湯神くんには友達がいない11巻には第52話から第57話まで掲載されています。湯神と天城高校のエース 林山とのちひろ争奪戦？と、先生とのひとり飯、湯神とちひろの絶交編のエピソードが主に収録されています。
目次
11巻の収録内容
第52話 湯神くんは考える
ちひろとイチャついていた湯神が天城高校のエース 林山に絡まれます。ちひろが好きな林山は、いろいろ勘違いして湯神もちひろを好きだと思い込み湯神に彼女が欲しいと思っているだろうと問いただします。ところが湯神が彼女を欲しいと思っているかどうかを真剣に悩みだした結果、事態は思わぬ方向に動いてしまいます。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 11巻より
第53話 湯神くんは競わせる
第52話で野球の春の大会でちひろをかけて勝負する事になった、湯神と林山です。ちひろはこんな勝負で付き合う彼氏を決めたくないので、勝った方と映画に行く事でいやいやながら合意します。早速、春の大会に向けて準備を始めた湯神は、マル秘ノートに何かをメモし始めました。前科（4巻19話の評価システムの事）のある湯神なので、部内では春の大会に向けて選手の選別が始まった、ポジション総入れ替えもありえると噂になります。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 11巻より
第54話 林山くんは満たされたい
そして春の大会、一回戦が始まりますが上星高校はなんと一回戦で敗退してしまい、林山と戦う前に敗れてしまいます。敗れた原因はチーム内で不協和音が発生した結果、チーム内で足を引っ張り合い自滅した事です。一方、林山は勝負すら出来なかった事がかえって怒りの原動力となり、春季大会で優勝します。ちひろは林山との約束がどうなるか、気になって不安になりますが、結末は意外な事になり、結果ちひろは救われます。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 11巻より
林山に襲われた時の対処法をちひろに伝授する湯神。こんな感じでちひろをどんどん不安にさせていきました。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 11巻より
第55話 湯神くんはひとり飯
野球部の副顧問になった興梠、昔は先輩や同僚の先生に誘われても、昼休みぐらい一人になりたいと一人で天ぷらソバばかり食べていました。しかし、ある時女生徒から「天ぷらぼっちスマホ」などとあだ名をつけられている事にショックを受けて、以後は付き合いも良くなり、飲み会や食事にも積極的に参加するようになりました。飲み会や食事を通じて人とコミュニケーションをとる事の大切さを知った興梠は、部活で孤独なように見える湯神にもコミュニケーションの大切さを伝えたいと思い、とんかつ屋に誘います。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 11巻より
第56話 湯神くんはルーティンワーク
湯神のルーティンワークについてのお話です。湯神はポイ捨てしてあるごみはゴミ箱に入れます。レジでは商品のバーコードを店員側に向けます。電車ではお年寄りに席を譲ります。この行動理念は良い行いをしていれば、いずれ回りまわって自分の特になると言う考えからです。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 11巻より
しかし春の大会で一回戦負けする等、最近どうもツキが無いと悩んでいて湯神ですが、ちひろと同じ部活の後輩、野上から占いの話を聞きます。最初は胡散臭い話だと聞いていた湯神ですが、占いは人類の経験値から統計的に導かれた科学だと自信を持って聞かされ興味が出てきます。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 11巻より
おまけドキュメンタリー漫画
第55話でとんかつ定食での三角食べに関して、熱く語っていましたがさらにドキュメンタリー風に熱く語っています。三角食べを禁じるきっかけとなった内山田への思いも語っていてなかなか面白い、おまけ漫画になっています。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 11巻より
まとめ
湯神と天城高校のエース 林山は勝負すらすることなく、湯神が負けてしまい、ちひろは林山の毒牙にかかるか？と思っていました。が、林山が自己解決してしまうというちひろ的に踏んだり蹴ったりなお話です。
そして第56話の最後で湯神はちひろを怒らしてしまい、絶交されてしまいます。そんなに気にしていないように見える湯神ですが、12巻でどうなるでしょうか。ちひろとは仲直りできるでしょうか。
前巻、10巻のあらすじ、ネタバレはこちらの記事です。
次巻、12巻のあらすじ、ネタバレはこちらの記事です。
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