【ネタバレ】カグラバチ 第125話「製鉄」感想、ネタバレ

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週刊少年ジャンプで連載中のカグラバチ 第125話のネタバレ、感想です。

 

前回の記事はこちらです。

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“神”を手懐ける

学者がおそらく妖術局の人間と電話をしていますが、箕加星の雫天石への適応について話をしています。箕加星には並外れた生命力があるが、それだけで雫天石に適応できるとは思えない、というのが学者の考えです。そして、箕加星の先祖がただ雫天石に祈りを捧げてきた、という部分に学者は注目します。また学者が見た文献には、箕加星の先祖らしき人物が雫天石に祈りを捧げている場面がありますが、何故か胴体に大きな穴が空いた死体らしきものが五体ありました。

© 外薗健 カグラバチ 125話より

生贄を捧げて

どの文献にも、生贄を捧げて、という文言があるようで、箕加星は雫天石の力を手にするべく、人間として大きな代償を払ったのではないか、と学者は推測します。学者は文献の中身が曽我家によって情報操作された可能性があるとしつつ、箕加星が雫天石を我々の神と言っていた事を指摘し、雫天石は本来、人間が触れるべきではない、禁忌の代物なのだ、と学者は断言します。

© 外薗健 カグラバチ 125話より

 

場面は国重と瓜田と柴の三人が“たたら製鉄”を行っている製鉄所へと移ります。“たたら製鉄”は日本刀の原料となる不純物が極めて少ない最高品質の鋼「玉鋼」を生み出すもので、職人たちは三日三晩に渡り粘土で作った炉に鞴(ふいご)で風を送り、人力で砂鉄と木炭をくべます。この原始的な方法でなければ「玉鋼」は作れず、時間は三月二十七日の正午で、炉に送風を開始してから7時間が経過していました。

© 外薗健 カグラバチ 125話より

 

そんな時間に妖術局の丈治が製鉄所を訪れ、国重と瓜田に手を止めるように注意します。丈治は蓮水が見逃しても自分はそうはいかないと言い、瓜田が加担しているだろうと思って、ツテを辿ってこの製鉄所を特定したと言います。丈治は妖術局の本部の人間もじきに来ると言い、彼らはこれほどゆっくり話してはくれないと三人に忠告します。本部の人間とはここのコマを見る限り亥猿のことのようで、亥猿が本部の人間を指揮して製鉄所に来るようです。丈治は雫天石がどこにあるか聞きますが、柴が粉々にしたと言うと、…は?と驚きます。すると瓜田が何人も現れて、たたら製鉄の説明を丈治にします。たたら製鉄では基本、木炭と砂鉄を使うそうですが鉄鉱石を使う場合は砂鉄みたいに粉々に叩いて砕くそうです。

© 外薗健 カグラバチ 125話より

瓜田の妖術は自分を増やす

瓜田が何人もいて丈治はさらに驚きますが、これは瓜田の妖術のようです。瓜田の妖術は分身のように自分を増やすようで、「寿司すば琉」では握り、注文、洗い物、出前、全てを大将の瓜田が同時にやってのけていたようです。たたらには人員が必要ですが、俺はうってつけだぜ、と瓜田は丈治に言います。

© 外薗健 カグラバチ 125話より

 

柴から声を掛けられると、妖刀を作ろうとしているのは千晃を救うための無茶だと丈治も分かっているようですが、雫天石の製鉄は危険で大規模な事故の予言を千晃も見たようで、「妖刀」計画の棄却には千晃の助言もあった事を丈治は指摘します。

© 外薗健 カグラバチ 125話より

 

もしこのまま製鉄を続けて爆発が起きて街に届けば、予言をわざわざなぞるだけでそんなことは千晃も望んでいないはずだ、と丈治は柴に言います。そして、蓮水や柴の気持ちも分かるが止めるべきと丈治は柴達を説得しようとしますが、国重は街へは爆発は届かないと丈治に答えます。その予言ってのは当人の選択によって避けられるんじゃなかったか?と、国重が言うと、丈治は、だから中止を…、と止めようとしますが、やり方を工夫すればいい、と丈治に言います。

© 外薗健 カグラバチ 125話より

 

国重は今回、製鉄に雫天石だけでなく歩留まりが良く加工しやすい餅鉄を使っていて、約十倍の量の餅鉄を雫天石と共に炉に投入していました。その大量の餅鉄の中に雫天石を仕込めば、小粒でかつ雫天石同士で密集していなければ、固有粒子の働きは弱くなり、もし爆発が起きても勢いは分散され爆破範囲はせいぜい半径2・3百メートルとなり、事故で死ぬのは自分たちだけで済むと国重は丈治に説明します。

© 外薗健 カグラバチ 125話より

 

さらに瓜田は、国重の眼には特殊な膜が張ってるそうだ、と丈治に言います。刀鍛冶には高温の炎を素目で見続けることによって、失明してしまう者がいるそうですが、国重の眼は熱に灼かれ修復を繰り返すことで、筋繊維が損傷を経て肥大化するように視覚能力は徐々に向上していくそうです。

© 外薗健 カグラバチ 125話より

 

つまり火を見るほど国重の目は良くなるそうですが、それでも危険な事に変わらないのなら、と丈治は国重を止めようとします。すると国重は、雫天石は熱していけば千度を超えたあたりで限界を迎え暴発するが、緩急をつけながら温度を上げれば粒子のリズムは狂い、この粒子の活発化をうまく抑えながらゆっくり温度を上げていけば、暴発せずに鉄鉱石の溶融温度まで達することも可能だと思う、たたらなら微調整ができる、と丈治に言いますが、丈治は半信半疑で国重の話を聞きつつ、こんな感覚的な話に納得できているのか?と丈治は瓜田に聞きます。

© 外薗健 カグラバチ 125話より

 

瓜田は納得していないが、国重の才能には納得していると丈治に答えます。そして、天から与えられたものばかりでなく、粒子を目視できるほどにまで…となれば、国重が炎の前に居座り続けたという“継続”の証明になると瓜田は考え、面白ェもん見してくれよ、と国重に話しかけます。

© 外薗健 カグラバチ 125話より

 

たたらの現場の職人は炎の色や形の変化、燃焼する音、臭い、肌で感じる熱で送り込む風の量、砂鉄や木炭を投入するタイミングを見極めていて、国重はこれらをずっと炉の前で微調整していました。瓜田は炉の温度は既に1200度を超えていると言い、丈治は千度を超えても暴発していないことに内心驚きます。

© 外薗健 カグラバチ 125話より

 

六平の采配次第でいつ暴発してもおかしくはない、命が惜しけりゃ離れてろ…!!と、瓜田は丈治に警告しますが、丈治はもう国重の反対はせず炉から離れようともしません。そして、炉から初ノロが出てきます。

© 外薗健 カグラバチ 125話より

初ノロが出て鋼が出来始める

“鉄滓(ノロ)”とは鋼が生成する際に吐き出される不純物で、炉の中で鋼が出来始めている証拠です。

© 外薗健 カグラバチ 125話より

 

雫天石から鋼が出来始めますが、ここからだ“神”を手懐ける、と国重は笑みを浮かべながらつぶやきます。

© 外薗健 カグラバチ 125話より

まとめ

第125話では、炉に雫天石だけでなく大量の餅鉄を加えて、暴発事故が起きても街に被害が及ばないように国重は工夫をして、たたら製鉄を続けます。瓜田の妖術も判明し、瓜田は自分を増やして国重と実質2人でたたら製鉄を行っていました。そして、1200度を超えても暴発はせず、初ノロが出て鋼が出来始める証拠を確認できました。

妖刀作りは順調のようですが、妖刀には命滅契約による制限機構が施されるはずです。どんな経緯で命滅契約という考えが出来たのでしょうか?残念ながら来週から暫くは休載ですが、今後の展開を期待しながら連載再開の8月頃を待ちたいと思います。

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