。場所は水族館ですが、風太郎は学園祭でたこ焼きとパンケーキ二つともやることになった事を思い出して、複雑な表情をうかべます。三玖はそれだけ皆真剣なんだと言い、風太郎にも当日は食べに来てと誘います。
© 春場ねぎ 五等分の花嫁 98話より
しかし学級長の負担が想像以上に重いらしく風太郎は当日クラスに顔を出せないかもと言い、最近は四葉と東奔西走しているそうです。さらに四葉が演劇部の舞台にも参加すると三玖から聞き、四葉の演技を想像して風太郎は不安になります。
© 春場ねぎ 五等分の花嫁 98話より
風太郎は学園祭の準備で疲れていたようで、水族館で座り込んでしまいます。そんな風太郎を心配しつつも学園祭前に言っておきたいことがあると話を切り出そうとします。しかし風太郎も三玖に言いたいことがあるといい、それは三玖の大学入試判定の結果が「A」判定だった事です。風太郎は三玖が初テストでは32点だったことを思い出し、ついにここまで来たんだなと喜びます。しかし三玖は何か言いたそうですが、授業をした甲斐があったと風太郎が嬉しそうにしている様子を見て、風太郎のおかげ…と言うだけでペンギンを見に行き誤魔化します。
© 春場ねぎ 五等分の花嫁 98話より
見ていた五匹のペンギンが偶然、姉妹のペンギンで三玖や風太郎はペンギンに、二乃や三玖を重ねて楽しみます。三玖はペンギンを見ながら、調理学校に行きたいと言いづらくなってしまったが、ひとまず大学に行ってからでも遅くないかもと考え始めます。風太郎と同じ大学行けるかも知れないと考えながら、風太郎を見つめていますがなかなか飛び込めなかったペンギンが、水に飛び込んだと同時に三玖も正直に自分の気持ちを話します。
© 春場ねぎ 五等分の花嫁 98話より
三玖は調理師を目指す
風太郎に正直に料理の勉強がしたい、だから大学には行けないからと正直に自分の気持ちを三玖は言います。風太郎は三玖が決めたことなら応援すると答えます。
© 春場ねぎ 五等分の花嫁 98話より
が、本心が顔に出てしまい風太郎はすごく複雑な顔をします。三玖は大学に行くのも間違いじゃないと思うとしながらも、今は自分の夢に進みたくて仕方がない、風太郎が特別な人だからそれを伝えたかったと言います。
© 春場ねぎ 五等分の花嫁 98話より
風太郎は特別な人という言葉に反応して聞き返しますが、三玖はもちろん 変な意味でとストレートに表現して誤魔化したりせず告白します。そして自分は伝えて、次は風太郎の番だと三玖は言います。
© 春場ねぎ 五等分の花嫁 98話より
帰り道の途中で風太郎は父親と偶然会い話をしながら家にかえりますが、頭の中では三玖の次は俺の番と言う言葉を思い返し、自分が伝えなければいけない事を考えます。
家に帰ると五月が来ていて、風太郎分の学園祭の招待状を渡してくれます。四葉は学級長の仕事で忙しかったのか渡せていなかったようです。招待状には出し物の無料券や割引券が入っていて便利そうです。
© 春場ねぎ 五等分の花嫁 98話より
風太郎の父親が五月に何もなかったか?と質問しますが、五月は質問がよく分からず心当たりはないと答えます。風太郎は何のことか聞きますが、風太郎の父親は外はもう暗いからと、帰りはちゃんと送るように言うだけです。
© 春場ねぎ 五等分の花嫁 98話より
五月、志望校諦めず
五月を送りながら風太郎は五月に大学入試判定の結果について話しています。入試判定の結果の話になると暗い表情になりますが、希望校は諦めず学園祭返上の覚悟で頑張ると五月は決意を口にします。
© 春場ねぎ 五等分の花嫁 98話より
風太郎はこれで落ちたらやってきたことが無意味になると言いますが、それは違うと五月は否定します。女優の道を目指した一花や、調理師を目指した三玖は最終的に大学の道に進みませんでしたが、二人との時間は無意味だったかと聞かれ、そうは思いたくないと風太郎は答えます。私たちの関係は既に家庭教師と生徒という枠だけでは語れないと言い、たとえこの先失敗したとしても、あなたと出会わなければと後悔することはないでしょうと言います。
© 春場ねぎ 五等分の花嫁 98話より
五月の言葉を聞きながら、この関係は無意味じゃなかったと思い、次は俺の番だと決心します。そして学園祭「日の出祭」が開幕します。
© 春場ねぎ 五等分の花嫁 98話より
まとめ
三玖が風太郎をデートに誘った理由ですが、大学には進まず調理師の道を目指して専門学校に進むことを打ち明けたかったようです。しかし大学入試判定の結果が「A」判定だったことに喜んでいる風太郎を見て、一度は大学もいいかと三玖は妥協しそうになります。が、最終的にはちゃんと自分の意思を風太郎に伝えて、三玖は自分の夢に進むことを決心します。
あとは風太郎の父親が五月に意味深な質問をしていましたしたが、今のところよく分かりませんでした。学園祭で何かありそうですね。
次回、学園祭「日の出祭」初日、始まります。
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コメント
タコ焼きとパンケーキ、どちらかに絞った方が良かったと思うけど。
タコ焼きはそうそう失敗しないけど
パンケーキは…ねえ。
四葉、この演劇がきっかけで
舞台関係に進んだりして。
(裏方、音声、照明等もあるし)
人のサポートが好きな性格だから
彼女に合ってるかも知れない。
風太郎、渡し忘れてたのは
忙しかったから?あるいは来てほしくなかった?
(らいはちゃんはともかくお父さんは見た目が…)
四葉は単純に運動関係の方面に進むと思っていましたが、舞台の裏方関係も性格的にあってそうで、ありえるかもしれませんね。
風太郎が家族に招待状を忘れたのは、らいはがいるし単純に多忙だったからだと思ってます。
父親の見た目は、風太郎は既に諦めていそう(笑)。
思いこみって怖いね。
ペンギンって5つも卵を産むか!?
ツバメじゃあるまいしって思ってたら
5匹は姉妹なだけで別に五つ子って訳じゃないのね(笑)。
5匹、姉妹、⇒五つ子って思いこんでたわ。
実際にペンギンは年に一回の一匹を作るだけで
同じ様な成長の5匹は出来ないらしいんだけど
この作品内だけはアリと言う事で良いのかもね。
私も完全に五匹の姉妹で、五つ子の姉妹と思い込んでいました。このマンガのテーマだけに、完全にそうだと決めつけてた(笑)。
確かに見直すと五つ子のペンギンとは描かれていないですね。
ちょっと記事内の表現も変えておきました。
三玖メインの回と思いきや最後をしめたのは五月。それも風太郎と勇也が帰ったらすでに家に居りカレーまで食べて帰っていく・・いかにも五月らしい行動ですが、単に学園祭の招待状を渡しに来たのでしょうか!?五月はらいはに京都の子のことを含め色々話をしていると思われ、今回も学園祭を前にらいはと話をすることが目的だったと思います。
風太郎と三玖の会話を見る限り四葉の演技に対する認識に違いがあるよう。そりゃそうですよね・・これまで風太郎に過去も気持ちも隠してきているのだから下手なわけがない。風太郎の前では普通でいられないか、もしくは風太郎は無意識に四葉を見分けられているのか・・まあ演劇回になればいろいろわかってくるのでしょう。
「来てるぜ 十数年ぶりだ 同窓会しようぜ」という言葉から“来ている”が人なら同窓会に参加してもおかしくない人・・となると候補は同級生か先生ですね。わざわざ伝えに来ているのだからマルオにとって特別な存在。勇也の言葉を見る限り5姉妹に関係する者・・やっぱり一花曰く「五月ちゃんはまだ追ってるんだね」の実父でしょうかね!?
ちなみにマルオに届いていたのは学園祭の招待状ではないのかも!?と思っています。
五月は単純に学園祭の招待状と、らいはのカレー目当てだと思ってました(笑)。言われてみれば、他にも目的ある可能性ありそうですね。
四葉はこれまでも気持ちを隠して演じてきているので、結構得意なのかもしれませんね・・・、一花も絡んでくるかもしれないし、演劇部の舞台が楽しみです。
勇也が言っていたのはやっぱり、五つ子にも関係してマルオと勇也が同窓会するような人物なんでしょうね。誰だろう・・・、次回以降の話の展開に注目します。
あの封筒、学園祭の招待状だとばかり思っていました、勇也が来ていると言っている人物から送られてきた封筒の可能性もあるのかな。