週刊少年マガジンに2017年36・37合併号より連載を開始した五等分の花嫁、11巻が発売されました。第87話から第95話まで掲載されています。
目次
11巻
11巻、表紙は小指を立てている五月(花嫁)です。
© 春場ねぎ 五等分の花嫁 11巻より
キャラクター紹介
今回のキャラクター紹介では、五つ子たちの本を読むなら…、が書かれています。
一花:以前撮ったホラー映画の続編決定。死んでいるのでオファー来ず。本を読むなら小説。
二乃:制服の衣替えという概念を失っているので一年中カーディガン。本を読むならファッション誌。
三玖:中野家朝食エンドレスパン祭りの犯人。本を読むなら自叙伝。
四葉:映画村で買った木刀を気に入り持ち歩いていた所を職質される。本を読むなら漫画。
五月:大人の下着は念のため押し入れの一番奥に収納中。本を読むならガイドブック。
© 春場ねぎ 五等分の花嫁 11巻より
第87話 私と姉妹①
修学旅行が終わり、お話は五つ子たちが小学生の頃までさかのぼります。この頃は五つ子たちも皆同じ、髪形、格好です。ある日土手沿いを五人で散歩していると、知り合いの女子サッカーの監督から五つ子たちに練習試合に助っ人として参加して欲しいとお願いされます。練習試合は五つ子たちの以心伝心の如きの息の合ったコンビネーションで勝利します。
© 春場ねぎ 五等分の花嫁 11巻より
第88話 私とある男子①
六年前の修学旅行で風太郎と出会った四葉は、二人で京都観光に夢中になります。京都観光に夢中だったせいで気が付くと夜になっており、二人とも携帯も持っていないのでバスで帰ることにします。しかし、四葉はお昼に買った5個分のお守り代金のせいで、全財産を使いきってしまいバスで帰ることが出来ません。一人だけで帰ろうとする風太郎ですが、いきなりお賽銭に全財産を使い切り、結局二人とも帰れなくなります。
© 春場ねぎ 五等分の花嫁 11巻より
第89話 私と姉妹②
五つ子の母親は亡くなってしまいますが、父親に引き取られその後は黒薔薇女子に進学し中学生になっています。中学生になった四葉は他の四人に率先して勉強するように言い、五つ子たちのお手本になるように心がけます。四葉は言葉通り率先して勉強をしますが、なかなか成績が上がらず、何のために勉強してるんだろ…と悩み始めます。
© 春場ねぎ 五等分の花嫁 11巻より
第90話 私とある男子②
転校先の食堂で風太郎と再会した四葉は同じ高校になった事に驚きながらも、嬉しくて風太郎に声をかけようとします。しかし、今でも勉強を頑張っていてテストでも100点をとっている風太郎と、追々試が不合格になり転校になった自分自身を比べて恥ずかしくて言い出せず、四葉は風太郎に自分の事を言い出せません。やっと気付いてくれた風太郎にも、初対面のフリをして四葉は話します。
© 春場ねぎ 五等分の花嫁 11巻より
第91話 偶然のない夏休み
風太郎たちは夏休みに入り、高校生活最後の夏が始まります。二乃はまだ海に行きたいと言っていますが、五つ子たちはそれよりも築46年経過したことで取り壊しになるアパートを退去して、新しい家を探して引っ越す必要が出てきます。この後受験があるので夏休み中に済ませたいと四人で話していますが、アパートの外では一花が、自分はいなくなるので妹たち四人でということになります、と携帯で話している所を偶然五月は見てしまいます。
© 春場ねぎ 五等分の花嫁 11巻より
第92話 秘密の痕
引っ越しでなかなか五つ子たちと会えませんでしたが、風太郎は自分から五人をプールに誘います。久しぶりに風太郎に会えると喜ぶ二乃たちですが、五月だけは修学旅行以来他の四人は皆どこか態度がおかしく、風太郎さえいなければ姉妹は平和だと思い今日一日何事も起きないように祈ります。
© 春場ねぎ 五等分の花嫁 11巻より
第93話 ツンデレツン
風太郎はバイト先の店長が入院している病院に向かいながら恋愛ガイドを読んでいます。「押してダメなら引いてみろ」のページを見て、これが恋のテクニック…、なるほど深い…、やはり先人の教えは偉大だ、とよくあるテクニックに風太郎は大変感心しています。が、恋愛ガイドには頼らないと決めた風太郎は本をしまいますが、一緒に見舞いに行くため合流した二乃は、何故か異常に冷たいです。
© 春場ねぎ 五等分の花嫁 11巻より
第94話 分枝の時①
一花は9月から長期ロケが始まるタイミングで、学校を辞めて仕事の女優業に専念する決心し四人にも決意を伝えます。あと半年で卒業で皆で同じ学校に通って卒業したい二乃は何でそんな大事なことを相談してくれなかったのよと怒りますが、四葉と五月は一花の夢を理解し、一花を応援します。学校にも正式に学校を辞めることを伝えて了承されます。
© 春場ねぎ 五等分の花嫁 11巻より
第95話 分枝の時②
風太郎は一花が学校を辞めることに納得できず、一花を説得しますがあっさりと失敗してしまいます。しかし、諦められない風太郎は三玖がバイトをしているパン屋でバイトをし、お金を貯めて一花が所属する芸能プロダクションを訪れます。そして再び一花に学校を辞めることを考え直して欲しいとお願いします。しかし、一花の決意は固くプロダクションの社長からも一花が決めたことを尊重したいと言われます。
© 春場ねぎ 五等分の花嫁 11巻より
描き下ろしオマケ漫画「五つ子ちゃんはキャラ付けを五等分できない。」
小学生の頃、四葉が他の皆に間違えられないように髪飾りをつけましたが、五月が真似した時のお話です。四葉はいつの間に星の髪飾りを買ったのか五月を問い詰めますが、それは買ったものではなく浜辺で見つけたものでした。。。四葉は聞かなかったことにします。
© 春場ねぎ 五等分の花嫁 11巻より
まとめ
四葉過去編のお話では、六年前の京都での修学旅行で四葉と風太郎が会った時の話や、その後の中学生、高校生での五つ子たちの変化、そして何故転校することになったかが明らかになります。
そして、夏休み編では前から少し話があった一花が学校を辞める話が具体化し、風太郎は一花が学校を辞めず、何とか五人で学校を卒業させられないか奮闘します。
今まで四葉が風太郎と昔会っていたか曖昧だったと思いますが、京都の修学旅行で会っていたのは四葉で、その事を四葉はちゃんと覚えていてその頃から風太郎の事をずっと好きだった事が分かりました。それを踏まえて一話から見返すと、風太郎への想いを秘めていると思われる場面があり、違う見方が出来て面白いです。
12巻のネタバレ、感想はこちらの記事です。
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1巻~10巻のネタバレ、感想も書いています。こちらからどうぞ。
コメント
一花の紹介文、某野球アニメの双子の弟を思い出したよ(笑)。
彼の声優さん曰く、回想シーン等で出演があるかもと心づもりはしてたのに
一切無かったと言う。
確かに(笑)、それが元ネタなのかも。