週刊少年ジャンプで連載中のカグラバチ 第122話のネタバレ、感想です。
前回の記事はこちらです。

三月二十一日、妖刀計画始動
国重が、すば琉特製にぎりめしをおいしそうに食べています。瓜田も自分の作ったおにぎりを、絶妙な力加減、空気との調和、俺が握ったおにぎりはおにぎりを超越する、と自画自賛しています。場面の状況から第116話で、瓜田が国重にすば琉特製にぎりめしをご馳走しようとした時の続きの場面と思われます。
© 外薗健 カグラバチ 122話より
国重が滅多に刀を売らない理由
国重は瓜田の書いた本を読んでいて、瓜田の本に書かれている事は出鱈目ばっかりだと見抜いていました。瓜田はお前のような奴は試行錯誤の末に嘘を見抜くと褒めますが、国重は時間を無駄にしたと怒ります。しかし、瓜田は無駄じゃないと答え、嘘を見抜く過程で試行錯誤した結果、確かな論理(ロジック)が形成された、と瓜田は意義を強調します。雑魚があの本を読めば諦める、そして洗練された刀鍛冶だけがこの世に残る、と瓜田は自分の本は無駄でないと主張しますが、国重はお金返してと言い、瓜田はすば琉特製にぎりめしをもう一つ国重に出し、国重もこれでチャラにします。そして、瓜田は国重ほどの鍛冶なら公に活動すればすぐに何かしらの称号がつき、称号がつけば国重の作った刀の値も張り、飢える事もなくなるのに何故しないのかと聞きます。すると、国重は人を殺す武器を売って生活することに、居心地の悪さを感じている事を瓜田に話します。
© 外薗健 カグラバチ 122話より
しかし、国重はそれでいいと言い、その中で良い刀を“人を護る為の刀”を作ろうともがいていくべきなんだ、と自分の考えを話します。人間国宝とかそういう称号は、この生業を真っ直ぐ肯定されてしまうような気がして怖いんだよ、と国重は言いますが、すぐに人間国宝である瓜田を否定したいわけじゃない、俺のあり方の話だ、と瓜田にあくまで国重自身の考えである事を伝えます。
© 外薗健 カグラバチ 122話より
国重の野望は最高の刀を打つこと
すると瓜田から、生意気だな、飢えてちゃもがくことも出来なくなるぞ、と言われ、野望はあるんだろ?と聞かれます。国重は、ああ 最高の刀を打つことだ、と答えますが、瓜田に、“最高の刀”とは?と、再度聞かれると、国重は、わからない、とつぶやきます。そして、だから…打つ、何千回だって、と国重は言います。
© 外薗健 カグラバチ 122話より
場面は変わり、柴が杁島会談終了後の三月二十日に、六名の遺体を抱えて本土に到着した後に移ります。同日16時に妖術局では会議が行われていて、20年前の一鬼、嘉仙、亥猿と思われる人物もいます。柴は20箇所以上の骨折と臓器も損傷していて重体ですが、妖術による治療によって事情聴取が可能なほどには回復していますが、しばらく復帰は厳しいようで一鬼達にその内容が伝えられています。そして、はるか昔に滅んだはずの箕加星の一族が海に潜んで生きていたという事実に、会議出席者の一部は驚いています。
© 外薗健 カグラバチ 122話より
亥猿が箕加星の要求を確認すると、最初は杁島と、杁島で採掘した雫天石と、東京・千葉・神奈川の3都県が要求内容だったはずですが、戦闘後に要求内容が修正され、最終的な要求は亜利雨が柴に直接伝えた内容になったようです。亜利雨は柴に、箕加星の祖先は曽我によって追い詰められたと言い、最後の島でただ一族の安寧を祈り続けていただけなのに、曽我の姫による予言によって謂れのない“悪意”を読み取られ、虚地の重力によって海に沈められた、と亜利雨は主張します。そして、虚地を操る曽我ヒロトが健在だったように、今も姫がいるのだろう、と亜利雨は柴に質問します。
© 外薗健 カグラバチ 122話より
箕加星は曽我の姫・曽我千晃も要求
そして、亜利雨が柴に伝えた最終的な要求内容は杁島、杁島で回収した雫天石、そして曽我の姫でした。曽我の姫はこの国の妖術師を取り巻く秩序体系の象徴であり中枢で、曽我の姫を失えば秩序が崩壊するので曽我への復讐になると会議出席者の一部は考えますが、その考えを別の出席者が否定します。
© 外薗健 カグラバチ 122話より
箕加星の爺さんは、曽我は滅ぼさなければならない、だがその血には価値がある、と柴に言い、姫には私の子を産ませる、その後曽我は皆殺しだ、と一方的に伝えます。会議出席者は、血に妖術が宿るので、曽我の血でこの国の秩序を持っとり日本を“支配”しようとしていると箕加星の狙いを推測します。
© 外薗健 カグラバチ 122話より
別の会議出席者がなぜ奴らが裏の秩序体系まで知っていたのか気にしますが、奴らは“雫天石”という呼称まで把握していたので、おそらく杁島にいた政府関係者ではないバカ辺りから大まかな情報を引き出したのだろう、と亥猿は推測します。千晃は杁島会談が終了したと思われる時刻に気を失ったようですが、今は意識を取り戻していて、杁島での結果を受けてさらなる予言が雪崩れ込んだようです。
© 外薗健 カグラバチ 122話より
千晃が予言したのは、地獄が…来る……、というものでした。政府の姿勢は箕加星の言い分は正当性に欠けると“断固拒否”で、政府はこの二年で創設した“対妖術戦略陸軍”の拡大を進める方針のようです。
© 外薗健 カグラバチ 122話より
より具体的な対策は妖術局に委ねられているようですが、会議出席者の一人は戦力が足りないとつぶやきます。曽我ヒロトの強さは特異点で最強の存在で、ヒロト一人で有力な一族を一個黙らせていたようです。そして、それに遜色のない三人を加えた史上最強の部隊を亜利雨は一人で蹂躙し最終的には無傷でソファに腰掛け、柴一人を帰らせていて、それと同等の力を持つ者があと五人いる、人員を増やしてどうこうなる相手ではない、と会議出席者の一人は言います。
© 外薗健 カグラバチ 122話より
“餓者の炎骨”は懐柔主が現れず
会議では“怪魑”のストックや“餓者の炎骨”が使えないか議論しますが、“怪魑”は消耗品のようで使いどころを選ばないと不発になってしまうようです。“餓者の炎骨”も香刈家に打診しているようですが、この20年前の時点では懐柔主は久しく現れていないようで難しいようです。会議は紛糾しますが、その時後ろにいた蓮見が手を挙げます。
© 外薗健 カグラバチ 122話より
一方、病室にいる柴の様子を国重は見に来ますが、まだ復帰は難しいと言われていたはずの柴はベッドから起きて、服を着替えていました。国重は柴に動いていいのかと聞きますが、…動かなあかん、と柴はつぶやきます。柴の前には真城が持っていたと思われる刀が置いてありました。国重は柴の後輩の真城が杁島会談の戦闘で殺された事を蓮見から聞いて知っていて、柴にそれ以上声を掛ける事が出来ませんでした。場面は会議へと戻り、蓮見は日本最強の部隊を蹂躙したのは雫天石の力で、敵は雫天石の莫大なエネルギーを妖術に昇華していた事を指摘します。そして、圧倒的な差が見えるようでも、雫天石の力だけが敵にとって唯一のアドバンテージだとさらに指摘します。
© 外薗健 カグラバチ 122話より
壱鬼は、何が言いたい勝ち筋は雫天石の攻略にあると?と蓮見に聞きますが、もう一人の会議出席者はほとんど答えは出ていると言い、二年かけても未だに解明できていないじゃないか…!!敵にも焦りはない、あの石を扱うことは我々には体質的に不可能ということじゃないのか?と、蓮見の意見を否定します。一方、病室では柴が国重に、蓮見さんからどこまで聞いた、と質問していました。
© 外薗健 カグラバチ 122話より
国重は、…全て、と柴に答えます。会議では蓮見が、…何か手があるというのか、と聞かれています。そして“妖刀”計画と書かれた冊子があり、三月二十一日 0時00分 始動、と最後に描かれていて妖刀計画が始動します。
© 外薗健 カグラバチ 122話より
まとめ
第122話では、杁島会談での戦闘で六名が死亡した事と、箕加星の最終要求の内容が妖術局に伝わり、今後の対応で会議は紛糾します。箕加星は杁島や日本が採掘した雫天石だけでなく、曽我の姫・曽我千晃を要求します。千晃に箕加星の子を産ませて、曽我の血をもって日本の“支配”を狙っているようですが、意外だったのが王子の亜利雨でなく曽我の爺さんの子を産ませるそうです。曽我の爺さんは息子で第一王子の亜利雨に、箕加星の一族の実権を譲る気はなさそうですね。
日本政府は箕加星の要求に対して断固拒否の姿勢のようですが、戦力が足りないという事で戦力をどうするかで議論は混迷します。第一部で名前だけ出た“怪魑”がここでも出ますが、“怪魑”は消耗品のようで使い所が難しいようです。そして、“餓者の炎骨”ですが香刈緋雪のような懐柔主は20年前にはおらず、戦力について結論が出ません。ここで蓮見は国重に全てを伝えているようで、状況から見て蓮見は国重に妖刀計画の事も伝えていると思われます。この会議で妖刀計画の事を伝えて、いよいよ国重は雫天石から妖刀を作り始めるのでしょうか?次回の展開に注目です。
次回は、2026年6月1日(月曜)発売予定の週刊少年ジャンプ 2026年27号に掲載予定です。
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